犬はなにが理由で嫉妬をするの?3つの理由とやるべき接し方

犬はなにが理由で嫉妬をするの?3つの理由とやるべき接し方

犬は高度な社会性を持つ、愛情深い動物です。そのため、人間の「嫉妬」に近い感情を持ち合わせており、ときに嫉妬心をあらわにします。犬の嫉妬の理由には、どんなことがあるのでしょうか。

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️犬が嫉妬する理由とは?

赤ちゃんをあやす母と犬

1.結婚・出産による家族構成の変化

結婚や出産による家族構成の変化は、長い人生の中で、誰しも起こり得る出来事です。

パートナーや子どもを大事にするのは当然なのですが、犬からすると、飼い主を横取りされたように感じてしまい、敵意をむき出しにするのです。

2.犬が増えて多頭飼いになった

新しく犬が増えて多頭飼いになると、先住犬は2頭目の犬に向けて対抗意識を燃やします。

大好きな飼い主が他の犬を可愛がっている様子を見ると、寂しさが募って疎外感を抱きやすくなります。

先住犬の欲求不満は、次第に嫉妬へと変化します。

3.飼い主が他の犬を可愛がる

散歩中に出会った犬を褒めたり撫でたりしていると、犬は自分がほったらかしにされている気分に陥ります。

間に入って邪魔をしたり、吠えて相手を威嚇したり、飼い主を取り戻そうと必死になります。

とくに、チワワやマルチーズは依存心が強い犬種です。

「依存しやすい=嫉妬しやすい」性格なので、過保護に甘やかしすぎないよう注意しましょう。

️犬が嫉妬すると…どうなる?

伏せをする垂れ耳の子犬

飼い主の注意を引こうとする

「吠える」「甘える」「粗相をする」といった行動で、飼い主の注意を自分に向けようとします。

『飼い主の一番の存在でありたい』心理が働き、犬は犬なりに考えて行動しているのです。

攻撃的になる

普段温厚な性格の犬でも、「物にあたる」「噛みつく」など、嫉妬により攻撃的な一面を見せることがあります。

嫉妬の対象が赤ちゃんや子犬の場合、重大な事故にも繋がりかねないため、両者が同じスペースにいる間は目を離さないようにしてください。

静かにその場を離れる

消極的で意思表示が苦手な犬は、何も言わずにそっとその場を立ち去ります。

不満を我慢している姿は哀愁が漂い、見ていて心配になるほどです…。

居心地の悪さや戸惑い、悲しい気持ちを行動で示していると考えるのが自然です。

️犬の嫉妬に対する対処法

海辺に佇む犬と女性

犬を外に連れ出す

嫉妬からくる過度なストレスは、体調不良のもとです。

犬を外に連れ出し体を動かすことで、自律神経の働きが回復し、欲求が満たされます。

適度な疲労は睡眠の質を高めてくれるので、心身共に安定しやすくなります。

1対1で過ごす時間を作る

飼い主が愛情を注いでいるつもりでも、犬自身は不安を感じているかもしれません。

意識的に犬と向き合う時間を作り、一緒に過ごしてあげましょう。

体に触れて優しく撫でてあげることも、喜びと幸福感を与えるのに効果的です。

物理的に距離を離す

見慣れない人・モノが突然目の前に現れたら、犬が警戒し、不思議に思ってもおかしくはありません。

後々仲良くなれる可能性はあっても、最初のうちは嫉妬する対象が見えないように、それぞれ部屋を分けるなど工夫しましょう。

️まとめ

赤ちゃんと犬

無関心でいられるよりも、嫉妬されるくらいが飼い主としては嬉しく思ってしまいます。

けれども、犬側は至って真剣なので、悩んだ挙句、困惑したり病気を発症するリスクがあります。

ちなみに、オス犬とメス犬では、どちらかというとメス犬の方が嫉妬心が強い傾向にあるようです。

神経質で甘え上手な犬が多いため、常に自分が一番でいたいと思っているのかもしれませんね。

皆さんの愛犬はどうですか?他の犬とは違う個性を見つけたら、是非教えてください!

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