犬に絶対してはいけない『薬の飲ませ方』3選

犬に絶対してはいけない『薬の飲ませ方』3選

犬の病気を治療したり、怪我による痛みを緩和させたりするために、飲み薬が処方されることは少なくありません。しかし、犬に飲み薬を飲ませるのは容易ではありません。そこで、今回は犬に絶対してはいけない薬の飲ませ方を紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬に絶対してはいけない『薬の飲ませ方』3選

犬と薬

犬を病院へ連れて行った時に薬を処方されることは多いですよね。しかし、犬に薬を飲ませることは簡単ではありません。薬を飲ませる時、犬が薬に対して嫌な印象を持ってしまうとその後も薬を拒絶するようになってしまうため、飲ませる際は注意が必要です。

1.飲ませる前に飼い主が緊張した様子を見せる

犬に薬を飲ませる時、つい飼い主が「これから薬を飲ませるぞ」とどこか緊張した面持ちで臨んでしまうことがあります。犬は飼い主の表情や態度に敏感なので、「なんだか飼い主さんが緊張している」「不安そうだ」と察してしまうのです。

すると、これから飼い主がしようとしている行動に対して不安を抱き、「薬が嫌」と考える前に拒絶反応を起こす犬も多いです。

薬を飲ませる際は、まず飼い主がリラックスした状態で臨み、普段通りを装うことを心がけてください。何事もなかったかのように済ませるのが理想です。

2.イライラした態度を見せたり怒ったりする

怯えた様子の犬

「薬を飲ませなきゃいけない」という思いに駆られて、ついイライラした態度を取ってしまったり、「どうして飲んでくれないの!」と怒ってしまったりしていませんか。

このようにイライラした態度を見せてしまうと、犬は薬を飲まされることに対して「怖い」「また怒られるかも」といったネガティブな印象を持ってしまいます。

一度ネガティブな印象を抱いてしまうと、その後も拒絶反応を起こしたり苦手意識を克服することができなかったりするため、薬を飲ませる時は絶対にこうした態度を見せないようにしてください。

3.嫌がった時に無理に押さえつけて飲ませる

薬を飲ませる時にはコツが必要です。一度失敗しても、工夫して他の方法で挑戦すると飲んでくれることもあります。この時、嫌がる犬を無理やり押さえつけるようにして飲ませる方法は絶対にやめてください。

嫌がっているのに無理やり押さえつけられて飲ませられるという状況に対して、犬はトラウマを抱いてしまうこともあります。すると、その後も飲ませなければいけない薬を飲まなくなったり、逃げたり、犬によっては攻撃的な態度を見せるようになったりします。

一度嫌がった方法は避けて別の方法で飲ませるよう工夫したり、あるいは時間を置いてから何事もなかったかのように再チャレンジしましょう。

上手く飲み薬を飲ませるコツはあるの?

薬を見せる獣医師と薬を見る犬

病気や怪我を治療するためにも、飲み薬は飼い主がいろいろと工夫して飲ませなければいけません。シロップであれば嬉しそうに飲んでくれる犬も多いですが、錠剤や粉薬となると嫌がる犬も多いです。

  • 飼い主は普段通りを装って
  • ごはんに混ぜる
  • 投薬専用のおやつに包む
  • 少量の水に溶いてスポイトで口の脇から飲ませる

どんな方法であれ、しっかり飲み薬を飲むことができたら「すごいね!偉いね!」とその場でたくさん褒めてあげてください。

飲み薬を飲むことで褒められることを理解すれば、次から「また褒めてもらえるかも!」と得意気に薬を飲む子も多いです。飲んだ後のご褒美としておやつを用意するのもオススメですよ!

錠剤を直接上手に飲ませる方法はある?

犬に口を開けさせる獣医師

錠剤を処方された場合、こちらもごはんに混ぜたり投薬専用のおやつ(ピルポケットなど)に包んだりする方法が効果的です。しかし、中にはこうした方法でも飲まない子がいるため、その場合は直接飲ませる必要があります。

錠剤を直接飲ませる場合は、飼い主が普段通りを装いながら上から片手で優しく顔を掴むように持ち、斜め上へ向かせて下顎をもう片方の手で軽く下げます。

口が開いた隙に、なるべく喉の奥の方へと錠剤を入れ込み口を閉じ、飲み込むまで口を開かないように軽く口周りを抑えます。この時、優しく鼻の頭や喉などを撫でてあげたり、鼻にふっと息を吹きかけてあげると、飲み込ませることができます。

まとめ

薬を見つめる犬

いかがでしょうか。犬に薬を飲ませる方法はいろいろあります。薬を処方される際に飲ませ方のコツや家でもできる方法などを獣医師に尋ねるのもオススメです。ぜひ愛犬に合った方法で飲み薬を飲ませましょう。

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