️もしかして困ってる?こんな行動に注意!
1.ピーピーと鼻を鳴らす
ピーピーと高い音で鼻を鳴らしているのは「困っているから助けてほしいよ!」という合図です。高い声を出すのは子犬の鳴き声をまねているとも考えられています。
自分は無力な存在なので助けが必要だとアピールしているのです。人間の耳には悲痛な声にも響くので、「どうしたんだろう?」と異常を感じやすくわかりやすい行動といえるでしょう。
2.所在なく歩き回る
どこに向かうでもなくウロウロと歩き回っているのも、困っているときの行動です。
どこに行けば困りごとが解決されるのか、どうすれば安心できるのかがわからず、とにかく落ち着ける場所を探し回っているのです。「アレがいつもあるはずの場所にない!」といったようなわかりやすい困りごとのことも多いです。
3.飼い主さんに訴えかけてくる
わんこは困りごとがあってもそれを言葉で説明したり、訴えたりすることはできません。ですが「目は口ほどに物を言う」ということわざもあるように、じっと飼い主さんを見つめて訴えてくることがあります。
ごはんの時間でも散歩の時間でもないのに、わんこが突然足元にオスワリしてじっと目線を送ってきたら、何か困っていることがあって解決してほしいと願っているのかもしれません。
それでも飼い主さんに伝わらなければ吠えかけてくることもあります。これらは一種の要求行動に当たります。
️困っているわんこへの対処法
1.困っていることを解決してあげる
わんこが何に困っているのかが明白で、その困りごとが飼い主さんが解決できることであるならば解決してあげましょう。
例えば、大きなおやつをくわえてピーピー鳴きながら歩き回っているのは、大きすぎるおやつをどう食べればいいかわからなくなっている証拠ですから、おやつを小さくちぎってあげれば解決するでしょう。
2.おやつや遊びで気をそらせる
困りごとがどうしようもない場合や、わんこにとっては困りごとでも解決することが必ずしも好ましくない場合もあります。
そんなときには困りごとを直接解決するのではなく、困りごとから気をそらさせ忘れさせるようにするのが効果的です。具体的には好物のおやつで釣ったり、大好きなおもちゃで遊びに誘ってそちらに夢中にさせるといったような方法があります。
3.毅然とした態度をとる
雷や花火の音が怖くてオロオロしているなど、本来ならば困る必要がないのに取り越し苦労で困ってしまっているというケースでは、飼い主さんがわんこに釣られず毅然とした態度を貫き通すことがポイントです。
飼い主さんまでオロオロと困ってしまうと「やっぱりこれは大変な事態なんだ!」とわんこはますますパニックになってしまいます。飼い主さんが何でもないふうにいつも通りの態度をしていれば、わんこに「あれ?もしかして何も困ることはないのかな」と気づかせ、安心させてあげることができます。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?かわいい愛犬が何かに困っているときには何とかしてあげたいと思うのが飼い主さんの親心ですよね。そのためにはまず愛犬の困っているサインに気づくことが第一歩です。
愛犬のいつもと違う態度に気づいたら、困っていることがないか、普段と違っていることはないか、確認してあげましょう。それを繰り返していくことで愛犬が何に困っているかをすぐに把握できるようになっていきますよ。