イタズラ好きな犬の特徴
1.飼い主を喜ばせるのが好き♡
イタズラ好きな犬には「飼い主を喜ばせるのが好き♡」という特徴があります。
イタズラがバレてしまった時の飼い主の反応を見て、叱られているとは思っていないのでしょう。
大袈裟な反応に対して「喜んでもらえた!」と嬉しくなってしまうのです。
こんな特徴を持つ犬にイタズラをやめさせるための解決方法は2つあります。
- 真剣な表情で低く小さな声で叱る
- 黙って後始末をする
甲高い大きな声で「何でこんなことしたの!ダメでしょ!」と叱ると、飼い主が喜んでいると勘違いしてしまうことがあります。
無表情に近い真剣な表情をし、低く小さな声で「こんなことしてはいけません」と言ってみましょう。
イタズラをしたら飼い主はどんな反応をするかな?と、楽しんでしまうことがあります。
例えば、ティッシュを箱から取り出してバラバラにして遊んでしまった時は黙って後始末をしてみましょう。
2.好奇心が旺盛すぎる
イタズラ好きな犬には「好奇心が旺盛すぎる」という特徴があります。
犬の好奇心を満たすために日々、工夫や努力をされていらっしゃると思います。
それでも満たされないほどの好奇心を持つ犬を満たしてあげるのって本当に大変ですよね。
何でも口の中に入れて確かめたくなってしまいます。
噛んでボロボロにしてしまうのも、単純に破壊したい気持ちだけではなく、確かめたいという気持ちがあるからです。
ゴミ箱の中身をひっくり返したくなってしまうこともあります。
そんなイタズラをやめさせるための解決方法は、好奇心が十分に満たされる刺激を与えてあげることです。
たとえば、犬がまだ経験したことのない刺激を与えるのがおすすめです。
- 聞いたことのない音や声を聞かせる
- 行ったことのないお散歩コースを歩く
- 初対面の人や犬と交流する
音や声はスマートフォンやパソコンを使って動画を流してあげるとよいと思います。
お散歩コースを変える時にも新しい音を聞いたり新しいニオイを嗅いだりすることができます。
初対面の人や犬との交流には慎重になる必要がありますが、犬が好きな人や触れ合うことに慣れている人を選ぶとよいです。
相手の犬も好奇心旺盛であったり、社交的であったり、初対面でもフレンドリーに接することができる犬であると相性がよいと思います。
3.ストレスを発散させるのが苦手
イタズラ好きな犬には「ストレスを発散させるのが苦手」という特徴があります。
イタズラをすること以外のストレス発散法を知らないのかもしれません。
運動することや遊ぶことなど体を動かすことでは、ストレスを十分に発散させることができないのかもしれません。
ストレスを発散させることが目的のイタズラをやめさせるための解決方法は、どんなイタズラをするのかによって異なります。
例えば、物を噛んで破壊するイタズラをしがちな場合、噛んで遊ぶおもちゃを与えたり、ガムなどの硬いおやつを与えたりすると良いと思います。
ティッシュやペットシーツを引きちぎるイタズラをしがちな場合、ロープのおもちゃを引っ張り合う遊びに付き合ってあげるとよいと思います。
4.不安になりやすい
イタズラ好きな犬には「不安になりやすい」という特徴があります。
お留守番中に限ってイタズラをしてしまう犬がほとんどです。飼い主がそばにいないこと、ひとりきりでいることに不安を感じてしまうのです。
その不安な気持ちを緩和させたくてイタズラをしてしまうことがあります。
お留守番中に限ったイタズラをやめさせるための解決方法は、犬を構いすぎないことです。飼い主と離れることに慣れさせてあげなければなりません。
出かける時、まるで二度と会えないかのような大袈裟な「行ってきます」のスキンシップや声掛けをしていませんか?
「お留守番たのむね~」くらいの方が犬を不安にさせません。
まとめ
イタズラ好きな犬の特徴を4つ解説しました。
- 飼い主を喜ばせるのが好き♡
- 好奇心が旺盛すぎる
- ストレスを発散させるのが苦手
- 不安になりやすい
イタズラに困る飼い主は多いですが、その背景では実は犬も困っていることがあります。
犬の困りごとを解決してあげられると、飼い主の困りごともなくなります。ぜひサポートしてあげてください。