犬のお留守番で『絶対に床に放置してはいけないもの』6選
犬のお留守番中は飼い主が見ていることができないため、危険物には特に注意を払わなければいけません。犬が触れると危険なものを手の届く所に置いておくと、イタズラしてしまったり誤飲してしまう危険性があります。
そこで今回は、犬のお留守番で絶対に床に放置してはいけないものを紹介します。
1.口に入るサイズのおもちゃやインテリア雑貨
子どものおもちゃやお部屋に飾る小さなインテリア雑貨など、犬の口にすっと入ってしまうサイズのものは、手の届く場所に放置しないでください。きちんと見えない場所に片付けてから家を出ましょう。
口に入るサイズのおもちゃやインテリア雑貨は、好奇心旺盛な犬にとって「自分のおもちゃ」といたずらする対象となってしまいます。じゃれて遊んでいる弾みで口の中に入り、誤って飲み込んでしまうと大変危険です。
腸閉塞などの命に関わる症状を発症する危険性もあるため、口に入るサイズのおもちゃは絶対に放置せず、片付けて出かけましょう。
2.たばこ
喫煙者がいるご家庭では、たばこも要注意です。たばこが入っているケースはもちろん、吸い殻が手の届く場所に置かれていないかどうかもチェックが必要です。
そもそもたばこによる受動喫煙問題は犬も例外ではありません。犬も副流煙によって健康に大きな悪影響を及ぼす可能性があるため、犬が過ごす部屋ではたばこを吸わないようにしましょう。
3.ゴミ箱
床に置くタイプのゴミ箱には、蓋がついているものとついていないものがあります。しかし、どちらも基本的にお留守番中は手の届かない場所に片付けたり、中身を全て空にした状態で出かけるようにしましょう。
ゴミ箱はいろいろなものが入っているため、犬にとって宝箱のような存在です。飼い主のいない間に手の届く場所にゴミ箱があれば、迷わずいたずらしてしまう犬は多いです。
ゴミ箱の中には、犬にとって有毒となるものも多く含まれています。ゴミ箱の中身は必ず空にした状態で出かけましょう。
4.観葉植物
観葉植物をインテリアとして飾っているご家庭は多いですよね。しかし、犬にとって観葉植物も興味関心のあるものの1つです。見るとついいたずら心が湧いてしまうのです。
土いじりをしてみたり、倒して噛んでみたり…もしも誤食してしまった場合、観葉植物によっては呼吸困難や麻痺といった重篤な症状を引き起こすものもあり、大変危険です。
観葉植物も別の部屋に移したり、手の届かない場所に置いたりと工夫することで、犬がいたずらが出来ないようにしましょう。
5.アルコールやコーヒーなどの飲料
アルコールやカフェインの入ったコーヒーなどの飲料も危険です。飲みかけのまま「時間がない!」と慌てて出たために、犬が誤飲してしまうという事故が起こらないようにしましょう。
また、アルコールやコーヒーの空き缶などをそのままテーブルの上に置きっぱなしにするのもNGです。中身が入っていない場合でも、少量口をつける場所に残っていることはよくあります。
アルコールやカフェインは少量でも悪影響を及ぼすので、必ず空き缶も手の届かない場所に片付けてから出かけてください。
6.薬
意外と事故が多い危険物に薬があります。普段飼い主が常用している薬をそのままテーブルの上に置きっぱなしにしてしまったため、犬が興味を示して誤飲してしまったという事故が報告されています。
薬にはさまざまな成分が含まれています。中には犬にとって有毒な成分も含まれているため、薬は絶対に手の届かない場所や扉がついた場所などに隠しておきましょう。
まとめ
犬のお留守番は、飼い主の見てないところでどんないたずらをするかわかりません。特に子犬は好奇心旺盛で「何をしてはいけないのか」を理解していないため、事故のリスクが高いです。
お留守番させる際は、今回紹介したような危険物を放置しないよう気をつけましょう。