️1.笑顔
「笑う」という表情ができる動物は人間だけとは言われていますが、わんこと暮らした経験のある人からすれば「絶対に犬も笑っている!!」と反論したくなるもの。目を細めて口角を持ち上げ、ハッハッと息を弾ませている表情はまぎれもなく「笑顔」に違いありません。
そしてこの笑顔、やはり幸福度が高いわんこだからこそ見せてくれる表情なのです。人間と同様にわんこも心が満たされ、喜びや幸せを感じているときだからこそ笑顔を見せてくれるんですよ。
️2.体を舐めて毛づくろいする
わんこが体をペロペロ舐めて毛づくろいする仕草を見せるのも幸福度が高い証です。毛づくろいはリラックスしたときにしかできませんし、完全に安心しきって満たされているからこそできる行為だからです。
食事の後や散歩から帰った後に見せる毛づくろいは「お腹もいっぱいで体も適度に動かして、今日も幸せだなあ」と幸せをかみしめているのかもしれませんよ。ただし注意が必要なのは、前足をしつこく舐め続けているときです。
1つの行動を執拗に繰り返すのは常同障害と呼ばれる行動パターンの1つで、前足を舐め続ける行動はその中でも代表的なストレスサインです。つまり幸福度の高い状態とはまるで真逆の行動といえます。
️3.ため息を吐く
人間がため息を吐くように、わんこもパフーッとため息を吐くことがあります。人間のため息は疲れたときや、辛いときなどネガティブなときに出ることが多いため、わんこのため息もついつい「何か不満があるのかな?」とネガティブに捉えてしまいがちです。
もちろん、わんこもネガティブなため息を吐くことがないわけではありませんが、実は全く逆の「満足」を表す仕草であることもあるのです。
現状に満足して幸福感に浸りリラックスしていると、自然と体の力が抜けて筋肉が緩みますよね。その際に口元の筋肉も緩んでしまうため、ため息が出ると考えられるのです。
人間に置き換えてみると、お風呂に入ったときの気持ち良さに思わず「はあーっ」とお腹から息を吐いてしまうような感覚に近いのかもしれません。
️4.ぐっすり眠る
わんこの安らかな寝顔を見ていると「幸せそうだなあ」と感じますよね。このぐっすり眠るという行為はまさに、わんこの幸福度の高さを示しています。心身にストレスを抱えた状況や、いつ外敵から危害を加えられるかわからない状況では安心してゆっくり眠ることはできないからです。
特に横向きで全ての足を投げ出している寝相は、敵に突然襲われてもすぐには逃げることができない姿勢。つまり「ここは絶対に安全な場所」と信じきって寝ている、最も幸福な寝相といえます。わんこが横向きでぐっすり眠っていたら、そのままゆっくり寝させてあげてくださいね。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?かわいい愛犬には幸せな生活を送ってほしいというのが飼い主さんの願いですよね。
残念ながらわんこは「今、幸せかい?」という問いかけに答えてはくれませんが、今回ご紹介した仕草や行動の有無をヒントに愛犬の望む暮らしはどんなものなのかを考えてみてもいいかもしれません。