犬を飼うべきではない人の『4つの特徴』 飼う前に必ず知っておきたい知識

犬を飼うべきではない人の『4つの特徴』 飼う前に必ず知っておきたい知識

犬を飼うことはとても楽しいことですが、それだけでなく大変なことも少なくありません。責任と覚悟を持って飼い続けるために、犬を受け入れる前にぜひ知っておいて欲しいことがあります。

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1.自宅で過ごす時間があまりない

窓の外を見る犬

犬は家族や仲間と過ごすことを好む動物です。

そのため、ひとりきりで過ごす時間が長すぎると、不安やストレスを感じるようになってしまいます。

そうしたストレスが原因で、無駄吠えやいたずら、トイレの粗相などが増えることも多く、常同行動のような精神疾患を招くこともあります。

そのため、家に家族が誰もいない時間が長すぎる場合は、犬を迎え入れることを諦めた方がいい場合もあります。

犬は飼い主の都合次第で可愛がればいいぬいぐるみのような存在ではありません。

そのため、散歩やコミュニケーションをしっかりと行えるだけの時間を、きちんと確保できるかどうかを考えてみてください。

特に、一人暮らしの場合は犬がひとりきりになる時間が長くなりやすいだけでなく、急遽帰宅できなくなることも考えられます。

さらに、飼い主さんが怪我や病気をして入院することになったり、亡くなったりした場合にも犬の行き場がなくなってしまうこともあります。

実際、飼い主さんが飼育困難になった結果、犬が捨てられたり殺処分されたりすることはめずらしいことではないのです。

一人暮らしで犬を飼う場合はさまざまな状況を想定し、万が一の場合に備えて犬のお世話をお願いできる人を決めておくなどの配慮が必要です。

2.家族に犬の飼育を反対している人がいる

喧嘩するカップル

家族の中に誰かひとりでも犬を飼うことに反対する人がいる場合は、飼育を考え直すことをおすすめします。

水槽内で飼う金魚などに比べて、犬は家の中を自由に動き回ったり、コミュニケーションを必要としたりする動物なので、家庭の中で大きな存在感を発揮することになります。

そのため、犬を好意的に思っていない人が家族の中に一人でもいると、家族関係そのものが悪くなることがあるのです。

特に、犬のお世話の大半を担うことになるのが、家にいることの多い「お母さん」です。

子どもがどれだけ飼いたいと思っていても、お母さんが心から賛成していない場合は、お世話の大変さにストレスを感じるようになってしまうことが考えられます。

誰かが不満やストレスを感じて家族関係がギスギスしてしまうことのないように、犬を飼う前には必ず家族全員で責任と覚悟を持たなければならないのです。

3.金銭的な余裕がない

お金と犬

犬を飼うためには、ある程度お金がかかるということを知っておく必要があります。

犬をペットショップやブリーダーで購入する場合は購入費用が必要です。

さらに、食事代とトリミング代(犬種による)が一生かかり続けます。

それだけでなく、定期的にワクチンを打ったり、フィラリア駆虫薬を飲ませたり、健康診断を受けさせたりと病院代もかかります。

人間のような健康保険はないため、任意でペット保険に入る場合はその費用もかかります。

さらに、怪我や病気にかかった場合は、治療費用が必要で、外科手術では数十万かかることもめずらしいことではありません。

それ以外にも、細かい部分ではおもちゃやおやつ代も必要で、飼い主さんの旅行時にはペットホテル代がかかることも考えられます。

そうした費用がかかることを考えずに犬を飼い始めると、いざという時に必要なお金を用意できず、適切な対応ができなくなることがあるので注意しましょう。

4.生活を変えることにストレスを感じる

寂し気な茶色い犬

犬を飼い始めると、生活時間や生活スタイルが大きく変化します。

朝晩の散歩に出かけて、食事やトイレのお世話をし、必要に応じて病院やトリミングサロンに連れて行かなければならないこともあります。

また、仕事が休みの日も好きなだけ寝ていられるわけではなくなりますし、好きなように出かけられなくなることもあります。

犬を留守番させる場合は帰宅時間を考え、旅行に出かける場合も一緒に泊まれる宿を探したりペットホテルに預けたりしなければなりません。

犬がいることで、これまでとは同じ生活ができなくなる可能性がじゅうぶんありえます。

このことを理解せずに犬を飼い始めると、予想以上にストレスを感じることもあるでしょう。

そしてイライラした気持ちや態度の矛先が犬に向かうこともあるかもしれません。

また、そのせいで愛犬を可愛いと思えなくなったり、重荷に感じるようになったりすることも。

そのような事態になると犬も飼い主さんも幸せな生活が送れなくってしまうかもしれません。

犬を飼う前には、毎日の生活時間をはじめ、休みの日や旅行時のことなども具体的に想像してみるといいでしょう。

また、犬を飼っている人の話を聞いてみると、よりリアルな生活を知ることができるのでおすすめです。

まとめ

なでられている犬

犬を飼うと、生活が一変することでしょう。

それは最高に楽しいことですが、思った以上に大変だと感じる場合もあるかもしれません。

うれしいことも面倒なこともすべてひっくるめて受け入れることができなければ、犬を飼うことがつらくなってしまうことも考えられます。

ドッグライフが犬にとっても飼い主さんにとっても幸せなものになるように、実際に飼い始める前に、さまざまな事態に備えて想定をしておくことをおすすめします。

しっかりと準備をして、可愛い愛犬を迎え入れてくださいね。

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