犬がよく真似する飼い主の行動
1.確認しにいく
飼い主が確認しに行った後、同じように犬も確認しに行くことがあります。
例えば、カーテンを開けて「雨降ってるかな?小雨だけど降ってる…お散歩は中止だな…」ということがありますよね。
飼い主が確認した後、犬もカーテンの裏に回って外の様子を確認するような行動をすることがあるんです。
犬の嗅覚や聴覚なら、においや音で雨が降っていることが分かる気がするけれど…と私はいつも思ってしまいます。
分かっていても飼い主の行動を真似したくなるのが犬の性のようです。
2.伸びをする
飼い主が伸びをする時、同じように犬も伸びをすることがあります。
ベッドから起き上がる時、ソファーから立ち上がる時、伸びをしていると愛犬も同じように伸びをしていて驚いたことはありませんか?
たまたま同じタイミングだったのかな?と思われたのではないでしょうか。
何か行動する前に伸びをする癖がある飼い主の場合、その癖を犬は常に見ていますよね。覚えて真似をしているのかもしれません。
3.扉や引き出しを開ける
飼い主が扉や引き出しを開けるのを見て、犬も真似してしまうことがあります。あまり覚えてほしくない行動ですよね。
扉を開けられるようになってしまうと、立ち入り禁止の部屋や場所に行けるようになってしまうことがあります。
引き出しを開けられるようになってしまうと、おやつや食べ物を盗み食いするようになってしまうことがあります。
扉のドアノブを回して開けるタイプに取り換えると犬が真似しても開けられる心配がありません。
押したり引いたり、上下に動かすタイプのドアノブは器用に開けられてしまうことがあります。
犬の鼻先や手の届く範囲の引き出しには何も入れておかない、高い位置にある引き出しを利用するなど、愛犬が真似できないような対策をされることをおすすめします。
4.鏡を見る
飼い主が鏡を見ていると、犬も鏡を見にやって来ることがあります。
飼い主は鏡に映る自分の姿を見ていますよね。犬はどうでしょうか。犬も鏡に映る自分の姿を見ていると思いますか?
ほとんどの犬の場合、鏡に映る飼い主の姿を見ています。愛犬と目が合った時、「あ、私のことを見ていたんだ」ということがよく分かると思います。
鏡に映った自分の姿を見ている犬がいるとしたら一体何を見ているのか…気になりますよね。
5.においを嗅ぐ
飼い主がにおいを嗅ぐと、同じように犬もにおいを嗅ごうとすることがあります。
例えば、マグカップに入った飲み物のにおいを嗅いだ時です。
犬もマグカップの中を覗こうとしたり、鼻をヒクヒクとさせながらにおいを嗅ごうとしたりすることがあります。
どうしても中身やにおいが気になって、マグカップの中に鼻先を入れてまで嗅ごうとすることもあります。
犬の嗅覚なら鼻を近づけなくても感じ取れるはずなのですが…どうしても飼い主と同じように鼻をグッと近づけて嗅ぎたいようです。
6.避けてジャンプする
飼い主が障害物を避けてジャンプすると、同じように犬もジャンプすることがあります。
あまり好ましくない例なのですが、公園の芝生に排泄物(うんち)が落ちていた時のことです。
気づいた私が靴で踏んでしまわないようにと、排泄物を避けるためにジャンプすると、横で愛犬も同じようにジャンプしたんです。
実際は、愛犬の足元には何も落ちていませんでした。
飼い主が危険を感知して避けるためにジャンプしたんだ、とでも感じたのかもしれません。
まとめ
犬がよく真似する飼い主の行動を6つ解説しました。
- 確認しに行く
- 伸びをする
- 扉や引き出しを開ける
- 鏡を見る
- においを嗅ぐ
- 避けてジャンプする
多頭飼いをしていると、飼い主の真似をしたがる犬と、飼い主の真似を全くしない犬がいることが分かります。
何でも真似したがる犬の前では慎重に行動しなければ…と思ってしまいますよね。