犬がこの仕草をしていたら病院へ!見落としがちな『危険な行動』3選

犬がこの仕草をしていたら病院へ!見落としがちな『危険な行動』3選

犬は本能的に、痛みの兆候を隠そうとする生きものです。そのため痛みのサインが分かりにくいことも。今回は、犬の何気ない仕草に隠された、病気の予兆かもしれない行動をご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

早めの発見、早めの病院が吉

女性獣医と犬

犬の病気は飼い主が「あれ?おかしいな」と感じたときには、すでに進行している場合があります。日常の仕草をよく観察して、小さな変化に気づいてあげることが大事です。

見落としがちなサイン3選

白いプードル

では、私たち飼い主は、愛犬のどんな仕草に気を付けるべきなのでしょうか。見落としがちな犬からのサインを3つ見ていきましょう。

1.やたらと顔をこすりつける

愛犬が自分の顔を毛布やソファにこすりつける仕草は、日常でよく見られる光景です。しかし、あまりにも頻繁にその様子が見られる場合には、少し注意してください。

例えば「目にかゆみがある」「まぶたにできものがあり違和感を感じている」「眼球に傷が付いている」どの可能性があります。他には鼻のトラブルなども考えられます。

2.ハァハァとあえぐように息をする

運動の後や気温が高いとき、犬は舌をできるだけ長く伸ばしながら、ハァハァと荒い息をして体内の熱を放出させます。これはパンティングと呼ばれる自然な行動ですが、運動も暑さも関与していないにも関わらず、激しいパンティングが見られた場合には気分が悪いのかもしれません。

不快感、よだれの出具合、体温をチェックして、早めの受診をおすすめします。(逆に呼吸があまりにも浅くつらそうな様子が見られたら、呼吸時に痛みがあるのかもしれませんので、こちらも注意してください)

他には、心臓が悪い場合や、何らかの原因で呼吸困難が起こっている場合にもハアハアします。命にかかわることがありますので、早めに受診してください。

3.食欲不振

「うちの子は、あまり食べてくれないのが悩みです」とおっしゃる飼い主は多いものです。せっかく用意したのに…、と、時にはいらだちを抱えることもあるとか。しかし、その食欲不振は単なるわがままと捉えるのは危険かもしれません。

例えば、歯茎に炎症があるときは硬い食べ物を避けるため、主食であるドライフードを食べず、柔らかい食べ物なら食べるでしょう。

また、関節など身体に痛みがあるときは、床に置かれた食器で食べることが苦痛になります。食器からは食べなくても、手で食事を差し出すと食べてくれるといった様子が見られるのです。

他にはこんな行動に注意

暗いヨーキー

他に日常で愛犬のこんな行動が見られたら、獣医さんへの受診をおすすめします。

  • 過度な体のなめまわし
  • 飲水量が減った
  • 原因もなく震えが止まらない
  • 便秘が続く
  • 体を弓のように丸めてつらそうにする
  • 後ろ足をやたらと伸ばす
  • 一定方向に体をぐるぐると回す
  • スキップ、ケンケンをするように歩く
  • 理由もなく、とつぜん「キャン!」と悲鳴のような声を出す
  • 睡眠過多

などなど

例えばこんな可能性も

つらそうなチワワ

普段の生活の中に潜む、実は危険な病気やケガの予兆を紹介してきました。上記はよく見られる行動かもしれませんが、うっかり見逃さないようにしてください。

例えば「過度な体のなめまわし」は、不快やかゆみ、痛みを感じているときに本能的に行う犬の行動のひとつ。なめることで治癒させようとしているのです。

また、「便秘」は大腸になんらかのトラブルが起きたために、通過障害が起きている可能性も。肛門腺の炎症などによって肛門付近に痛みがあるためにいきむことを嫌がり、排便を我慢しているのかもしれません。

まとめ

検査中ブルドック

毎日一緒にいると、その仕草、行動が当たり前に見えてしまうかもしれません。しかし、実はその様子は痛みのサインである場合も。違和感、痛みに早期に気づくことで二次的なダメージを防いだり、症状が悪化する前に治療をスタートさせることができます。

病気やケガだけでなく、加齢による様々な不快感を抱えている場合も同じです。いつもと違うしぐさを見逃さずにキャッチし、早めの発見で愛犬の健康を維持しましょう。

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