犬が耳をぴょこぴょこと動かす時の心理
1.こっちを見てくれて嬉しい♡
犬が耳を横に倒すようにぴょこぴょこと動かす時の心理は「こっちを見てくれて嬉しい♡」です。
フレンドリーな犬は人に注目されるだけで喜んでくれることがあります。
犬の嬉しそうな視線を感じた時は、アイコンタクトしてあげましょう。
2.おりこうさんに待ってるよ♡
犬が耳を横や後ろに倒すようにぴょこぴょこと動かす時の心理「おりこうさんに待ってるよ♡」です。
飼い主が家事や作業をしている時、そばでジッと待っていますよね。
たまに愛犬に目をやると、耳をぴょこぴょこと動かしてサインを送ってくれます。
おりこうさんに待てている姿を飼い主に見せて、喜んでもらいたいのです。
「えらいね」「もう少し待ってね」など優しく笑顔で声をかけてあげるともっと喜びます。
3.遊んでくれる?
犬が耳をぴょこぴょこと動かす時の心理は「遊んでくれる?」です。
お座りや伏せの体勢で「遊ぼう!」と声がかかるのを待っています。口のおもちゃをくわえていることもありますよね。
遊んでくれそうな人のそばへ行ってはアイコンタクトをし、「遊んでくれる?」と耳をぴょこぴょこ動かすことで伝えようとしているのです。
犬は遊んでくれる人と遊んでくれない人を見分けることができるため、(遊んでくれなさそうだな…)と感じた人のところへは行きません。
そんなときは耳をぴょこぴょこ動かす仕草も見られないかもしれません。
4.頭を撫でてほしいな♡
犬が耳を横に倒すようにぴょこぴょこと動かす時の心理は「頭を撫でてほしいな♡」です。人が撫でやすいように耳を横に倒しているんです。
たち耳の犬の場合、耳を横に倒してくれると本当に撫でやすいですし、耳に触れられることが苦手な犬であっても触れ合うことができます。
わざわざ撫でやすいようにしてくれているなんて…♡。犬って本当に人をよく理解した健気な動物ですよね。
5.ちょっぴり不安…
犬が耳を横や後ろに倒すようにぴょこぴょこと動かす時の心理は「ちょっぴり不安…」です。
愛想よく振る舞いつつも不安な気持ちを隠すことができないのでしょう。
例えば、動物病院で獣医さんに対してよく見せる仕草です。
攻撃をしたり危険を感じたりする人ではないけれど、嫌なことをする人だから不安…というような気持ちが耳の動きに表れるのです。
初対面の人が近づいて来た時にもよく見られる仕草です。
人と接することは好きだけれど、初めて会う人だから情報もなく、どんな性格なのか相性が良いのかも分からないため、不安と緊張でいっぱい…とうような気持ちが耳の動きに表れるのです。
6.ここで待ってるね♡
犬が耳を色んな方向に倒しながらぴょこぴょこと動かす時の心理は「ここで待ってるね♡」です。
これは犬に対してよく見せる仕草です。相手の犬が自分に対して不安や警戒の気持ちを持っているのでしょう。
そんな相手に対しては自分から近づくのではなく、相手が少しずつ近づいて来てくれるのを待っているのです。
相手を不安にさせたり怖がらせたりしないようにするためです。
耳をぴょこぴょこと動かすことで「心配しないで!」「仲良くしよう!」「一緒に遊ぼうよ!」と伝えたいのです。
まとめ
犬が耳をぴょこぴょこと動かす時の心理を6つ解説しました。
- こっちを見てくれて嬉しい♡
- おりこうさんに待ってるよ♡
- 遊んでくれる?
- 頭を撫でてほしいな♡
- ちょっぴり不安…
- ここで待ってるね♡
ポジティブな気持ちとネガティブな気持ちを見分けたい時は、耳の動き・しっぽの動き・表情の3つを合わせて観察すると分かりやすいです。鳴き声にも表れることがあります。
犬は表現力が豊かなので、伝わらないと感じた時には方法を変えてくることがあります。人にはそれを読み取る力が必要だと思います。