犬がワガママを言っている時にすべき対処法
1.「いけない」とハッキリ伝える
犬がワガママを言っている時は、「いけない!」とハッキリ言葉にしてください。
態度も同じようにハッキリと示さなければなりません。
犬が自分の態度がワガママな態度であることを理解できなければならないためです。
2.食べない時は片付ける
犬が「このご飯は食べたくない!」とワガママを言うことがあります。
食べない時はすぐに片づけてください。30分~1時間くらい経った時、もう一度ご飯を出してください。
ただのワガママなのであれば、お腹が空いて食べてくれるはずです。
ご飯を好き嫌いするワガママを言うようになるのは、他の食べ物を与えているからです。
おやつの与えすぎや人間の食べ物を与えたことが主な原因です。
犬用のおやつを与えるのは悪いことではありませんが、ご飯を食べ終えてから適切な量を与えるようにしましょう。
3.叱らず黙って後始末をする
犬がワガママによってわざとトイレを失敗することがあります。
叱ることも怒鳴ることもせず、ただ黙って後始末をしてください。
これは、飼い主への反抗的な態度です。その行為が間違った行為であることを理解しているからこそわざと失敗するのです。
ワガママを言って飼い主を困らせたいのでしょう。
叱ったり怒鳴ったりすると、さらに反抗的な態度を取ったり、ワガママをエスカレートさせることがあります。
トイレの失敗がわざとであることが分かっており、トイレトレーニングを完璧に終えているのであれば、ワガママを言うことを終えるまで待っていてあげてください。
おそらく反抗期を迎えたのでしょう。
するべきではない間違った対応
厳しく叱りつける
ワガママを言う犬を厳しく叱りつけるのは間違った対応です。
あまりのワガママな態度にイライラしてしまうことがあるかもしれませんが、感情的になって怒鳴りつけるのもいけません。
厳しく叱りつけられたり怒鳴られたりした犬は、一時的にワガママを言うことをやめるかもしれません。
それは、本当に一時的なだけです。飼い主の態度に不安や恐怖を感じ、逃れるためにワガママをやめるのです。
ワガママな要求に応える
ワガママを言う犬の要求に応えるのは間違った対応です。
そのワガママに困っているのであれば、本気でやめてほしいと考えているのであれば、たったの一度でも応えてはいけません。
一度でもワガママな要求が通ってしまうと、次もその要求を通すためにワガママをエスカレートさせることがあります。
応えてもらえなかった時は、さらにエスカレートしますし、手段を選ばなくなってしまうことがあります。
「何で応えてくれないの!?」と怒るようになるなどし、飼い主に噛みついたり危害を加えたりすることが増える可能性があります。
無視をする
ワガママを言う犬を無視するのは間違った対応です。
やってしまいがちな対応ですよね。無視をされた犬の気持ちになってみてください。なぜ無視をされたのか理解できているでしょうか。
飼い主が無反応だったため、諦めたような態度を見せるかもしれません。
しかし、必ずまた同じようにワガママを言ってきます。
無視をしても犬のワガママな態度が解決されることはないでしょう。
まとめ
犬がワガママを言っている時にすべき対処法を3つ解説しました。
- 「いけない」とハッキリ伝える
- 食べない時は片付ける
- 叱らず黙って後始末をする
愛犬がワガママを言う時、あなたはどのように対応しているでしょうか。
つい言うことを聞いてしまう、無視をする、叱る、これらのどれかなのではないでしょうか。
上手く対処するためには、愛犬がワガママを言うようになってしまった理由や心理状況も把握してあげる必要があると思います。