いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐1:血が混じっている
いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐として、まず紹介するのが「血が混じっている」です。
嘔吐に血が混じっている際は病気由来である可能性が高いです。血の色によって考えられる病気は異なりますが、いずれにしても早急に病院に連れて行き、獣医の診察を受けさせる必要があります。
いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐2:熱中症由来が疑われるもの
いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐として、次に紹介するのが「熱中症由来が疑われるもの」です。
人間同様に、ワンちゃんも熱中症になった際に嘔吐をすることがあります。夏場で熱中症が考えられる場合は、まず身体を冷やすなどの応急処置をするようにしてください。
冷やし過ぎはかえって、ワンちゃんの身体に良くないので正しい冷やし方をして、体調が良くならないようであれば動物病院に連れて行くようにしてください。
いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐3:食べてから時間が経過しているものが混じっている嘔吐
「食べてから時間が経過しているものが混じっている嘔吐」も、いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐の一例です。
ワンちゃんは食べ過ぎたりした際も嘔吐をしますが、そうではなく、食べてから時間がある程度経過して吐く場合は、腸の異常が考えられます。例えば朝食べたものを夕方や夜に吐くというケースです。
頻度が多くなく食欲もあるのであれば、慌てることもないのかもしれませんが、頻度も多く様子も以前と異なるのであれば獣医の診察を受けさせる必要があります。
いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐4:食べてはいけないものを食べた後の嘔吐
いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐として、最後に紹介するのが「食べてはいけないものを食べた後の嘔吐」です。
ネギやチョコレートといったワンちゃんが食べたら中毒症状を引き起こすものを食べてしまって嘔吐をしてしまったのであれば、命に関わることがあるため、早急に動物病院に連れて行く必要があります。
連れて行く際は、分かる範囲で何をどの程度食べたかを獣医に伝えるようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。いますぐ動物病院に行くべき犬の嘔吐の例として、
- 血が混じっている嘔吐
- 熱中症由来が疑われるもの
- 食べてから時間が経過しているものが混じっている嘔吐
- 食べてはいけないものを食べた後の嘔吐
の4つを紹介しました。
このように、ワンちゃんの嘔吐の中には命に関わる恐れのある見逃すことの出来ないものもあるということがわかりました。
しかし、嘔吐をしたからといって必ずしも命に関わるというわけではありません。草を食べた後に胸焼けを解消するために吐いたり、食べ過ぎや水の飲み過ぎ、激しい運動をした際に胃液を吐くなどの生理現象の場合もあります。
そのため、ワンちゃんが嘔吐をした際はその直前の行動から動物病院に連れて行くか判断し、容態が急変するようであれば早急に診察を受けさせるようにしてください。