犬好きな有名人5選
坂上忍
日本の有名人の中で、愛犬家と言えばまず名前が挙がるのが、坂上忍さんではないでしょうか。
テレビ番組でも何度も取り上げられているように、坂上さんは20匹以上の犬や猫とともに暮らしています。
そして、ただ多くの犬と暮らしているというだけでなく、犬にとってより良い環境で過ごすことができるようにと、千葉県の内房に土地を購入し、300坪以上の広々とした庭のある一軒家を建築したのです。
また、一頭一頭にフルネームの名前をつけるようなユニークな様子も見せますが、しつけなどにもついてもしっかりとした考えを持っているようです。
さらに、坂上さんは自分の愛犬のことだけでなく、動物の保護活動にも高い関心を持っています。
2022年3月末でテレビの帯番組の司会を降りて、保護活動に力を入れるとも言われています。
4500坪以上という広大な土地を自腹で購入しており、そこに動物の保護施設を建設する予定だということも語っています。
杉本彩
華やかで美しい女優の杉本彩さんも、愛犬家として広く知られています。
多くの犬猫と暮らしているだけでなく、20代の頃から動物愛護活動にも力を入れているのです。
現在は、「人と動物がしあわせに共生できる社会を目指して」というモットーを掲げる公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの代表を務めています。
動物保護や講演などを精力的に行い、動物愛護法の改正などにも取り組んでいるようです。
さらには、劣悪な環境で犬を飼育していた悪徳ブリーダーに対して、刑事告発を行い、世間に問題を知らしめました。
そんな杉本さんの愛犬も、過酷な環境から救出された保護犬で、高齢になるまで杉本さんの愛情をたっぷりと受けて大切に育てられました。
そのうちの一頭であるパピヨンの小梅ちゃんは、なんと21歳まで生きたという超長寿犬です。
杉本さんが犬の健康を考えて手作りしている食事やケアのおかげかもしれませんね。
石田ゆり子
穏やかな笑顔でさまざまなドラマやCMに出演している女優の石田ゆり子さんも、犬猫に対して真摯に向き合い、保護活動も熱心に行っていることで知られています。
石田さんのSNSにも、愛犬や愛猫が何度も出てきていて、ただ可愛がるだけでなく心から大切にしている様子が伝わってきます。
保護犬でもあるゴールデンレトリバーの雪ちゃんは、季節や石田さんの仕事に合わせて、より良い環境で過ごせるようにと「合宿先」として自然あふれる場所に定期的に預けているそうです。
石田さんがしっかりと見れない時期や犬にとってつらい季節である夏に、犬のことをよく知る人のもとで、のびのびと快適に過ごす時間があることは、犬にとって幸せなことでもあると思います。
石田さんの動物への向き合い方を見ると、ただ可愛がってそばにおくだけではなく、「この子にとって本当に幸せな生活は何か」ということを、よく考えている人なのだということがわかります。
滝川クリステル
フリーアナウンサーの滝川クリステルさんも、犬猫の保護活動を熱心に行っていることで知られる有名人のひとりです。
滝川さん自身が保護犬を引き取って飼育しているだけでなく、2014年には犬猫の殺処分ゼロや生物多様性保全を目的とした一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブルを設立しています。
動物に対する無知や無関心で起こる問題について深く考え、生きものと共存する方法を見直すためにこの組織を立ち上げたとのことです。
ちなみに、滝川さんの愛犬は2011年に起きた東日本大震災による東京電力福島第一原発事故で、避難区域に指定された福島県浪江町で保護された被災犬です。
震災後に取り残された犬猫を保護する活動に賛同し、一時保護として預かっていたそうです。
しかし、元の飼い主さんが見つかった後も飼育が困難になってしまったため、滝川さんが正式に譲り受けたそうです。
引き取った直後は、震災によるトラウマやパニックで大変な時期もあったようですが、次第に明るさと元気を取り戻し、今では滝川さんの息子さんにも寄り添う大らかな様子を見せています。
ANZEN漫才・みやぞんさん
明るく優しい笑顔と、驚異的な身体能力を持つお笑い芸人のみやぞんさんも、犬好きな有名人として知られています。
テレビ番組などにも愛犬のラブちゃんと一緒に出ていることがあり、その様子からいかに溺愛しているかがわかります。
みやぞんさんの人柄そのままに、動物に対してもとても優しい気持ちを持っていて、子供のころから捨て犬などを放っておくことができなかったようです。
子どもの頃から何度も犬を拾ってきて、母親に怒られながらも6頭以上の犬と暮らしてきたようです。
そして、現在のパートナーであるラブちゃんも、知人の工場に子犬の頃に捨てられていたとのことで、保護したものの飼うことはできない知人に変わってみやぞんさんが引き取ったそうです。
もちろん、「かわいそうだから」「かわいいから」と言って、一時の感情でむやみに犬を引き取ることはいいこととは言い切れません。
しかし、引き取った後も深い愛情を持って最後まで面倒を見続けるのであれば、それはとても立派なことだと思います。
まとめ
犬好きな有名人は数多くいますが、今回ご紹介した人たちは動物の殺処分問題や保護活動にも関心を持ち、実際に取り組みを見せています。
このような問題は、まずは多くの人に知ってもらうことが大切ですので、知名度のある有名人が問題定義をしたり情報発信したりすることはとても有益なことだと思います。
今後も、愛犬に対する深い愛情を見せるとともに、たくさんの人に犬と共に生きる素晴らしさを伝えて欲しいですね。