犬が飼い主のベッドを好きな理由
1.ふかふかで寝心地がいいから
犬が飼い主のベッドを好きなのは、ふかふかで寝心地がいいからです。
犬用のベッドと人間用のベッドを比べてみると分かりやすいです。
犬用のベッドは底が薄いものが多いですよね。
睡眠時間の平均が12時間と長い犬にとって、底が薄いベッドは長く寝ていると体が疲れてしまうのではないでしょうか。
低反発や高反発のマットやベッドに変えてあげると気に入ってくれるかもしれません。
人間用のベッドには、ふかふかのお布団が敷かれています。これが犬が飼い主のベッドを好きな理由です。
2.広々としているから
犬が飼い主のベッドを好きなのは、広々としているからです。
愛犬のベッドの大きさって悩みますよね。手足を伸ばせるものがいい、体をキュッと丸められるくらいのものがいい、小さめの方が好みやすいなど、様々な意見があります。
手足をうんと伸ばしてくつろぎたい時、体を伸ばしてもベッドからはみ出すことのない広々とした飼い主のベッドはくつろぎやすいですよね。
体を丸めて眠りたい時は、また自分のベッドに戻って眠るのではないでしょうか。
ゴロンっと体を投げ出してくつろぎたい時には「飼い主のベッドがいい♡」ということなのだと思います。
3.飼い主のにおいがして安心できるから
犬が飼い主のベッドを好きなのは、飼い主のにおいがして安心できるからです。
飼い主のベッドを使いたがるのは、寂しがりやな犬・怖がりな犬・ビビりな犬・不安になりやすい犬が多いのではないでしょうか。
とくにお留守番中に飼い主のベッドを使いたがりますよね。
ひとりでお留守番しなければならない間、ずっと寂しくて不安なのでしょう。その気持ちを少しでも緩和させたくて飼い主のベッドで過ごすのです。
4.暖かいから
犬が飼い主のベッドを好きなのは、暖かいからです。
お布団や毛布には保温や保湿の機能が備わっていますよね。犬にとっても体を温めたり、体温を維持したりするためにちょうどいい場所なのでしょう。
シングルコートの犬・寒がりな犬・体温調節な苦手な犬など、飼い主のベッドを好みやすいと思います。
暑がりな犬は飼い主のベッドでは寝たがらないですよね。しばらく一緒に寝た後、暑そうにいなくなってしまうことがほとんどです。
犬が飼い主のベッドを好まない理由
愛犬と一緒に寝たいのに…と嘆く飼い主もいらっしゃるようですね。
飼い主のベッドを好む犬が多い中、全く寄り付かない犬もいます。その理由は意外なものかもしれません。
寝心地が悪い
ふかふかのお布団が敷かれたベッドは、犬にとって寝心地が悪いということもあるようです。
床に転がって寝るのが好きな犬もいますよね。ふかふかより、平らで硬いフローリングの方が好みなのだと思います。
高い場所が苦手
ベッドの上は犬にとって高い場所ですよね。
高い場所に不安や恐怖を感じるため、飼い主と一緒に寝たくても寝ることができずにいるのかもしれません。
高さの低いベッドに変えてみたり、床にお布団を敷いてみたりなど対処すると、一緒に寝てくれるようになることがあります。
においが苦手
お布団に何か犬が嫌うようなにおいはありませんか?
洗濯洗剤や柔軟剤のにおいを極端に嫌う犬もいます。
寝る前にシュッと吹きかけるタイプのアロマや寝室の芳香剤など、飼い主にはよい香りでも犬にはきついにおいです。
まとめ
犬が飼い主のベッドを好きな理由を4つ解説しました。
- ふかふかで寝心地がいいから
- 広々としているから
- 飼い主のにおいがして安心できるから
- 暖かいから
ベッドやお布団が毛だらけになって困る…という時は、カバーをかけておくとよいです。
犬はベッドをホリホリするのが大好きなので、カバーはしっかり固定しておかなければなりません。