犬とのクリスマスでよくある危険なトラブル
1.ケーキを食べてしまった
テーブルの上のクリスマスケーキをカブリッ!
目を離している隙に大量に食べてしまっていたなんてこともあるかもしれません。
人間用のケーキは糖質や脂質が多く含まれているため犬には毒です。
チョコレートケーキであると、すぐに中毒症状を引き起こすのではないかと不安になるでしょう。
動物病院が開いていないのであれば、しばらく様子を見ても大丈夫です。
食べた量によっては、嘔吐や下痢の症状を引き起こすかもしれません。
クリスマス用のケーキや料理からは絶対に目を離さないでください。テーブルに置いたまま席を離れないでください。
2.人混みの中でもみくちゃになる
クリスマスに愛犬とお出かけをし、人混みの中でもみくちゃになってしまうことがあります。
愛犬と一緒にクリスマスツリーやイルミネーションを見に行く機会があるかもしれません。しかし大変な人混みが予想されます。
抱っこすることができない場合は連れて行かないでください。
ペットカートを利用してください。意外と気づかない飼い主が多いのですが、人混みを歩いている時、犬の手足を踏んでしまう人がいます。
犬が鳴き声を上げなければ誰も気づきません。人に手足を踏まれたらかなり痛いです。ケガを負ってしまうかもしれません。
3.急な体調不良
クリスマスは特別だからと、普段食べ慣れないものを食べさせると、犬が急な体調不良を引き起こすことがあります。
とくに多いのが嘔吐や下痢です。一度吐いてスッキリすればよいのですが、繰り返し起こしてしまうことがほとんどです。
楽しいはずのクリスマスに嘔吐や下痢を繰り返す愛犬を見ていると心配でたまらなくなります。
たとえ特別な日でも、普段通り楽しく過ごす方法を考えた方がよいでしょう。人間の食べ物や飲み物のおすそ分けも絶対にしないでください。
4.お酒を舐めてしまった
クリスマスの夜に用意された飼い主のお酒をペロリ。
犬はアルコールを分解することができないので、ほんのちょっとが命にかかわる事態を引き起こします。
わずかな量のアルコールを飲んでしまい、命を落としてしまった犬が実際にいます。
後悔しても後悔しきれない事故です。絶対に起こしてはなりません。
仮にもちょっとだけ飲ませてみようなんて飼い主はいないと思いますが、目を離した隙に犬がお酒を舐めてしまうことがないようにしましょう。
5.ひとりぼっち…
クリスマスをひとりぼっちで長時間のお留守番をする犬がいます。
クリスマスは飼い主さんの出かける機会が多くなります。そして普段よりも長いお留守番は犬を不安にさせます。
不安や退屈をしのぐためにイタズラをすることがあります。
ペットシーツをビリビリに破いてしまったり、おもちゃや物を破壊してしまったり、その破片を飲み込んでしまうことがあるかもしれません。
誤飲誤食など思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。
「いつもと違う」は犬にとって不安や恐怖を与えます。急な寂しさを感じてしまいます。
お付き合いがあるかもしれませんが、なるべく早く帰宅するようにしましょう。
まとめ
犬とのクリスマスでよくある危険なトラブルを5つ解説しました。
- ケーキを食べてしまった
- 人混みの中でもみくちゃになる
- 急な体調不良
- お酒を舐めてしまった
- ひとりぼっち…
飼い主の浮かれてしまった気持ちが愛犬を危険なトラブルに巻き込んでしまうことがあります。
クリスマスのパーティーは夜行うことが多いです。夜間に急変してしまうことも考えられます。
お休みである場合は、近くに営業している動物病院はあるかどうかなど、緊急事態に備えた対策を万全にしておきましょう。