犬が飼い主とのスキンシップを嫌がっている時にする仕草や態度6選
飼い主のことが大好きな犬でも、常に飼い主と触れ合っていたいというわけではありません。時には1匹でのんびり過ごしたい時もあるのです。
犬が飼い主とのスキンシップを嫌がっている時、以下のような仕草や態度を見せます。こんな時には無理に構わず、犬の方から近寄ってくるまでそっとしておいてあげましょう。
1.声をかけられても聞こえないふりをする
いつもならば名前を呼ぶとすぐに振り向いたり駆け寄ってきてくれたりする愛犬。しかし、今日はなぜか声をかけても無視をする…ということはありませんか。
犬は「今は1人にして」という時、飼い主の声を無視したり聞こえないふりをしたりすることがあります。こんな時はしつこく声をかけ続けたりせず、「また後でね」とそっとしておいてあげましょう。
2.近づくと逃げるように別の場所へ移動する
「スキンシップしよう！」と愛犬に近づいた時、スッと飼い主を避けるように別の場所へと移動することはありませんか。たまたまかなと思ってしまいますが、これは犬が意図的に飼い主を避けているのです。ちょっぴり寂しいですね。
しかし、犬にも1匹でのんびり静かに過ごす時間は大切です。そのまま追いかけるのではなく、そっとのんびりさせてあげましょう。
ちなみに、すでに飼い主から遠く離れた場所で休んでいる場合も、あえて飼い主から離れていることが多いです。無理に追わず、近寄ってきてくれるのを待ちましょう。
3.短く「フッ」と鼻を鳴らすようにため息をつく
愛犬に触れた時、「フンッ」「フッ」と短い鼻息を鳴らすことはありませんか。犬が短くため息をつく時、不満を表していることが多いです。
このタイミングでため息をつかれたということは、触れられたことに対して不満やストレスを感じたのでしょう。この場合も「また後でね」などと優しく声をかけ、しばらく離れて様子を見てあげましょう。
4.あくびする
犬の代表的なストレスサインに『あくび』があります。触れられた時、あるいは飼い主が近寄って行った時にあくびをして見せるのであれば、「今はそっとしておいて」のサインだと考えましょう。
中には 眠気からあくびをする犬もいますが、その場合は自らゴロンと横になり「撫でて〜」と甘えるような仕草を見せることが多いです。あくびだけをしているか、または甘えるような仕草を見せているかの違いで判断しましょう。
5.ブルブルブルっと軽く身震いする
触った時、あるいは抱きしめた後などにブルブルブルっと軽く身震いさせるような様子を見せることはありませんか。「もしかして嫌だった！？」と驚いてしまう飼い主もいるでしょうが、その通り。
犬は嫌な時やストレスを感じた時に、ブルブルっと身震いさせてそのストレスを緩和させようとすることがあります。このタイミングで触られることが嫌だったか、あるいはスキンシップ方法に問題があったのかもしれません。
6.鼻先を何度も舐める
犬のストレスサインの1つに、鼻先を舐めるという行動があります。鼻先を舐めることで、ストレスを落ち着かせようとしているのだと考えられています。
犬に触れた時、その犬が何度も自分の鼻先をペロペロと舐める場合、触られていることにストレスを感じているサインです。飼い主が相手であれば「今は放っておいて」のアピールと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。犬は何気な行動や仕草、態度で「今は放っておいて」とスキンシップ拒否の意思表示をしています。飼い主はこれらのサインを見落とさず、愛犬の気持ちに寄り添った行動を心がけましょう。
