犬はどんな飼い主の行動にがっかりするの?
今回は犬が飼い主にがっかりしている時にする仕草や態度を紹介していきますが、その前に、犬は飼い主のどのような行動にがっかりするのか確認していきましょう。
- 構ってアピールを無視される
- なかなか「構って」要求に気づいてくれない
- 散歩に行けない
- できたことに対して褒めてもらえない
- 思わせぶりな行動をとる
上記の例を見てもわかる通り、犬は犬自身が期待していたことが起きない状況に対してがっかりすることが多いです。
純粋で素直な気持ちを持つ犬たちは、ちょっとした飼い主の何気ない行動に喜び、期待が外れると大きくショックを受けてしまうのです。
このように必要以上にショックを与えないためにも、普段から愛犬の前でとる行動や態度には十分気を配りましょう。
犬が飼い主に『がっかりしている時』に見せる仕草や態度とは
では、犬が飼い主にがっかりしている時にどのような仕草や態度を見せているのでしょうか。以下の仕草や態度に心当たりのある方は、今後、愛犬をがっかりさせないよう気を配りましょう。
1.「ふっ」と短いため息をつく
犬のため息には2種類あります。長い「ふーっ」というため息は満足感を表し、「ふっ」と短いため息は不満や呆れを表していると考えられています。
そのため、なかなか飼い主が構ってくれなかったり、期待していたことが起こらなかったりすると、短いため息をつい吐いてしまう犬たちの姿を見かけることになるかもしれません。
2.あくびをする
犬のストレスサインの1つとして、あくびは有名です。不満やイライラといった感情を少しでも落ち着けるため、犬はあくびをすることでリラックスしようとします。
あくびをしているからといって、必ずしもストレスを感じているというわけではありませんが、眠そうな様子を見せていないにも関わらず、あくびをして見せる場合は、何らかのストレスがかかっていると考えましょう。
飼い主自身が愛犬をがっかりさせるような行動をしていないか、自身の行動を思い返してみてください。
3.前足で顔周りをこする
基本的に犬は体が痒い時、後ろ足で体を掻くことが多いです。前足で顔周りをこするように掻く仕草を見せる時は、不満やイライラした感情を払拭しようとしています。
他にも「遊んで欲しいのに遊んでくれない」「構ってほしいのに全然構ってくれない」というように、寂しさをアピールする時にも見られるので、長時間放置しすぎていないか思い返してみてください。
4.飼い主から視線を外す
「そろそろ愛犬と触れ合おう」と愛犬とコミュニケーションを取ろうと近寄った時、なぜか一向に視線を合わせてくれない…という経験はありませんか。犬は飼い主にがっかりした時、視線を合わせないことで不満を伝えることがあります。
人間も不機嫌な時など視線を合わせないようにすることで、しばらく気持ちを落ち着かせようとすることがありますよね。犬も同じように「なんで放っておくの」というイライラを落ち着かせようとしているのでしょう。
5.呼んでもすぐに駆け寄って来ない
いつもならば名前を呼ぶと足早に近寄ってくる愛犬が、なぜか今日はのろのろとどこか嫌そうに近寄ってくる…。こんな微妙な態度を見せる時、もしかすると「構って」などのアピールを散々無視され、がっかりしているのかもしれません。
犬は飼い主に呼ばれた時、その時の感情が近寄り方に投影されることが多いです。ノロノロとゆっくり近寄ってくる場合は何か不満を感じていたり、ちょっぴり緊張していたりする場合が多いです。
まとめ
いかがでしたか。いつもは大好きな飼い主さん相手でも、あまりにも期待を裏切られると犬もがっかりしてしまいます。あまり愛犬の期待を裏切るような行為は避け、どうしても構ってあげられない時は、優しく声をかけるくらいは対応できるようにしましょう。