愛犬の嫉妬レベルを測るチェック項目
1.ジーッと見つめてくる
犬が嫉妬している時、ジーッと見つめてくることがあります。
(何をしているんだろうか?)と観察しているのです。
こんなときの嫉妬レベルは【1】です。
何か行動するほどではないけれど、気になって仕方がないため目が離せないでいるのでしょう。
2.近くまで寄って来る
犬が嫉妬している時、様子を見るために近くまで寄って来ることがあります。
犬の視力は0.1~0.5程度とされています。遠くから観察しているだけでは、人の表情までは確認することができません。
飼い主が自分以外の人や犬と楽しそうに会話をしていたり、嬉しそうに笑っていたりすると嫉妬してしまいます。
どれくらい楽しんでいるのかと、表情まで確認したくなったのでしょう。近くまで寄って来る時の嫉妬レベルは【2】です。
3.周辺をウロウロ歩き回る
飼い主が他の人や犬を構っている時、嫉妬した犬が周辺をウロウロ歩き回ることがあります。
何をしているのか気になって様子を見にやって来たのです。嫉妬レベルは【3】です。
嫉妬はしているけれど、とくに問題はないだろうと感じれば、そのまま去って行くかもしれません。
いつまでの周辺をウロウロ歩き回っている時は、自分も仲間に入りたいというサインかもしれません。
4.相手を威嚇する
飼い主が構っている相手に対して嫉妬した時、その相手を威嚇することがあります。嫉妬レベルは【4】です。
「私のママを取らないで!」と、唸り声を上げることがあります。
嫉妬レベル【5】に上がると、相手を威嚇して吠えることがあります。
嫉妬レベル【6】に上がると、相手に飛びかかって追い払おうとすることがあります。
嫉妬レベル【7】にまで上がると、相手の手や足を噛んでしまうことがあります。
本気で噛むことはありません。甘噛み程度です。「もういい加減にして!」と言っているのです。
5.ふて寝する
嫉妬心からふて寝をしてしまう犬もいます。嫉妬レベルは【8】です。
愛犬の嫉妬に気づいているのに、飼い主が他の人や犬を構うことをやめてくれなかったのでしょう。
機嫌を悪くしてふて寝をすることもありますし、悲しさや寂しさを紛らわすためにふて寝をすることもあります。
6.仮病を使う
他の人や犬から飼い主を取り返したくて、どうしても飼い主の気を惹きたくて、仮病を使うことがあります。嫉妬レベルは【9】です。
「キャンッ!」と甲高い声を上げれば飼い主が駆けつけてくれることを分かっているのです。
手や足を地面につけないように歩けば「ケガをしたのではないか!?」「痛いのではないか!?」と心配してくれることを分かっているのです。
7.イタズラをする
嫉妬レベル【10(Max)】までいくと、物を破壊したりゴミ箱の中身を取り出したりなどイタズラをすることがあります。
悪いことだと分かっていて、飼い主から叱られると分かっていてやってしまうのです。
飼い主を困らせたくて危険な行為をしてしまう恐れがあります。
破壊した物の破片で口の中を切ってしまうかもしれません。
その破片を飲み込んだことに気づいてあげることができない可能性だってあります。
愛犬が嫉妬していることに気づいたら、嫉妬レベル【5】くらいまでの間に気持ちを落ち着かせてあげるべきです。
まとめ
愛犬の嫉妬レベルを測るチェック項目を7つ解説しました。
- ジーッと見つめてくる
- 近くまで寄って来る
- 周辺をウロウロ歩き回る
- 相手を威嚇する
- ふて寝する
- 仮病を使う
- イタズラをする
嫉妬心の強い犬は、飼い主への依存度が高い傾向にあります。
他の人や犬だけではなく、物に嫉妬してしまう犬もいます。繊細な心の持ち主なのです。