犬がしていたら危険な『座り方』4選!病気や怪我をしていることも

犬がしていたら危険な『座り方』4選!病気や怪我をしていることも

「なんだかいつもと座り方が違う」と愛犬の座り方に違和感を覚えることはありませんか。犬がおかしな座り方をしている時、そこには病気や怪我が隠れていることがあります。今回は犬がしていたら危険な『座り方』について紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

️ 犬がしていたら危険な『座り方』4選

青い背景と座る犬

犬がおかしな座り方をしている場合、怪我や病気による体の痛みをかばおうとしていることがあります。ここで紹介する座り方をしている時は、早めに動物病院を受診して、異常がないか確認してもらいましょう。

1.片足を横に出すような「横座り」

横座りをする柴犬

ある日突然、片足を横に出しお尻を床につけて座るような「横座り」「お姉さん座り」と言われる座り方をすることはありませんか。

横座りをしているからといって必ずしも病気や怪我が隠れていることはありません。その座り方が楽で癖になってしまい、習慣的にこの座り方をしている子もいれば、なんとなく気分で横座りをすることもあります。

しかし、今まで座る時は普通に座っていたのに、ある日突然横座りを始めたり、今までのように普通の座り方ができなくなったりした場合は、関節周辺の病気を発症している可能性が考えられます。

  • 膝蓋骨脱臼
  • 股関節形成不全
  • 関節リウマチ

「突然横座りを始めた」という場合には、まず「おすわり」と指示をし基本の座り方をさせてみましょう。この時、問題なくスッと座ることができれば、痛みを感じているのではなく気分的な変化と考えられます。

しかし基本的な座り方ができない場合、あるいは躊躇するような様子が見られる場合には、痛みや違和感を感じている可能性があるため、病院へ連れて行きましょう。

2.あぐら

まるで一家のお父さんのように後ろ足を広げるような「あぐら座り」をすることはありませんか。犬は寛いでいる時や脱力している時にあぐらをかくことがあると言われています。

しかしある日突然、あぐらをかくような座り方しかしなくなった場合、関節周りに痛みや違和感を感じている可能性が疑われます。先ほどの膝蓋骨脱臼や股関節脱臼、中には骨折が疑われるケースもあります。

また、普段は激しい運動をしない犬がいきなり激しい運動をしてしまうと、体に負担がかかってしまい、靭帯を傷付けてしまうことがあります。すると「前十字靭帯断裂」となり、歩くことが難しくなるケースも見られます。

関節を痛める症状は多くの犬が引き起こす可能性を持っています。

しかし、中でも肥満気味の犬は関節に負担がかかりやすいため、特に体に負担のかかる激しい運動などに気をつけなければいけません。また、日頃から肥満を解消するための食事管理や適度な運動を心がけましょう。

3.「祈りのポーズ」で座る

前足を伸ばして座る犬と診察する獣医師

前足を前方に伸ばし、腰を少し浮かすような体勢で座っている時、「まるで祈りのポーズをしているみたい」と言われることがあります。

座っているというよりは胸を床につけておしりを高くして伏せている、這いつくばっているという言い方が正しいこの座り方は、実は腹痛を感じている時に見せる姿勢です。お腹をかばうように前足を前に出し、腰を浮かせてお腹に負担がかからないようにすることで、腹痛を和らげようとしているのでしょう。

単なる腹痛だけでなく中には胃腸炎や膵炎、消化器系や生殖器系の病気が隠れていることもあるため、症状が重症化する前にかかりつけの動物病院を受診しましょう。

4.座ってもすぐに立ってしまう

足を診察される犬

座ろうとするも、すぐに立ち上がってしまう様子を何度も繰り返している場合は、足腰の周辺に何らかの痛みを感じているサインです。また、座ることができても、どこかオドオドと躊躇するようにゆっくりと腰を下ろしている場合も同様です。

このような様子を見せる場合は、関節や膝、腰、靭帯などに怪我や病気が隠れているケースが多く、そのために痛みが生じ座ることができない可能性が考えられます。

ここまで紹介した膝蓋骨脱臼、股関節脱臼、股関節形成不全、関節リウマチ、前十字靭帯断裂に加え、椎間板ヘルニアや骨折といった病気や怪我が考えられます。

肛門付近に痛みや違和感を感じている時にも座ったり立ったりといった様子を何度も繰り返すことがあります。明らかに自身の体に違和感を覚えている様子を見せているので、早急に動物病院で診てもらいましょう。

️まとめ

聴診器をかける子犬

普段何気なく見ている座り方の中には、実は犬からの「痛いよ」というサインが隠されていることもあります。言葉が話せない犬の異変に気付くためにも、こうした何気ない行動や様子から体調不良サインをキャッチしましょう。

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