️ 犬のベッドにしてはいけない『洗い方』5選
皆さんは愛犬のベッドをどのくらいの頻度で洗っていますか。また、どのように洗っていますか。犬のベッドは人間の衣類とは違う注意点があるので、別々に洗うことが推奨されます。ここでは犬のベッドにしてはいけない『洗い方』を紹介します。
1.週に1回以上洗濯する
「犬用ベッドを常に清潔に保ちたい」という理由から頻繁に洗っている方もいると思います。しかし、洗濯してしまうと犬のベッドからその犬独特の匂いが消えてしまうため、犬にとっては不安になってしまう恐れがあります。
せっかく寛ぐためのベッドなのに、自分の匂いが消えてしまうことで「いつものベッドじゃない」「なんだか安心できないな」と不安やストレスに感じてしまいます。洗濯は週1回程度にとどめ、なるべく犬に不安を感じさせない頻度で洗濯するようにしましょう。
もちろん、全く洗わないと雑菌が繁殖してしまうので、週1回、最低でも1ヶ月に1回は必ず洗濯するようにしましょう。
2.水洗いできないベッドを洗う
最近は犬用ベッドにも様々な種類が登場しています。それぞれ洗濯の仕方が異なるため、購入する際にきちんと洗濯表示を確認する必要があります。
水洗いできないベッドを水洗いしてしまうと型崩れするだけでなく、水を吸収してしまい乾きにくくなってしまいます。生乾き状態で使用していると、雑菌繁殖の原因になるため、使っている愛犬の健康に悪影響をもたらす恐れがあるので気をつけましょう。
3.抜け毛を取り除かずに洗う
犬のベッドを洗うときに注意しなければいけないポイントとして、水洗いしたり洗濯機に入れたりする前に、必ず犬の抜け毛を取り除く過程を忘れてはいけません。
パッと見で抜け毛が確認できなくても、細かい毛がベッドの奥の方へ入り込んでいることもあります。抜け毛がベッドにくっついたまま水洗いしてしまうと、ベッドに頑固な汚れとして付着してしまい、臭いの原因となります。
また、洗濯機で洗ってしまうと、排水口が詰まる原因にもなるため、犬用ベッドを洗う際は、必ず抜け毛を取り除くようにしましょう。
4.洗剤を多めに入れて洗濯する
「犬用ベッドは汚れやすいから」と洗剤を多めに入れて洗う人がいますが、洗剤はパッケージに記載されている目安量を守らなければいけません。決して多めに入れたからといって、綺麗になるということはないので注意しましょう。
洗剤を多めに入れて洗濯してしまうと洗剤がベッドに残ってしまい、雑菌繁殖の原因となります。使う犬の皮膚が炎症を引き起こす恐れがあるので洗剤は適量を守りましょう。
5.人間用の香りの強い柔軟剤を使う
ふわっとした手触りのベッドの場合、柔軟剤を一緒に使って元の手触りを取り戻したいと考える人もいますよね。しかし、人間用の香りの強い柔軟剤を使ってしまうと、犬用ベッドに匂いが移ってしまいます。
先ほど話に出た通り、犬は自分の香りを好み自分の香りのするベッドで安心して休みたいと思っています。人間にとっては良い香りでも、犬にとって柔軟剤の香りは不快感を覚える匂いである可能性が高いです。
犬用ベッドを洗う際に柔軟剤を使いたい場合は、人間用の柔軟剤を使うのではなく、ペットショップやドラッグストアなどで売っている『ペット用の柔軟剤』を使うようにしましょう。
️犬のベッドを清潔に保つおすすめの洗濯法は?
犬のベッドを洗う際は、以下のポイントを意識して洗濯することで、犬にとって安全安心なベッドを清潔な状態に保つことができます。
- 週に1回〜月に1回洗濯する
- 洗う前に粘着ローラーなどで毛を取り除く
- 犬用の洗濯洗剤や柔軟剤を使う
- できるだけ手洗いで優しく揉み洗いする
- 洗濯後は天日干しして完全に乾燥させる
犬用ベッドの中には、洗濯機OKとなっているベッドも多いです。しかし、やはりどうしても形が崩れやすくなってしまったり、残っていた抜け毛で排水溝が詰まってしまったりするため、なるべく時間のある時は手洗いしてあげる方法がおすすめです。
また、洗濯後はしっかりと乾燥させることがポイントとなります。生乾き状態では雑菌が繁殖してしまうからです。晴れている日であれば、天日干しをすることで雑菌の繁殖を抑えることもできるので、ぜひ天日干しをしてしっかり乾燥させましょう。
️まとめ
いかがでしたか。犬にとって犬用ベッドは自分だけの居場所です。違う香りがしたり、自分の香りが頻繁に消えてしまったりすると、居心地の良かった場所が居心地の悪い場所に変わってしまいます。愛犬のストレスや健康を配慮した洗い方を意識しましょう。