犬は撫でられるのが好き?
あなたの愛犬は撫でらることが好きですか?人に触れてもらうことを好む犬は多いですが、全ての犬が撫でられることが大好きな訳ではないようです。
1.撫でられることが好きな犬種とは?
犬は個体ごとに性格が非常に様々です。さらに犬種ごとに持つ本来の性格もあるので、どんな犬でも「撫でられることが大好き!」とはいかないよう。
人に愛玩犬として飼われるよう品種改良された犬種は、人のそばに居ることに喜びを感じやすいため撫でられることが好きな個体が多いようで、代表的な愛玩犬はマルチーズやチワワ、トイプードルなどです。
逆に遺伝子がオオカミに近いと言われる柴犬やハスキーなどは、どちらかというと警戒心が強いためベタベタと触れられることは好まない個体が多いようです。
2.いつでも撫でられたい訳ではない
また撫でられるいことが大好きな個体でも、いつでも触ってもらいたい訳ではないようです。
特にご飯の際中と寝ている時は要注意。ご飯を食べている時に不用意に触ろうとすると「ご飯を奪われる!」と勘違いして唸り声をあげることも。
またぐっすり寝ている時に撫でてしまうと、当然ながら睡眠を妨げてしまいます。寝ている愛犬はとても可愛いですが、しつこく撫で続けると唸ったり、時には噛みつこうとすることがあるので静かに休ませてあげましょうね。
3.犬は撫でてほしい時にサインを出している!?
犬は言葉で感情表現をすることが出来ないので、仕草や行動で私たち飼い主に気持ちを伝えてくれています。
撫でられることが大好きな犬も、あまり好ましく思ってない犬でも「撫でてほしい」と思っている時にはしっかりとサインを出してくれているはず。
そんな可愛らしいサインを見過ごさないためにも「撫でてほしい時」によくする仕草や行動をぜひチェックしてみて下さい!
あるある♡犬が『飼い主に撫でてほしい時』によくする仕草や行動4選
1.お腹を見せてくる
愛犬がコロンと転がってお腹を見せてくることはありますか?犬をはじめとした多くの動物にとってお腹は急所です。そのお腹を見せてくれるという行動は、相手をとても信頼している証なのです。
お腹を見せる行動は降参や服従の意味を持つとも言われていますが、飼い主さんに対して甘えたい時、撫でてほしい時にも仰向けになってお腹を見せてくれることがあります。もちろん撫でてもらいたい場所はお腹です。
犬は自身で上手にお腹を掻くことが出来ないので、撫でてもらうととても気持ちの良い部位でもあります。優しく撫でてあげたり、じゃれるようにワシャワシャと触ると大喜びする犬も少なくないはずです。
2.背中を見せてくる
不意に愛犬がトコトコと近寄ってきて、飼い主さんに背中を向けてお座りすることはありませんか?どうせ近くにお座るするなら可愛いお顔を見せてほしいと感じるかもしれませんが、愛犬が飼い主さんに背中を向けるのも信頼の証となります。
犬は野生時代、外敵から急所のひとつである後足を守るため、群れの仲間たちと背中を合わせて過ごしていたと言われています。
犬の習性として、絶対的に信頼できる人にしか背中を向けることはないと言われているのです。背中を向けてくれる愛犬は飼い主さんのことを本当の家族としてとても信頼してくれているのです。
わざわざ背中を向けてお座りをしてくる時は「背中を撫でてほしい」という気持ちと共に、大好きな飼い主さんとリラックスタイムを過ごしたいと感じていることでしょう。
3.前足を乗せてくる
飼い主さんの足や腕に愛犬がちょこんと前足を乗せてくる時も「撫でてほしい」と思っている可能性大です。この前足を乗せてくる行動は何かしら要求がある時の行動でもあります。
「撫でてほしい」以外にも「オヤツがほしい」「遊んでほしい」などと思っている時もあるようです。
4.どこにでもついてくる
犬が「撫でてほしい」と感じている時の心理は、基本的に飼い主さんに「甘えたい」と思っていることが多いでしょう。とにかく飼い主さんの行くところ行くところ、どこにでもついてくる時は「撫でてほしい」と思っている可能性が高いはず。
料理中でもお掃除中でも隙あらば飼い主さんの足元にフセをして「終わるのまってるね」と言わんばかりの上目遣いで見つめられたことはありませんか?
そんな時は「甘えたい」「たくさん撫でてほしい」と思っていることでしょう。時間が出来たらしっかりとコミュニケーションタイムを作ってあげましょうね。
まとめ
犬が飼い主さんに撫でてもらいたい時の心理としては、基本的に甘えたい時や安心したい時、またリラックスタイムを一緒にのんびり過ごしたい時だと思います。
毎回のように要求に応える必要はありませんが、時間のある時にはゆっくりと愛犬とのリラックスタイムを楽しみつつ沢山撫でてあげましょう。