犬のケージを掃除する適切な頻度
ケージの掃除は基本的には毎日行います。
犬の抜け毛やフケが落ちています。お散歩から持ち帰ってしまった砂埃や土が落ちていることもあります。
ドッグフードの粉が落ちていることもありますし、目には見えない糞尿が付着していることもあります。
ケージが置かれている室内の窓を開けて過ごしていると、入り込んできた花粉が落ちてとどまることもあるでしょう。
花粉によるアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎を発症してしまうことが考えられます。
このようなことから犬のケージを掃除する頻度は「毎日」です。
犬のケージの掃除方法
ケージの中にある物を全て取り出して空っぽにします。
抜け毛やホコリなどの汚れを掃除機で吸い取ります。
付着した汚れは除菌ウェットティッシュで拭き取ります。
囲いの柵の部分にもホコリがたまりやすいので拭き取っておきましょう。
取り出した物も掃除します。
ベッドやブランケットは粘着クリーナーを使って抜け毛を取り除きます。
食器類はペット用の食器洗剤を使って洗うのがおすすめです。
トイレも中性洗剤を使って洗い、汚れが少ない時は除菌ティッシュで拭く程度でもよいです。
あったら便利な掃除道具
- フローリングシート
- 粘着クリーナー
- 除菌スプレー
- 除菌ティッシュ
犬と暮らしていると、何よりこの4つが便利だと感じます。
消耗も激しいので、スペアをストックしておくようにしましょう。
ケージを空っぽにしたら、まずはフローリングシートで拭き掃除をします。細かいフケやホコリも絡めとってくれます。
布製品の抜け毛はやはり粘着クリーナーが取り除きやすいです。
粘着クリーナーで布製品を掃除する時、テープの粘着力が弱いものをおすすめします。
ベッドやブランケットなどの素材を傷めないようにするためです。ドラッグストアで150円~180円ほどで売られています。
換毛期など抜け毛が多い時期、ケージ内にいきなり掃除機を使うと抜け毛やホコリが舞い上がってしまいます。
舞い上がった抜け毛やホコリは家具の下や裏にたまってしまいやすいので注意しましょう。
掃除の仕上げはやはり除菌ですよね。
除菌スプレーと除菌ティッシュはペット用でもよいですし、人間用でも構いません。
犬のケージを掃除しないでいるとどうなる?
掃除しにくくなる
汚れがたまったケージを掃除するのは面倒です。手間と時間がかなり必要です。
こびりついた汚れやニオイは取り除けなくなることがあります。
落とせない着色汚れがあると、見た目にも悪くなってしまいますよね。
膿皮症になる
汚れたケージで過ごしていると、犬が膿皮症になってしまう恐れがあります。
不衛生な環境によって、犬の皮膚の常在菌が過剰繁殖をし、感染と発症をしてしまう皮膚病です。
膿皮症はかなり厄介な皮膚病です。ひどい痒みと悪臭を放つことがあります。
完治までには時間もお金もかかります。何より愛犬を苦しめてしまいます。
完治したかと安心していると、再発しやすい皮膚病でもあります。
愛犬がひどい皮膚病で苦しむことがないよう、ケージの掃除は毎日行ってあげてください。
まとめ
犬のケージの掃除について解説しました。
- 毎日のケージの掃除は短時間で簡単に
- 週末のケージの掃除は徹底した拭き掃除を
- 月末のケージの掃除は布製品の洗濯や日干しを
ケージの掃除の頻度に悩んでいるという方は、たとえばこのように掃除してみてはいかがでしょうか。
毎日徹底した掃除をしていると、「今日は掃除しなくてもいっか…面倒だし、疲れているし」という日が必ずやってきてしまいます。つい頑張りすぎてしまうからです。
月末の掃除の時、ケージを分解してお湯洗いや水洗いをするのがおすすめ!
やわらかいスポンジで擦り洗いをしてみてください。毎日掃除をしていても、意外と汚れは残っているものです。