トイプードルの平均寿命
長生きするトイプードルが増えており、平均寿命は15歳くらいとされています。
犬の平均寿命が14歳くらいとされていますから、トイプードルが特別長生きする犬種であるというわけではなさそうです。
10歳~12歳くらいで寿命を終えるトイプードルもいますし、15歳~18歳くらいで寿命を迎えるトイプードルもいます。
やはり長生きには秘訣があるようですし、飼い主のNG行為によっては長生きできなくなってしまうこともあります。
トイプードルが長生きするための秘訣
良質な食事を摂ること
長生きするためには良質な食事を摂る必要があります。
最近ではトイプードル専用のドッグフードが販売されていますが、必ずしも愛犬に合った食事であるとは限りません。
原材料が明確ではなく曖昧に表示されている場合、安全なドッグフードではないかもしれません。
例えば、「肉類」と書かれていると、何の動物のお肉なのか分からないですよね。
特に、「4Dミート」にはご注意ください。
- 「DISABLED」は障害のある動物の肉を使っている
- 「DYING」は死にかけていた動物の肉を使っている
- 「DISEASED」は病気によって死んだ動物の肉を使っている
- 「DEAD」は食肉用としてではない理由によって死んだ動物の肉を使っている
このような意味を持つお肉のことを言います。食べても大丈夫なのかと心配になりますね。
大容量で安価なドッグフードにはこのような原材料が使われている可能性があります。しかし、ミールと記載されているからと言って4Dミートではありませんので。一部記事で、ミールには被毛や蹄などが含まれているとされていますが、誤情報ですので注意してください。
適度な運動をさせること
愛犬を長生きさせるためには、適度な運動をさせる必要があります。
トイプードルの場合、朝と夕の2回、1回20分程度のお散歩をするのがおすすめです。
どれくらいの運動量を必要としているかは、その犬の年齢・体力・性格などによって変わります。
シニアや高齢になっても活発なトイプードルである場合、朝と夕の2回、30分~50分ものお散歩をしたがる犬もいます。
時間が取れない場合には、回数を増やしたり室内での運動を取り入れたりなど対応するとよいと思います。
適切な体重を維持すること
長生きするためには適度な体重を維持し続けなければなりません。
同じ体重であっても体脂肪量よりも筋肉量が多い方が健康的であると言えますよね。
太りすぎはいけませんが、痩せすぎてしまってもいけません。
トイプードルの平均体重に惑わされてしまうことがないよう、愛犬の適切な体重や体型はかかりつけの獣医師に相談し、把握しておくとよいです。
ダイエットが必要な場合も増量が必要な場合も、急激な増減は健康を害してしまいやすいため、避けるようにしましょう。
ゆっくりと時間をかけ、食事と運動をコントロールしながら適切な体重へと近づけるとよいです。
トイプードルの寿命を短くしてしまうNG行為
トイプードルは繊細な性格の犬が多い傾向にあります。
ちょっとしたことでストレスを感じ、問題行動へと繋がりやすいです。
トイレの失敗を飼い主に叱られたことでショックを受け、しっぽや手足を噛む自傷行為を起こしてしまうなどすることがあります。
本当に叱る必要があるかどうか、冷静になって考えてみましょう。
トイレの失敗では基本的には叱る必要はありません。逆に、上手にできた時に褒めてあげるようにしましょう。
繊細な性格であるトイプードルを怒鳴る・叩くなどの行為は絶対にNGです。
たった一度のNG行為が、トイプードルの心に「一生消えない傷」を深く残してしまうことがあるため注意しましょう。
まとめ
トイプードルも10歳前後になると病気をしやすくなります。
ちょっとしたことで体調を崩しやすくなります。
- トイプードルの平均寿命
- トイプードルが長生きするための秘訣
- トイプードルの寿命を短くしてしまうNG行為
ぜひ参考にしていただき、愛犬の健康寿命と長生きのサポートにお役立ていただけますと幸いです。