『犬を飼うと幸せになる』は科学的にも注目されている
近年、セラピー犬が老人ホームを訪問したり、海外では注意欠陥多動性障害の子どもと犬を触れ合わせることで症状改善が見られたという結果が報告されたりと、犬が人間にもたらす大きな影響に注目が集まっています。
また、犬を飼っている人は幸福ホルモンを分泌しやすく、生活にも様々なメリットを受けやすいという結果も多く報告されています。これらの多くの結果によって、『犬を飼うと幸せになる』という話が迷信ではなく、科学的にも注目され始めているのです。
愛犬と暮らしてよかった♡犬を飼うと実感する『5つの幸せなこと』
前述したように、犬は私たち人間にあらゆる『幸せ』をもたらしてくれます。ここでは犬を飼うことで飼い主さんたちが実感した『幸せなこと』をいくつか紹介したいと思います。
1.一緒にいて安眠している姿を見ると愛おしくなる
犬はもともと警戒心の強い動物なので、眠っている時も小さな物音や気配がするだけで起きてしまうことがよくあります。そんな愛犬が、自分と一緒にいて安眠している姿を見ると「安心してくれているんだな」「信頼されているのかな」とより愛おしくなるという声は多いです。
今でも野生の頃の本能や習性が残っている犬たちですが、私たち飼い主と一緒に暮らすことで、一時でも安心して熟睡できている姿を見るとほっこりしますよね。
2.表情や仕草で気持ちが通じ合っている感じがする
言葉を話せない犬たちですが、仕草や行動、さらに豊かな表情によって一緒に暮らしていくうちに何を言いたいのかを、なんとなく感じ取ることができるようになります。
表情や仕草で私たちに何かを訴えかけようとしてくる時、「ふと気持ちが通じ合っているような気がして嬉しくなる」という幸せポイントを感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
中には「一緒にいられて嬉しいよ」というように、特に嬉しいことが起きているわけでもないのに、口角を上げて笑っているような表情で見つめてくる犬もいます。こんな表情を見せられたら、こちらも幸福度が上がること間違いないですね!
3.外出先から帰ると嬉しそうに出迎えてくれる
犬を飼うことで最初に「幸せだなぁ〜」と強く実感するシーンといえば、飼い主が外出先から帰ってきたときのお出迎えではないでしょうか。玄関まで駆け寄ってくる子もいれば、ケージやサークルの中から「おかえり〜」と立ち上がって待っている子もいます。
「帰ってきたんだね!」と嬉しそうな表情や仕草、態度を見せてくれる犬を見ると「こんなに自分の帰りを待っていてくれる子がいる」と嬉しくなるという飼い主さんも多いはず。
ただし、帰宅直後にオーバーリアクションで構ってしまうと分離不安を引き起こす原因となるので、ぐっと我慢して落ち着いて対応しましょう。
4.こちらの気持ちを察して寄り添ってくれる
よく「飼い主が落ち込んでいると隣にやってきて心配そうに覗き込んでくる」「そっと寄り添ってくれる」という話を聞きますよね。実際、犬は人の感情を表情や行動、声のトーンから察する能力に長けていると言われています。
そのため、飼い主がいつもより元気がないと心配になり「どうしたの?」「大丈夫?」と隣に寄り添ってくれるのです。そんな優しい行動に慰められたり元気をもらうという人も多いのではないでしょうか。
中にはまったく気付かず「どうしたの!!早く遊ぼう!」とテンション高く近寄ってくる犬もいますが、それもご愛嬌♡そんな的外れな行動でクスッと笑わせてくれることも多くあります。
5.全身で「大好き!」が伝わってくる
一緒に遊んでいるとき、一緒にのんびり過ごしているとき、全身で「大好き!」が伝わってくるような甘え方や仕草を見せてくれることは多いですよね。そんな愛情深い行動に幸せを感じる飼い主さんは多いでしょう。
犬は仲間でもあり大切な存在である飼い主に対して、強い愛情を向けてくれます。私たちもスキンシップやアイコンタクト、一緒に遊ぶといったコミュニケーションなどで、積極的に愛情を伝えていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬を飼うことで日頃から日常の何気ない瞬間に「幸せだな」とほっこりする場面が出てきます。こうした日常の積み重ねにより幸福ホルモンが分泌され、健康やメンタル面にも良い影響を与えてくれると考えられているのです。ぜひ私たちも積極的に愛犬に愛情や感謝を伝えていきましょう。