犬がびっくりしてしまう飼い主の行動
1.くしゃみをする
飼い主のくしゃみにびっくりしてしまう犬は多いものですよね。
一方、愛犬のくしゃみに驚かされたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
くしゃみは物理的な刺激によるものなので、なかなか防ぎようのないものです。
飼い主の行動による生活音には犬も自然と慣れていくものなのです。
しかし、いつまで経っても飼い主のくしゃみにびっくりしてしまい、機嫌を悪くしてしまうことがあるかもしれません。
花粉症などのアレルギーが原因なのであれば予防薬を利用する、自律神経や精神的なストレスによる刺激が原因なのであれば生活習慣を見直してみる、くしゃみが出そうになったらタオルや服で完全に口元を覆うなど対処してみてはいかがでしょうか。
2.眠っている時に体に触れる
眠っている時に体に触れられると犬はびっくりしてしまいます。
無防備な状態なので恐怖を感じやすく、強いストレスにもなりやすいものです。
愛犬が眠っている時に体に触れる理由は何でしょうか。
可愛いから?撫でてあげたいと思ったから?わざと驚かせようとしたから?
飼い主が近づく気配に気づかない、飼い主が近づいても警戒しないということは、それだけ安心して眠っているという証拠です。
そもそも警戒する理由がないのです。そんな時はどうか放っておいてあげてください。
3.いきなり大きな声を上げる
飼い主がいきなり大きな声を上げると犬はびっくりしてしまいます。
心配して「どうしたの!?」と駆けつけてくれる犬もいます。
恐怖を感じて警戒し、身動きできずに立ち尽くす犬もいます。
驚かされたことでパニックになり、室内を暴走する犬もいます。
換気のために開けていた窓の網戸を突き破り、脱走してしまうことがあるかもしれません。
やむを得ず大きな声を上げてしまうことがあるかもしれませんが、わざと犬を驚かせるために大きな声を上げることだけはやめてくださいね。
4.掃除機をかける
どんなに慣れていても、やはり掃除機の音は犬にとって大きな騒音です。
リラックスしてくつろいでいる時に掃除機の音が鳴ったらびっくりしてしまいます。
愛犬にも配慮してあげる必要があるのではないでしょうか。
- 掃除機をかける前に「掃除機するね」と声をかける
- 掃除機をかける部屋から出てもらう
- 騒音の小さな掃除機に買い替える
このような対策が可能なのではないでしょうか。
5.怒鳴る
犬は怒鳴られるとびっくりしてしまいます。
イタズラに対して「何でこんなことしたの!?」「ダメでしょ!」と怒鳴ったところで犬には理解できません。
怒鳴られたことにただただ驚き、恐怖を感じているだけです。
ケージの中に入ったまま出て来なかったり、他の部屋に隠れてしょんぼりしたりしていることがあります。
反省している姿に見えるかもしれませんが、そうではありません。怒鳴る飼い主の姿に怯えているだけなのです。
イタズラや粗相に怒りの感情を持ってしまうことはよくわかります。
やめてほしいのであれば、心を落ち着かせて冷静になってから愛犬に伝えるようにしましょう。
6.物を落として大きな音を立てる
やむを得ないことですが、物を落としてしまった衝撃音に犬はびっくりしてしまいます。
物が割れてしまった時はもっと驚いてしまうかもしれません。
特にガラスの割れる音って、人間でも何だか恐怖を感じてしまいますよね。
心配して駆けつけてくれる犬もいますが、割れた破片で肉球をケガしてしまう恐れがあります。
物を割ったり壊したりしやすい方への対処法としては、プラスチック製やシリコン製など、落としても大きな音が出にくい物を多く利用するとよいかもしれません。
まとめ
犬がびっくりしてしまう飼い主の行動を6つ解説しました。
- くしゃみをする
- 眠っている時に体に触れる
- いきなり大きな声を上げる
- 掃除機をかける
- 怒鳴る
- 物を落として大きな音を立てる
これは番外編ですが、飼い主のおならの音にびっくりしてしまう犬もいます。
恐怖を感じる驚きではなく「今の何!?」といった表情でびっくりしている時の犬って可愛いですよね♡