犬に与えるべきではない『NGご褒美』3選!過剰なご褒美は危険かも?

犬に与えるべきではない『NGご褒美』3選!過剰なご褒美は危険かも?

皆さんは愛犬のトレーニングのご褒美として何を与えていますか。多くの人が『食べ物』を与えていると思いますが、与えている物によっては悪影響をもたらすかもしれません。今回は犬に与えるべきではないご褒美と与える際の注意点を解説していきます。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬にご褒美を与える際は与え方に注意が必要!

褒められる犬

犬のしつけトレーニングや遊びの中で褒める際、皆さんはご褒美としてどのような『もの』を与えていますか。多くの方がご褒美として食べ物を与えているかと思います。

一般的に犬にご褒美として与える食べ物は、大きく分けて「ドッグフード」と「犬用おやつ」があります。しかし、犬用だからといくら与えてもいいというわけではありません。与えすぎたりご褒美の使い方を間違えると、様々な悪影響を及ぼします。

1.ご褒美として食べ物を与えすぎると生活習慣病の原因に

太り過ぎた犬

まず、ご褒美として食べ物を与えすぎると、それが何であれ生活習慣病の原因となります。食べすぎることで、まず考えられるリスクが『肥満』です。

太ってしまうことで足腰に余計な負荷がかかり、怪我に繋がりやすくなります。また、肥満から糖尿病や皮膚病、さらに心臓などの臓器に負担がかかることで、体調不良や新たな疾患を患う原因となる恐れもあります。

ご褒美を食べ過ぎたことで、通常の食事が満腹で食べられなくなってしまうというリスクも考えられます。ご褒美におやつを使っている場合は、ドッグフードよりも美味しいおやつに目移りしてしまい、ドッグフードを拒否する原因となるケースも珍しくありません。

2.ご褒美の与えすぎでしつけに悪影響をもたらす恐れ

お手をしない柴犬

ご褒美はしつけに一役買ってくれるアイテムですが、与え方を間違えると逆効果となってしまうことをご存知でしょうか。

しつけを行う際、しつけができた時に毎回とりあえずご褒美を与えていると、ご褒美が目当てとなってしまうことがあります。すると、いざという時にご褒美を持っていないと「ご褒美がないからやらない」といつも通り動いてくれなくなることがあるのです。

ご褒美を使ってしつけを行う場合は、まずトレーニング達成に対して「褒める」ことをメインとし、そのおまけとして少しだけご褒美を与えるようにしましょう。褒めてからご褒美を見せて与えるという順番が正解です。

また、ある程度のトレーニングが進んできたら、ご褒美を与える回数を減らしていきます。褒めるだけの時とご褒美がもらえる時をランダムに取り入れ、ご褒美がなくてもしつけの成果を実行できるようにしましょう。

犬に与えるべきではない『NGご褒美』3選

クッキーをもらう犬

犬のトレーニングを順調に進める役割を持つ『ご褒美』ですが、誤ったご褒美を与えてしまうと、様々な面で悪影響を及ぼす恐れがあります。ここでは犬に与えるべきではないNGご褒美を紹介します。

1.犬にとって有毒な食材

当たり前ですが、犬にとって有毒な成分が含まれている食材は絶対にNGです。しつけの面で悪影響を及ぼす前に、体調不良や最悪の場合は死を招く恐れがあります。

犬に与えると危険な食材として、代表的な食べ物は以下の通りです。

  • チョコレート
  • ぶどう(レーズンも含む)
  • キシリトール
  • ネギ類
  • ナッツ類
  • 生の魚介類
  • カフェイン
  • アルコール

これらは犬が誤飲してしまうと意識障害や急性腎不全、麻痺などの非常に危険な症状を引き起こす恐れがあります。最悪の場合、死に至るケースも稀に報告されているので、「少量なら大丈夫だろう」と与えないよう注意しましょう。

2.人間の食べる食品

上記の危険な食材が含まれていない人間の食べる食事を、ご褒美として与える飼い主がいます。確かに犬にとってこれほど美味しいご褒美はないでしょう。しかし、嗜好性が高過ぎますし、味付けも濃すぎるため絶対にやめてください。

人間の食べる物は、私たちが想像している以上に犬にとって嗜好性が高いです。また、人間が食べるお菓子やお惣菜は、糖分や塩分が過剰に含まれているため、犬にとって肥満の原因となったり、臓器に負担をかけたりする恐れもあります。

こうした食品を食べてしまうと、味を占めてしまい人間の食事以外を受け付けなくなってしまう恐れがあります。しつけの面でも健康面にも悪影響なので、与えないようにしてください。

3.嗜好性の高いおやつ

『犬用おやつ』として販売されているの物の中には、明らかに他のおやつよりも嗜好性の高いおやつや食べ物が混ざっていることがあります。

おやつをご褒美として与える場合、トレーニングに応じて与えることになるため、あまりにも嗜好性の高いおやつを使用してしまうと、ドッグフードを食べなくなる恐れがあります。

トレーニングに与えるおやつは、なるべく嗜好性の低いおやつやドッグフードなどを選び、どうしても嗜好性の高そうな美味しいおやつや食べ物を与えたい場合は、特別な日にのみ与えるようにしましょう。

まとめ

屋外でご褒美をもらう犬

いかがでしたか。犬にご褒美として食べ物を与える場合は、安全面が配慮されたものやしつけに悪影響を及ぼさないご褒美を与えるようにしましょう。今回紹介した『NGご褒美』は避け、適切なご褒美を正しく活用しましょう。

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