犬が熟睡できている時にする寝相や仕草5選
犬はもともと警戒心の強い動物なので、熟睡することは珍しいと言われています。しかし、信頼している飼い主と一緒にいる時は、安心して熟睡する姿を見せることも…♡ここでは犬が熟睡している時に見せる寝相や仕草を紹介します。
1.お腹を見せた『ヘソ天』状態
犬が熟睡している時に見せる代表的な寝相といえば、『ヘソ天』と呼ばれる姿ではないでしょうか。犬にとって急所とも言われるお腹を見せて眠る仰向け状態は、完全に危険を忘れ安心しきっている寝相と言えます。
飼い犬の中でも仰向けになり眠っている姿を見せる犬は多く、これは信頼している飼い主さんが側にいるから安心して眠れている状態と言えます。ぐっすり熟睡している時にしか見せない寝相の代表格です。
2.足を投げ出して横向き眠る『脱力』状態
足をダランと投げ出すようにして横向きに眠っている寝相も熟睡している証拠です。少しでも警戒心が入っていると、いつでも動けるように足を投げ出していることは少ないため、足を投げ出して脱力して眠っている状態は、熟睡状態と言えます。
ただし、横向きに眠っている時に足を開くようにしてお腹を出している場合は、暑さを感じている可能性があります。夏場であれば室温調節を、冬場であれば暖房やホットカーペットの設定温度が高くなっていないか確認しましょう。
3.白目をむいた状態で眠っている
眠っている愛犬をふと見たとき、白目をむき出してぐっすり眠っている姿にギョッとしたという経験をお持ちの飼い主さんはいませんか。白目をむいて眠っている状態は、まさに『完全リラックス状態』です。
熟睡しているために体の力が抜けきってしまい、目が少しだけ開いてしまっていると考えられます。安心して眠れている証拠なので、一瞬びっくりしてしまいますが、そのままそっと見守ってあげてください。
4.舌をだらんと出して口を開けて眠る
熟睡している犬は、全身の力を抜ききっていることが多いです。そのサインの1つに、口を軽く開けて舌をダランと出した寝顔が挙げられます。
脱力し熟睡している状態なので、口が開いてしまい長い舌も外へと出てしまっているのです。ちょっぴりお間抜けな表情が愛らしい寝顔には、飼い主に対する信頼の証が込められているのですね！
5.「ムニャムニャ」と寝言を言っている
飼い主さんの中には、眠っている時に何やら「ムニャムニャ」と喋るような仕草を見たことがあるという人もいるのではないでしょうか。これは人間でいう『寝言』です。
脳が熟睡しているために寝言を言う状態になっていると考えられるため、この仕草も熟睡しているサインと捉えてよいでしょう。ちなみに、犬が夢を見るかどうかは解明されていませんが、おそらく夢を見ているのでは、と考えられています。
愛犬のために快適な寝床を準備しよう♡
飼い主として、愛犬になるべく安心した状態で熟睡してほしいと思いますよね。愛犬のために快適な寝床を作る際は、犬にとって安心して眠れる理想の環境を用意してあげることが大切です。
- 外からの刺激を受けにくい場所にベッドを設置
- 温度調節ができる部屋に寝床を作る
- なるべく部屋の四隅のどこかに寝床を用意する
- 少し暗くなっている静かな場所
- 使い慣れたブランケットを置いてあげる
この5つのポイントを考慮して寝床を用意してあげましょう。外からの刺激には、主に太陽光や車の音、外から漂ってくる匂いなどが挙げられます。犬の嗅覚と聴覚は非常に優れているため、道路に面した場所は避けてあげると安心できるでしょう。
また、警戒心を少しでも緩めてあげるために、四隅のどこかにベッドやケージを設置してあげることをお勧めします。二面が壁で遮られていることで、そちら側に注意を向ける必要がなく、リラックスしやすい環境を用意することができますよ！
まとめ
いかがでしたか。犬は熟睡できている時、今回紹介したような寝相や仕草を見せることが多いです。愛犬に安眠してもらうためにも、『快適な寝床を作るコツ』を取り入れた環境を用意してあげましょう。
