犬の発情期にするべきではないNG行為
メス犬がオス犬に交尾を許可する期間のことを発情期と言います。
平均は10日くらいですが、短い場合は5日くらい、長い場合は20日くらいと犬によって違います。
出血があると「発情期だ」と考える人がいますが、陰部から出血があるのは発情前期です。
平均は8日くらいですが、短い場合は3日くらい、長い場合は27日くらいと犬によって違います。
大切なのは、愛犬の発情についてよく学んで知っておくことです。
子犬を生ませたい、子犬を生ませる予定はないけれど手術をさせたくないなど理由は様々にありますが、管理不足によって望まない妊娠をする犬もいます。
愛犬の発情期には、次のようなNG行為にご注意ください。
1.ドッグランに行く
犬の発情期にドッグランに行くのはNG行為です。
マナーパンツを着用していれば大丈夫…という問題ではありません。
発情期のメス犬はフェロモンによって独特なにおいを発します。
そのにおいにオス犬が興奮してしまい、飛びかかったり噛みついたりなど攻撃をしてしまうことがあります。
ケガや事故を防ぐためにも他の犬との接触は避けるべきです。
発情期を終えた後、たくさん運動させてあげてください。
2.トリミングサロンに行く
犬の発情期にトリミングサロンに行くのはNG行為です。
サロンによっては「発情期の犬はお断りします」としている場合があります。事前に確認しておきましょう。
予約をする時に「発情期なのですが…」と必ず伝えなければなりません。
発情期でも受け入れてくれるサロンはありますので、探してみるのもよいと思います。
もしくは、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。
トリミングを行っている動物病院での場合、すぐに受け入れてもらうことができる可能性があります。
3.ドッグカフェに行く
犬の発情期にドッグカフェに行くのはNG行為です。
犬と同伴することを前提としたカフェではありますが、何でもOKというわけではありません。
マナーパンツを着用していても基本的にはNGです。
フェロモンの独特なにおいに刺激されてしまった他の犬たちが騒ぎ出してしまうことがあります。喧嘩の原因になったり、すきをついて逃げてしまうかもしれません。
見知らぬ人や犬が集まる場所でもあるため、発情期の犬にとっても強いストレスの原因になりやすいです。
犬も食べられるスイーツを作るなどし、愛犬と自宅でカフェ気分を味わってみてはいかがでしょうか。
4.ノーリードで遊ばせる
発情期の犬をノーリードで遊ばせるのはNG行為です。
犬の散歩OKの公園もありますが、他に利用者がいないからといって、犬をノーリードで遊ばせてよい場所ではありません。
そもそもこれは発情期に関係なくNGな行為ですよね。
また、発情期には自宅の庭であってもノーリードで遊ばせることはやめてください。
発情期のメス犬は本能的にオス犬を求めます。自宅の庭を飛び出し、迷子になってしまうケースが実際に起きています。
ノーリードで遊ばせることは絶対にしないてください。
まとめ
犬の発情期にするべきではないNG行為を4つ解説しました。
- ドッグランに行く
- トリミングサロンに行く
- ドッグカフェに行く
- ノーリードで遊ばせる
発情期のメス犬はとにかくデリケートです。
飼い主に対しても怒りっぽくなったり、反抗的な態度を取るようになったり、普段とは性格が変わったように思えることもあります。
体も心もデリケートな期間なので労わってあげてほしいです。