犬が怪我をしてしまう『絶対与えてはいけないもの』7選
家の中には犬が怪我をしてしまう原因となる危険な物が多く潜んでいます。そうした物は、犬の手の届かないところに保管したり隠したりすることで、怪我や誤飲といった危険性を回避しましょう。
1.鉛筆やシャープペンなどの先端が尖った文房具
意外と見落としがちになる危険な物に、鉛筆やシャープペンなどの先端が尖った文房具があります。鉛筆は犬がかじりやすいサイズと硬さをしているため、犬がおもちゃ感覚でじゃれついてしまいます。
その際、芯の先端が皮膚や目、口などに突き刺さり怪我をしてしまう恐れがあるので、非常に危険です。シャープペンシルの先端も同様です。
ハサミも危険なので犬に与えることはもちろん、犬の手の届かない場所に保管するようにしてください。
2.充電器や家電プラグなどのコード類
よく子犬のお留守番時に注意喚起されている物として、スマホや携帯電話の充電器や家電のプラグなどが挙げられます。これらは犬にとって興味を引きやすい形状をしているため、放置しないようにしてください。
「なんだろう?」という好奇心や興味からかじってしまう犬が多く、発火現象や感電により、火傷を負ってしまう恐れがあります。最悪の場合、火事につながる危険性もあるため、むき出しの状態では放置せず、収納ボックスなどに入れてリスク回避しましょう。
3.ガラス製のインテリア雑貨やコップ
インテリア雑貨の中には、かわいくておしゃれなガラス製の小物などが多くあります。しかしこうしたガラス製のインテリア雑貨は、犬が興味を持ち手を出してしまった際、落として割れてしまう可能性があります。
落とした雑貨が割れてしまうとガラスの破片が肉球に刺さったり、皮膚に刺さったりすることで怪我をしてしまうリスクが考えられます。
また、ガラス製のコップなども使い終わったら必ず片付けるようにしましょう。そのままテーブルの上などに置いておくと、犬がいたずらをして落としてしまう危険性があります。
4.尖った部分のある子ども用のおもちゃ
子ども用のおもちゃは犬にとって興味を引きやすく、なおかつ犬用に安全性が考えられていないため、様々な危険が潜んでいます。
特に尖った部分のある子ども用のおもちゃなどは、床に放置しておくと踏んでしまった際に、肉球を傷つけてしまう恐れがあるため気をつけましょう。
5.小さなプラスチック製の雑貨やおもちゃ
また、子ども用おもちゃの中でも小さなプラスチック製のおもちゃは危険です。口に入れやすく、なおかつ耐久度が低いため犬が噛んで破壊し、プラスチック片で怪我をしてしまう恐れがあります。
他にも、プラスチック製の雑貨などは、犬が噛むだけで壊れてしまったり誤飲してしまったりする可能性が考えられます。怪我だけでなく、窒息や腸閉塞などの重篤な症状につながる危険性があるため、放置せずに片付けるようにしましょう。
6.ネックレスやピアスなどのアクセサリー類
飼い主が着用するネックレスやピアスなどのアクセサリー類も気をつけてください。いつも飼い主が使っているところを見て、興味を持っている犬は多くいます。
そんなアクセサリーを犬の手の届くところに置きっぱなしにしたり、興味を持っているからと少しの間でも遊ばせてしまうと、誤飲や怪我に繋がる恐れがあります。
アクセサリーはキラキラしたものが多いので犬の興味を引きやすいです。必ず犬の目の届かないところに収納するようにしてください。
7.使い捨てカイロ
冬になると使い捨てカイロが大活躍します。しかしこの使い捨てカイロは、犬にとってあらゆる危険性を持っています。
カイロをおもちゃと勘違いしてじゃれた結果、破って誤飲してしまったり、すでに温かくなっている中身に触れて火傷してしまったりと様々なリスクがあります。
犬に使い捨てカイロは絶対に与えないようにし、寒さ対策にはエアコンの暖房機能やブランケットなどを活用しましょう。
まとめ
いかがでしたか。普段生活している室内には、何気なく置いている小物や雑貨、文房具などが犬に危険をもたらす恐れがあります。少しでも危険に感じるものは、犬の手の届かない場所に保管するようにしてください。