犬が『助けて』と飼い主に訴えている時の仕草・行動5選

犬が『助けて』と飼い主に訴えている時の仕草・行動5選

犬は不安なことや怖いことに遭遇した時、信頼する飼い主さんに助けを求めることがあります。その時に『助けて』と言葉で訴えられたらいいのですが、犬はそれができません。そのため、仕草や行動で飼い主さんにSOSを訴えます。この記事では、犬が『助けて』と飼い主に訴えている時の仕草や行動をご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

愛犬の『助けて』に気づいていますか?

雷を怖がるフレンチ・ブルドッグ

犬は基本的に大きな音や得体の知れないもの、予測不能な動きをするものが苦手です。また他人や他犬が苦手という犬も少なくありません。犬がこれらに不安や恐怖を感じた場合、次のようなサインが見られます。

  • 尻尾を下げる/股の間に巻き込む
  • 震える
  • 体を硬直させる
  • 耳を後方に倒す

などです。そして更に、飼い主さんに『助けて』と訴えることもあります。もちろん犬は言葉を話せないので、さまざまな仕草や行動で訴えます。

さて飼い主の皆さんは、愛犬の『助けて』に気づいてあげられていますか?飼い主なら、いち早く愛犬からのSOSに気づいてあげたいものです。

ぜひこの機会に、犬が『助けて』と訴えている時の仕草や行動を知っておきましょう。その仕草や行動はたくさんありますが、今回はその中から5つをご紹介します。

犬が『助けて』と飼い主に訴えている時の仕草や行動は?

見つめるM・ダックスフンド

1.吠える/鳴く

犬が吠えたり、鳴いたり、唸ったりしているときは、自分の気持ちを伝えています。とはいえ、吠え声や鳴き声だけから気持ちを読み取るのは難しく、犬の様子や状況などもよく見て判断することが大切です。

愛犬が飼い主さんに向かってワンワン吠えたり、クンクン鳴いたりしている時の気持ちはいくつか考えられます。

愛犬の様子をよく観察してみて、もし前述のような不安や恐怖のサインを見せているのなら『助けて』と訴えている可能性が高いです。うっかり「うるさい!」などと叱らないように気をつけましょう。

2.視線を投げかけてくる

犬は目で何かを訴えることがあります。例えば、散歩や食事の時間が近づくとオスワリをしてじーっと飼い主さんを見つめるのは、散歩や食事の催促です。「散歩へ連れて行って」「ごはんちょうだい」と、目で訴えているのです。

愛犬が不安や恐怖のサインを見せながら視線を投げかけてくる時は要注意。『助けて』と訴えているのかもしれません。じっと見つめてくるパターンも、チラチラ見てくるパターンもあります。

わが家の愛犬は動物病院で診察台に乗ると、すがるような目でじーっとわたしを見つめてきます。尻尾を垂らしブルブル震えていたりしていて、今にも「助けて…」という声が聞こえてきそうです。

3.抱っこを求める

甘えたい時に飛び跳ねたり飛びついたりして、飼い主さんに抱っこを求める犬は多いです。そして飼い主さんに甘えたい時だけでなく、助けてほしい時にも抱っこを求めることがあります。その場合は、何らかの不安や恐怖のサインも見せているでしょう。

犬にとって信頼する飼い主さんは安全基地のようなものであり、飼い主さんに抱っこされると安心感を得られます。だからこそ何かあると「助けてー!」と、飼い主さんに抱っこを求めるのです。

4.あくびをする

眠い時にあくびが出るのは犬も人も同じです。しかし全く眠くなるような状況ではないのに、犬があくびをする時があります。これは緊張や不安を感じているからです。

あくびはカーミング・シグナルのひとつ。カーミング・シグナルとは、犬が緊張や不安を感じた時に、自分や相手の気持ちを落ち着かせるためにする仕草や行動のことを言います。

例えば他人に触られている時や、飼い主さんに叱られている時に愛犬がやたらあくびをするのは、緊張や不安を感じている証拠。「やめて」「助けて」と訴えていると理解してあげましょう。

5.元気がなく動こうとしない

犬は体調が悪かったりケガをしていたりすると元気がなくなり、あまり動こうとしません。散歩や遊びで疲れた時にも同様の様子を見せることがありますが、この場合はしばらく休めば復活します。

愛犬が一時的ではなくずっとじっと寝てばかりいる時は、体に何かしら異常があるのかもしれません。『助けて』の訴えだと思って、動物病院を受診しましょう。

まとめ

手を取り合う2人とビーグル

今回は、犬が『助けて』と飼い主に訴えている時の仕草や行動を5つご紹介しました。

『助けて』の訴えに飼い主さんが気づかずにいると、場合によっては愛犬がパニックになってまうことも考えらます。また愛犬からの信頼を失ってしまう可能性もあるので、愛犬の『助けて』を見逃さないように注意しましょう。

そして愛犬の『助けて』に気づいたら、必要に応じて不安や恐怖を軽減してあげたり、動物病院へ連れて行ってあげたりしましょう。飼い主さんの落ち着いた態度が愛犬に安心感を与えることもあるので、慌てずに対処することが大切です。

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