ペットロスが辛い理由
1.急な静けさを感じる
愛犬がいなくなると、急な静けさを感じることがあります。
お散歩を要求したくて吠えることもありませんし、おやつをおねだりしたくて鳴くこともありません。
廊下を歩く時のカツカツという爪の音さえ聞こえないのです。
愛犬と別れた後、「うるさい!」と叱ったことを後悔します。吠えるからと無視したことを後悔します。
急な静けさに寂しさを感じ、ちょっと吠えるくらい許してあげればよかったなと思うのです。
2.やることがなくなる
愛犬のお世話がなくなることで「何もやることがない…」と感じることがあります。
朝起きたらすぐにトイレに誘導し、お散歩へ行き、ごはんを用意して、その間にトイレの後始末をして…と、朝は何かと忙しくお世話しますよね。
仕事から帰宅した時も同じです。愛犬のお世話以外にもやるべきこと・やりたいことがたくさんあるはずなんです。
それなのに、愛犬のお世話がなくなっただけで何もやることがないかのように感じ、寂しく思うのです。
3.ひとりぼっちになる
愛犬がいなくなると、ひとりぼっちになったと感じられることがあります。
我が子であり、パートナーであり、友人や恋人のような存在だからです。
とくに一人暮らしをしていると、家の中に本当にひとりになってしまいます。
仕事に行きたくない朝も愛犬が見送ってくれるから頑張れます。
嫌なことがあった日も、帰宅すると大喜びで出迎えてくれる愛犬がいるから落ち込まずに済みます。
愛犬は、自分のことだけを信頼し、愛情を与えてくれる存在です。
嘘をつくこともありませんし、騙したり裏切ったりすることもありません。
人間とは違うものを与えてくれる存在だからこそ、失うとひとりぼっちになったように感じられるのです。
4.後悔が多くある
愛犬に対して後悔があるほどペットロスになりやすいです。
「もっと○○してあげればよかった」「何であんなことしてしまったんだろう」といった後悔は誰にでもあると思います。全く後悔のない飼い主はいません。
ひとつでも後悔を少なくした方がペットロスにならずに済みます。
気分次第で愛犬に対して冷たく接してしまったことはありませんか?
ちょっと失敗してしまっただけなのに強く怒鳴りつけてしまったことはありませんか?
申し訳なかったなと感じるのであれば、「ごめんね」と心から謝ってください。人間の言葉は分からなくても、飼い主の気持ちは必ず伝わります。
愛犬と別れてからでは遅いので「ごめんね」と「ありがとう」は今伝えなければなりません。
5.頼れる人がいない
愛犬を失ってペットロスになりやすい人には、「頼れる人がいない」という共通点があります。
家族・友人・仲間・恋人など、あなたには愛犬以外の心を許せる存在があるでしょうか。愛犬を失った悲しみを話せる人がいるでしょうか。
身近にいないのであれば、SNSでも構いません。悲しい気持ちや寂しい気持ちを話せる相手、どうしたらいいのか分からない時に相談できる相手、共感してくれる相手がいることが必要だと思います。
ペットロスから抜け出すための方法
私が最も有効的だと思う方法は「犬のお世話をすること」です。
- 新しく犬を家族に迎える
- 犬のお世話のボランティアに参加する
- 一時的なお預かりボランティアに参加する
- 家族や友人や恋人の愛犬と会う
犬のお世話をする方法は様々にありますから、自分に合った方法を選択してください。
すぐには新しい犬を迎える気持ちにはなれないかもしれませんし、犬を迎える環境にないかもしれません。ゆっくりとじっくりと考えてみましょう。
保護施設で暮らす犬のお世話をするボランティアもあります。新しい家族の元へ行くためのしつけなどを任される一時的なお預かりボランティアもあります。
犬と暮らしたことのある経験者なら任せていただける可能性が高いです。
知り合いの愛犬と会うだけでもよいと思います。一緒に遊んだり、お散歩に出かけたり、ただ触れ合うだけでも心が癒されます。
まとめ
ペットロスが辛い理由を5つ解説しました。
- 急な静けさを感じる
- やることがなくなる
- ひとりぼっちになる
- 後悔が多くある
- 頼れる人がいない
愛犬との別れがあまりにも辛く、どうしようもなくなってしまった時は必ず身近な人に相談してください。
SNSの仲間に相談してもよいです。とにかく誰かに話を聞いてもらいましょう。絶対に一人で悩んではいけません。