犬が飼い主に伝えたいと思っていること
1.「早く帰って来てね!」
犬が飼い主に毎日伝えたいと思っていることは「早く帰って来てね!」です。
玄関までお見送りをしてくれる犬が笑顔で嬉しそうにしているのは、お利口さんな犬を演じているからかもしれません。
飼い主に少しでも早く帰って来てもらうためには、お利口さんでなければならないからです。
自分のケージやベッドの中からお見送りをする犬もいますが、「大丈夫だよ、安心して行ってらっしゃい!」と伝えたいのではないでしょうか。
2.「え?何ですか?よく分かりません」
犬が飼い主に伝えたいと思っていることは「え?何ですか?よく分かりません」です。
犬を叱った時、話しかけた時、あまり反応が返ってこないことがあります。そんな時は、あまり理解できていないかもしれません。
それは、飼い主の伝え方に問題があるからです。犬は人間ではありません。人間の言葉は分かりません。
イライラした感情をぶつけても不安や恐怖を与えるだけです。ただただストレスを抱えることになってしまいます。
イタズラや悪い行動がなくなることもありません。
怒鳴ったり、しつこく叱ったりするのではなく、「ダメ」「いけない」「やめなさい」など短い言葉で簡単に叱ってあげると理解しやすくなります。
3.「お散歩に連れて行ってほしい!」
犬が飼い主に伝えたいと思っていることは「お散歩に連れて行ってほしい!」です。
犬は暑くても寒くても、雨が降っていても台風の日でも、どうしてもお散歩に行きたがります。
家に閉じこもってばかりいた後、外に出たくなる気持ち分かりますよね?
体だって十分に動かしたいでしょうし、外の空気を吸って、音やニオイを感じたいのです。
お散歩は犬にとって情報を集める時間でもあります。
毎日のお散歩を習慣にしていても「もっと運動したいよ!」と伝えたいと思っているかもしれません。
4.「ありがとう♡」
犬が飼い主に伝えたいと思っていることは「ありがとう♡」の感謝の気持ちです。
ケージをキレイにお掃除してくれてありがとう♡トイレの後始末をしてくれてありがとう♡ごはんを食べさせてくれてありがとう♡
犬はどんな小さなことにもいつも感謝してくれていると思います。
飼い主の手や顔を舐めたりするのも感謝を伝えるための仕草のひとつです。
都合や気分次第で愛犬のお世話が疎かになってしまわないようにしたいですね。
5.「大好き♡」
犬が飼い主に伝えたいと思っていることは「大好き♡」です。
大袈裟なくらいに分かりやすくい愛情表現をしてくれる犬がいる一方で、飼い主を不安にさせるほど愛情表現が苦手な性格の犬もいます。
抱っこされるのも嫌!ベタベタ触られるのも嫌!飼い主から少し離れたところで寛ぐのが好き!
このように感じる犬も当然存在します。
しかし、愛犬から嫌われているのではないか、あまり信頼されていないのではないかと飼い主としては不安になりますよね。
でもご安心ください!愛犬からの小さな愛情表現を見逃しているだけだと思います。
お散歩中、チラッと飼い主の方を確認したら、それはその犬にとっては愛情表現のひとつかもしれません。
「お散歩楽しいよ。ありがとう。大好き♡」の視線なのです。
6.「人間のように扱われるのは嫌なの…」
犬が飼い主に伝えたいと思っていることは「人間のように扱われるのは嫌なの…」です。
犬は犬として扱われることに幸せを感じます。愛犬を犬として尊重することができているでしょうか。
愛情だと勘違いし、愛犬を擬人化してしまってはいませんか?
レインコートや防寒服が必要な場合はありますが、オシャレで目立つ高価な服である必要はありません。
思い出の写真は残しておきたいですが、SNSで支持されるための写真を撮る必要はありません。
まとめ
犬が飼い主に伝えたいと思っていることを6つ解説しました。
- 「早く帰って来てね?」
- 「え?何ですか?よく分かりません」
- 「お散歩に連れて行ってほしい!」
- 「ありがとう♡」
- 「大好き♡」
- 「人間のように扱われるのは嫌なの…」
(愛犬が言葉を話せたらいいのに…)と誰でも一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
犬は人間の言葉を話すことはできませんが、仕草・行動・態度・表情などでしっかり表現してくれています。
あとは人間側の問題です。愛犬が伝えたい気持ちをきちんと正しく受け取れるように、常に気を配っていたいですね。