️犬が嫉妬する理由とは?
1.結婚・出産による家族構成の変化
結婚や出産による家族構成の変化は、長い人生の中で、誰しも起こり得る出来事です。
パートナーや子どもを大事にするのは当然なのですが、犬からすると、飼い主を横取りされたように感じてしまい、敵意をむき出しにするのです。
2.犬が増えて多頭飼いになった
新しく犬が増えて多頭飼いになると、先住犬は2頭目の犬に向けて対抗意識を燃やします。
大好きな飼い主が他の犬を可愛がっている様子を見ると、寂しさが募って疎外感を抱きやすくなります。
先住犬の欲求不満は、次第に嫉妬へと変化します。
3.飼い主が他の犬を可愛がる
散歩中に出会った犬を褒めたり撫でたりしていると、犬は自分がほったらかしにされている気分に陥ります。
間に入って邪魔をしたり、吠えて相手を威嚇したり、飼い主を取り戻そうと必死になります。
とくに、チワワやマルチーズは依存心が強い犬種です。
「依存しやすい=嫉妬しやすい」性格なので、過保護に甘やかしすぎないよう注意しましょう。
️犬が嫉妬すると…どうなる?
飼い主の注意を引こうとする
「吠える」「甘える」「粗相をする」といった行動で、飼い主の注意を自分に向けようとします。
『飼い主の一番の存在でありたい』心理が働き、犬は犬なりに考えて行動しているのです。
攻撃的になる
普段温厚な性格の犬でも、「物にあたる」「噛みつく」など、嫉妬により攻撃的な一面を見せることがあります。
嫉妬の対象が赤ちゃんや子犬の場合、重大な事故にも繋がりかねないため、両者が同じスペースにいる間は目を離さないようにしてください。
静かにその場を離れる
消極的で意思表示が苦手な犬は、何も言わずにそっとその場を立ち去ります。
不満を我慢している姿は哀愁が漂い、見ていて心配になるほどです…。
居心地の悪さや戸惑い、悲しい気持ちを行動で示していると考えるのが自然です。
️犬の嫉妬に対する対処法
犬を外に連れ出す
嫉妬からくる過度なストレスは、体調不良のもとです。
犬を外に連れ出し体を動かすことで、自律神経の働きが回復し、欲求が満たされます。
適度な疲労は睡眠の質を高めてくれるので、心身共に安定しやすくなります。
1対1で過ごす時間を作る
飼い主が愛情を注いでいるつもりでも、犬自身は不安を感じているかもしれません。
意識的に犬と向き合う時間を作り、一緒に過ごしてあげましょう。
体に触れて優しく撫でてあげることも、喜びと幸福感を与えるのに効果的です。
物理的に距離を離す
見慣れない人・モノが突然目の前に現れたら、犬が警戒し、不思議に思ってもおかしくはありません。
後々仲良くなれる可能性はあっても、最初のうちは嫉妬する対象が見えないように、それぞれ部屋を分けるなど工夫しましょう。
️まとめ
無関心でいられるよりも、嫉妬されるくらいが飼い主としては嬉しく思ってしまいます。
けれども、犬側は至って真剣なので、悩んだ挙句、困惑したり病気を発症するリスクがあります。
ちなみに、オス犬とメス犬では、どちらかというとメス犬の方が嫉妬心が強い傾向にあるようです。
神経質で甘え上手な犬が多いため、常に自分が一番でいたいと思っているのかもしれませんね。
皆さんの愛犬はどうですか?他の犬とは違う個性を見つけたら、是非教えてください!