️ 犬が飼い主と見つめ合っている時に考えている5つのこと
犬は飼い主と見つめ合っている時、どのようなことを考えているのでしょうか。不安なのでしょうか?それとも安心感でしょうか?。ここでは犬が飼い主と見つめ合っている時、どのような心理が働いているのか紹介します。
1.飼い主の行動を観察している
犬が飼い主をじっと見つめている時、飼い主の行動を観察していることが多いです。「次は何をするのかな?」「どこへ行くのかな」と考え、一緒について回ったり、次の行動を予測したりしています。
例えば、同じルーティンで行動している飼い主の場合は、その時の飼い主の様子が聞こえてきた音、外の明るさなどを総合的に判断し、「次はこのような行動を取るのだろう」と予測していると言われています。
そのため、外出時に先にドアの前に先回りされているという事例は、犬が飼い主の行動を観察した上で、飼い主の次の行動を予測し先回りしているのです。
2.何か指示があるのかと待っている
犬がこちらをじっと見上げてくる時、「どうしたのかな?」とこちらもじっと見つめ返したり「どうしたの?」と声をかけたりすることがありますよね。こんな時、犬は「何か指示があるのかもしれない」と飼い主からの指示を待っていることがあります。
飼い主が何か声をかけた時、「なに?」と言うように首を傾げて見せることはありませんか。これは、飼い主の指示をきちんと聞き取ろうとしている時に見せる行動です。
元々犬は群れで行動していたため、仲間やリーダー的存在の犬の指示に従い行動していたと考えられています。そのため、家族であり信頼している飼い主の指示をきちんと仰ごうとしているのでしょう。
3.飼い主に要求がある
何かしら飼い主に「こうしてほしいな」と要求や訴えることがある時もじっと見つめることが多いです。遠くからに見つめていることもありますし、近くまで来て「気付いて」と言わんばかりに見つめてくる犬もいます。
いつも同じ時間帯にごはんを出したり、散歩に行ったりしている場合は、その時間帯になっても飼い主が動く気配がないため「行かないの?」「ごはんは?」と訴えている可能性が高いでしょう。
また、その日なかなかかまってくれなかった飼い主に対して「遊んでほしいな」「かまってほしいな」という気持ちを訴えかけているケースも多いようです。
4.安心感からリラックスしている
のんびりと寛いでいる様子を見せながら飼い主のことを見つめてきている場合、犬は飼い主を視界に入れることで「飼い主さんが近くにいるから安心するな」と安心感を覚えていることもあります。
特に眠る直前などは、飼い主のことを見つめていることで安心し、そのままウトウトと眠りに入ってしまう犬は多いです。眠そうにしていたり寛ぐように休んでいる時は、安眠できるようそっとしておいてあげましょう。
5.飼い主に対する愛情を実感している
犬が飼い主を見つめる時、さまざまな心理が隠されていることを紹介してきましたが、その中には少なからず飼い主への愛情が含まれていると言われています。
犬にとって、知らない人を見つめる行為には「警戒心」が、そして飼い主や家族を見つめる行為には「愛情」が含まれていると言われています。
そのため、飼い主をじっと見つめ飼い主に見つめ返されている時、犬は「やっぱり飼い主さん大好きだなぁ〜」「信頼できるな」と愛情を再確認していると考えられています。
️まとめ
いかがでしたか。犬が飼い主を見つめる行為には、その時の状況に応じてさまざまな考えが含まれています。しかし、どれも飼い主に対しては「愛情」が含まれています。ぜひこちらも愛情のこもった視線を送ったり、優しく声をかけたりと愛情で返しましょう。