お留守番上手な犬の共通点4つ!お留守番させる時のポイントも

お留守番上手な犬の共通点4つ!お留守番させる時のポイントも

『お留守番上手な犬の共通点』についてまとめました。犬のお留守番上手は、飼い主の普段の対応に理由があります。お留守番させる時のポイントを解説します。

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お留守番上手な犬の共通点

ソファーで仰向けに寛ぐ犬

1.自立心が高い

お留守番上手な犬には自立心が高いという共通点があります。

生まれ持った性格によって自立心が高い犬もいますが、暮らす環境や飼い主の育て方によって自立心が養われることがほとんどです。

自立心の高い犬は、お留守番中の過ごし方を自分で考えて判断することができます。

ポイントは、「退屈しない」というところです。

おもちゃで遊ぶことに飽きてしまったら「次は何をして遊ぼうかな」「退屈をしのげる方法はないかな」と考える力があるのです。

2.飼い主に依存していない

お留守番上手な犬には独立心が高いという共通点があります。

分かりやすく言うならば「飼い主に依存していない」ということです。生まれ持った性格によって独立心の高い犬もいます。

独立心の高い犬種としてよく知られているのが柴犬です。

番犬として活躍していた歴史のある犬種は独立心を持って生まれてくることがほとんどです。

飼い主の指示がなくても自己判断で行動しなければならない仕事であるためです。

3.ほとんどの時間を寝て過ごしている

お留守番上手な犬には、ほとんどの時間を寝て過ごしているという共通点があります。

犬の睡眠時間の平均は12時間くらいですが、そのほとんどがお留守番中なのです。

窓から外を観察したり、おもちゃで遊んだり、起きて過ごす犬もいますが、寝て過ごす犬の方が退屈せず得をしますよね。

ひとりでお留守番することへの不安や恐怖と闘う必要もないため、ストレスも少ないのではないでしょうか。

4.任務だと思っている

お留守番上手な犬には、お留守番を飼い主から与えられた重要な任務だと思っているという共通点があります。

「我慢」や「退屈」ではなく「任務」なのです。

お留守番中の任務と言えば、次のようなことがあるのではないでしょうか。

  • 飼い主の留守を預かること
  • 家を守ること
  • 侵入者を許さないこと
  • 飼い主の帰りを待つこと

自分以外にも同居する犬や猫やハムスターなどいる場合、一緒にお留守番する家族を守ることも任務のひとつだと考えているのではないでしょうか。

「お利口さんだったね♡」と、ご褒美のおやつをもらうことも任務のひとつだと考えているかもしれません。

お留守番させる時のポイント

ベッドの中の子犬

お留守番デビュー

これから先ずっと、お留守番上手な犬になってもらうためには、お留守番デビューが最も重要です。

初めてのお留守番で嫌な印象を持たせてしまってはなりません。

お家に迎えられた日からお留守番デビューしてもよいと思います。

当日・翌日・翌々日は5分ほどのお留守番をさせてみましょう。わざと家を空けるのです。近所を歩いて帰って来てください。

いきなり何時間もお留守番させてしまうよりも、短時間のお留守番の機会をたくさん与えてあげることから始めるとよいです。

構い過ぎないこと

お留守番前に構い過ぎてしまうと、いざ飼い主が出かけるとなった時に大騒ぎしてしまうことがあります。急に寂しさを感じてしまうのです。

だからといって、ケージの中に閉じ込めたり、接しないようにしたりするのも悪影響を与えてしまうことがあります。

お留守番前は適度なスキンシップやコミュニケーションが必要です。

最もおすすめなのは「朝のお散歩」です。犬が飼い主を独占できる時間だからです。愛犬に声をかけながら、会話をしながら歩いてみましょう。

トラブルの早期解決

お留守番中、何かトラブルが起きてしまった時は、すぐに解決しましょう。

  • ペットシーツを噛みちぎっていた
  • サークルを飛び越えて脱走していた
  • キッチンで盗み食いをしていた
  • ケージの中でうんちまみれになっていた
  • 家の中のあちこちでおしっこをしていた
  • 家電製品のコードを噛んでいた

問題が起きるということは、犬が安全に快適にお留守番できる環境や状況ではないということです。

何がいけなかったのか、よく考えてみましょう。ほとんどがすぐに解決できることだと思います。

まとめ

ケージから見ているチワワ

お留守番上手な犬の共通点を4つ解説しました。

  • 自立心が高い
  • 飼い主に依存していない
  • ほとんどの時間を寝て過ごしている
  • 任務だと思っている

子犬・幼犬・成犬・シニア犬・老犬など、成長と共にお留守番の状況も変わってきます。

お留守番中のイタズラがひどかった犬も3歳を過ぎる頃には少し落ち着き、5歳を過ぎる頃にはほとんどイタズラはなくなります。

シニア犬や老犬にもなると驚くほど上手にお留守番できるようになります。

お留守番中の誤飲誤食・ケガ・事故には十分に注意し、必要に応じてお留守番トレーニングを行ってみましょう。

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