犬が仲間と感じやすい人の特徴
1.犬と遊ぶのが上手
犬が仲間と感じやすい人には、犬と遊ぶのが上手だという特徴があります。
例えば、ボールで遊んであげようとした時、他の家族とは仲良く遊ぶのに自分にはボールを持って来てくれない、ということがあります。
これは、犬と遊ぶのが上手な人と下手な人の違いです。
犬は、犬とボール遊びが上手な人の元にボールを持って行くのです。単純に遊んでいて楽しいからです。
ボールの投げ方、犬がボールを持って来た時の受け取り方にどのような違いがあるのか比べてみると、ヒントになるのではないかと思います。
2.犬の本能や習性を理解している
犬が仲間と感じやすい人には、犬の本能や習性を理解しているという特徴があります。
全ての犬に対して同じように接したら良いというわけではありません。犬種によって得意なこともあれば苦手なこともあります。
例えば、走ることが得意な運動能力の高い犬種もいれば、お散歩さえ億劫に感じてしまう犬種もいます。
犬であることによる本能、その犬種が持つ習性を理解し、合わせて接してあげると仲間意識を持ってもらいやすいです。
3.その犬の性格に合わせて対応できる
犬が仲間と感じやすい人には、「その犬の性格に合わせて対応できる」という特徴があります。
犬に対して何か行動した時の犬の表情・仕草・行動・態度などを見て、その犬の性格を見極めたり、状況に応じた対応をしたりすることができます。
しつけ本やマニュアル通りに犬と接するのではないということです。
これは、飼い主にも応用していただくことができます。しつけが上手くいかない時、自分の気持ちが愛犬に上手く伝わらない時は方法を変えてみましょう。
方法が間違っているのではなく、ダメな飼い主なわけでもなく、ただその方法が愛犬に合っていないだけです。
4.犬との距離感の取り方上手
犬が仲間と感じやすい人には、犬との距離感の取り方が上手だという特徴があります。
犬には人にベタベタ甘えたり、グッと距離感を縮めたり、ひたすら構ってほしい時間があります。
そして、同じ部屋にはいても放っておいてほしい時間や構ってほしくない時間があります。
犬が今どれくらいの距離感で接したいのかを見極めることができると、仲間意識を持ってもらいやすいです。
もっと特徴的な距離感を持つのが柴犬です。柴犬には「柴距離」と呼ばれる距離感の取り方があります。
基本的に人とベタベタしたり甘えたりするのが苦手です。
同じソファーには座るけれど、一席分くらい開けて座らなければ逃げてしまうなどすることがあります。
5.正しく叱って正しく褒めてくれる
犬が仲間と感じやすい人には、正しく叱ることができ、正しく褒めることができるという特徴があります。
正しく叱るとことができると、犬が「良いこと」と「悪いこと」を理解しやすくなります。
正しく褒めることができると、犬が愛情や喜びを感じやすくなり、甘やかしによるわがままや問題行動がなくなります。
分かりやすい表現をするならば、正しく叱って正しく褒めてくれる人は犬から信頼されやすいということです。
この人と仲間になりたい、この人と一緒にいたい、と思ってもらえるのです。
まとめ
犬が仲間と感じやすい人の特徴を5つ解説しました。
- 犬と遊ぶのが上手
- 犬の本能や習性を理解している
- その犬の性格に合わせて対応できる
- 犬との距離感の取り方上手
- 正しく叱って正しく褒めてくれる
このような特徴を持っている人は、見知らぬ犬ともすぐに打ち解けて仲良くなることができるはずです。
あなたは愛犬からどのような存在だと思われているでしょうか。群れの仲間(家族)として認めてもらえているでしょうか。
もしかしたら、全く正反対の特徴を持つ飼い主である可能性があるかもしれません。