犬との相性が最悪な動物4選 一緒に飼うべきではない理由を解説

犬との相性が最悪な動物4選 一緒に飼うべきではない理由を解説

『犬との相性が最悪な動物』についてまとめました。どのように相性が悪いのか、一緒に飼うべきではない理由、とくに注意が必要な犬種を解説します。

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犬との相性が最悪な動物

犬の背中にうさぎ

1.鳥類

インコや文鳥などの鳥類は犬との相性が最悪な動物です。

  • レトリバー
  • セッター
  • スパニエル
  • ポインター

このような犬種はとくに注意が必要です。鳥猟犬として活躍してきた歴史を持つ犬種だからです。本能的に鳥類を捕えようとすることがあります。

全ての鳥猟犬種と鳥類との相性が最悪なわけではありません。飼い主のしつけによって鳥類と仲良く暮らすことも可能です。

鳥猟犬は基本的にはハンター(飼い主)の指示に従って狩りをします。ハンターが撃ち落とした獲物を見つけて持って帰って来るのが主な仕事内容です。

追跡することや探し出すこと、捕らえて持ち帰ることなどを教えたり指示したりしなければ、鳥類を獲物だと捕らえることはないと思います。

2.うさぎ

うさぎは犬との相性が最悪な動物です。

うさぎはストレスに敏感で弱い動物です。犬が吠えるだけでも大きなストレスになります。

執拗に追いかけ回されたりすると、ストレスによって健康を害してしまう恐れがあります。

  • 動く物を追いかけ回してしまう
  • インターホンの音に吠える

どちらも犬にはよくあることですが、うさぎとの相性は最悪なので、犬が先住である場合には後からうさぎを家族に迎えることは難しいかもしれません。

とくに注意したい犬種はテリア種とダックスフンドです。テリア種は小動物を捕えることを目的とした狩猟犬です。

ダックスフンドは地面に巣穴を掘って暮らす小動物を捕えることを目的とした狩猟犬です。手足が短く体が細長いのは、巣穴に潜り込むためなのです。

3.ハムスター

ビーグルとハムスター

ハムスターは犬との相性が最悪な動物です。

ハムスターは夜行性であるため、犬とは生活時間が違います。真夜中に回し車をカラカラと回したり、ごはんを食べたり、排泄をすることもありますし、声を発することもあります。

ハムスターをしつけることで人や犬と同じ時間に生活させるなんてことは不可能です。

まれに「お手」をしてくれるハムスターがいますが、昼間に活動して夜に寝るという生活をしつけることはできません。

お互いの生活音がストレスになりやすく、健康寿命を縮めてしまうことがあります。

ハムスターの平均寿命は1年~2年です。長くても2年~3年、ギネス記録は4年半です。ストレスなく長生きしてほしいですよね。

4.猫

猫は犬との相性が最悪な動物です。群れで行動する習性のある犬と単独で行動する習性のある猫だからです。

犬は群れの仲間と常に一緒に過ごしたい動物で、ひとりになると不安や寂しさを感じます。

猫はひとりで過ごすことを好む動物で、犬がまとわりつくと嫌がって逃げたり隠れたりしてしまいます。

私は今、犬と猫と同居しています。犬が先住で猫を後から迎えましたが、初めの相性は最悪でした。

犬は猫を追いかけ回すし、猫は犬を猫パンチしたり噛みついたり威嚇してばかりいました。

しかし、一緒に暮らし始めてから4年が経ち、相性はうんと良くなりました。

お互いがお互いの存在を認め、お互いのことをよく知ったからだと思います。

未だにお互いの苦手な部分や受け入れられない部分もありますが、上手く付き合うことができるようになったのです。

まとめ

猫とポメラニアンの子犬

犬との相性が最悪な動物を4つ解説しました。

  • 鳥類
  • うさぎ
  • ハムスター

私が実際に犬と他の動物と一緒に暮らしてみて、「相性は最悪だったな…」と感じた動物をご紹介しました。

これまでに鳥類・うさぎ・ハムスター、そして今は犬と猫と暮らしています。

相性を最悪だと感じたのは暮らし始めたばかりの頃です。しばらく一緒に生活していると、みんな慣れてきます。

初めは相性が最悪でも、時間が経てば家族として仲良く暮らせるようになります。

ただし、むやみに他の動物を迎え入れるのはやめましょう。先に暮らしている動物を優先してあげてください。

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