️子犬の鳴き声から分かる気持ち
子犬はよく高い声で「クンクン」「キュンキュン」と鳴きます。これを『甘え鳴き』と呼びます。
上目遣いでじっと見つめながら、人間に対して、どんな気持ちを伝えようとしているのでしょうか。
- おねだり
- 甘えたい
- 寂しい
- 構って欲しい
子犬はまだまだ精神的に幼く、何もかもが初めての経験であり、ちょっとしたことで不安を感じやすい特徴があります。
母犬や兄弟・飼い主に呼びかけ、姿を見つけると安心できるのでしょう。
️犬が『キャンキャン』鳴く理由
1.恐怖でパニックになっている
犬が恐怖を感じる対象は、自転車・車、子ども、雷など身近にたくさん溢れています。
敏感な犬は、危険を察知すると、キャンキャン鳴くことで自分の身を守ろうとしています。
2.身体に痛みがある
椎間板ヘルニア、脱臼などで身体に痛みがあると、抱っこを嫌がり、キャンキャン鳴いて抵抗します。通称「抱きキャン病」と呼ばれる症状です。
原因が怪我の場合、痛みによって反射的に悲鳴をあげています。
このような場合は早期発見が重要なので、動物病院で検査してもらいましょう。
3.興奮している
キャンキャン鳴くときが、必ずしもネガティブな理由とは限りません。
「遊びたい!」「おやつが欲しい!」という欲求を伝えようとして興奮が最高潮に達すると、鳴き声で知らせようとするのです。
このときの犬のしっぽの動きや瞳の輝きからは嬉しさが滲み出しているはずですので、ぜひ確認してみてくださいね♪
️繰り返す回数による違い
犬の鳴き声は、声の「高さ・長さ・回数」によって使い分けられています。
ではその中の1つである「回数」が表す意味について、考えてみましょう。
- 1〜2回:一時的な感情
- 連続して鳴き続ける:警告のメッセージ
「ワンワンワンワン」など繰り返す回数が多ければ多いほど、緊急性が高くなり、犬の興奮度も高まっています。
この場合はSOSを訴える非常事態と言えますので、犬の助けを求める声に耳を傾けてあげてください。
️世界の犬の鳴き声
犬の鳴き声といえば、日本では「ワンワン」が定番ですが、国によって聞こえ方は違うようで、世界では様々な「擬音表現」が使われています。
- 英語:bow-wow(バウワウ)
- フランス語:Wouah-Wouah(ワフワフ)
- イタリア語:bau-bau (バウバウ)
- スペイン語:guau-guau(グアウグアウ)
- ロシア語:gaf-gaf(ガフガフ)
- 韓国語:멍멍(モンモン)
言われてみると、どれも犬の鳴き声だと分かるので面白いですよね。
聞こえ方が異なる理由としては、「歴史と文化の違い」「国でメジャーな犬種の違い」が関係しています。
日本でメジャーな犬種は、やはり『柴犬』でしょうか?
犬同士の挨拶は、波長を中心に判断しているので、他国の国の犬ともコミュニケーションは可能です。
他の国の鳴き声も、是非調べてみてくださいね!
️まとめ
犬を飼う際に守るべき法律として「動物愛護管理法」があります。
犬の鳴き声がうるさいと近隣住民に迷惑をかけることとなり、動物愛護管理法に抵触する可能性があります。
だからといって、飼い主が声を荒げて犬を叱るだけでは、何の解決にもなりません。
鳴き声の原因が愛犬のストレスや病気なのであれば、適切な対処法を実践してください。