️ちょっと待って!触ってほしくないときの仕草や行動
1.手を伸ばすとビクッと震える
触ろうとして手を伸ばしたときに、おびえるようにビクッと震えるのは「触らないで」のサインです。
特に頭を撫でようとしたらビクッと首をすぼませてしまったという場合などは、「触ってほしくない」という拒絶の他に「触られるのが怖い」という恐怖も感じている可能性があります。
2.体を縮こませる
震えるのと同時に体をキュッと縮こませるのは、触ろうとしてくる人間の手から物理的に距離をとりたいという表れでもあります。
3.低いうなり声を上げる
手を近づけたときに「ウーッ」と低いうなり声を上げるのも「触らないで」のサインです。もはや「触らないで」というよりも「触るな」に近いトーンかもしれません。
4.歯をむき出して威嚇する
うなり声を上げると同時に歯をむき出したり、背をかがめた姿勢をとったりすることもあります。これは典型的な威嚇のポーズであり、「これ以上触ろうとしたら攻撃するぞ」の意思表示でもあるので、気づいたらすぐに手を引くべきでしょう。
️わんこが触ってほしくない理由
1.放っておいてほしい
わんこは家族や仲間と一緒にいるのが大好きな動物です。とはいえひとりで放っておいてほしい気分の時もあるのです。疲れがたまっていたり、お腹がいっぱいで満足していたりするときには、誰にもじゃまされずにひとりで眠りたいのかもしれません。
2.その部位を触られるのが嫌い
体の部位によっては、触られるのを苦手と感じることがあります。特に耳やしっぽの先、つま先など体の先端部分は触られたくないわんこが多いもの。これらの部位には必要以上は触らないようにし、嫌がるようすであれば徐々に慣らしていくことが必要です。
3.ケガや病気で体が痛む
いつもはどこを触られても嫌がらないという子が急に「触らないで」サインを出すようになった場合には、ケガや病気のせいで体に痛みを感じている可能性が高いでしょう。
触られると痛みが走るために嫌がっているのです。このような場合にはどこが痛むのかを明らかにし、動物病院の受診を考える必要があります。
️危険!むりに触ってはダメ
愛犬がこのような仕草や行動を見せたとき、無理に触ろうとするのは絶対にNG。たとえ普段は気性が穏やかで人なつっこい子であっても、無理強いしようとすれば威嚇体勢からそのまま攻撃に出る可能性があるからです。
咬傷事故になると咬まれた側が痛い思いをするだけでなく、咬んだ側であるわんこまで「危険な犬」のレッテルを貼られて悲しい思いをすることになります。愛犬が「触らないで」のサインを出しているときには、お互いのためにもそっとしておいてあげましょう。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?ここまでご紹介してきたようにわんこが「触らないで」サインを出すときはそれなりの理由があります。
「触らないで」サインに気づくことがまずは大切ですが、気づいた後はなぜ触ってほしくないのかを考え、何らかの対処が必要な状況であればすみやかに対応するようにしましょう。
わんこを撫でてあげることは絆を深めるための大切なスキンシップです。わんこが「触らないで」サインを出していないときには存分に撫でてやり、喜ばせてあげたいですね。