愛犬に話しかけるメリット
愛犬と会話していますか?(話しかけてもあまり反応してくれないから…)などと思っていませんか?
愛犬に話しかけることには、犬にも人にもメリットがあります。
良い話しかけ方と悪い話しかけ方を知って、もっと愛犬と会話を楽しんでみましょう。
1.コミュニケーションできる
愛犬に話しかけることにはコミュニケーションできるというメリットがあります。
声を出して返事をしてくれる犬もいますし、仕草・行動・態度・表情などで返事をしてくれる犬もいます。
特別なリアクションをするわけではないけれど、ジッと目を見つめてくる犬もいます。
「何を言っているのかな?」と、しっかり聞き取って感情を読み取ろうとしているところです。
リアクションが薄い犬だと、何も返事をしてくれないように感じるかもしれません。
表現することが苦手なだけなので、些細な表情や仕草の変化を見逃さないようにしてみてください。
2.言葉を覚えてくれる
愛犬に話しかけることには言葉を覚えてくれるというメリットがあります。
良い話しかけ方のポイントは主に3つあります。
- 短く話しかけること
- 同じ単語を使うこと
- ゆっくり、はっきりと話すこと
例えば、「○○ちゃん、ママとホームセンターまでお出かけしよっか?」よりも「お出かけしよっか?」と短く話しかける方が伝わりやすいです。
買い物・ドライブ・パパのお迎え・ドッグカフェ・お店の名前など、お出かけ先は色々とあります。
しかし、全て「お出かけ」と統一するとよいです。「お出かけ」という言葉を覚えてくれます。
3.話し相手ができる
愛犬に話しかけることには話し相手ができるというメリットがあります。
一人暮らしをしていると、自宅にいる間は話し相手がいません。
休日の一日を無言で過ごす、なんてこともあるのではないでしょうか。
愛犬が隣にいてくれるだけで話し相手になってくれますし、家族や友人には話しづらいことも愛犬に話すことで心の中がスッキリすることがあります。
犬は人の感情を読み取ることができます。悲しい話しをすると悲しい感情を読み取り、犬も悲しい気持ちになってしまうことがあります。
なるべく楽しいことや嬉しいことを話してあげてください。
4.家族をまとめてくれる
愛犬に話しかけることには「家族をまとめてくれる」というメリットがあります。
思春期の子供が親と会話することを嫌がるようになった時や夫婦間の会話が減ってしまった時、愛犬に話しかけることで会話が生まれることがあります。
愛犬の何気ない仕草や行動が家族の楽しい会話に繋がることがあります。
「犬がいなかったら何を話したらいいか分かりません」「犬がいなければ話題になりません」という飼い主も意外と多いですよね。
「今日、○○がこんなことしたんだよ」と、愛犬の面白エピソードを話しのネタにしてみてください。愛犬もきっと誇らしげに嬉しそうな表情をしてくれるはずです。
5.気持ちが安定する
愛犬に話しかけることには気持ちが安定するというメリットがあります。
犬は飼い主から話しかけることで「構ってもらえた」「愛されている」と感じることができます。
そのことが不安を取り除き、安心感から気持ちを安定させることができます。
とくにお留守番の前はたくさん話しかけてあげてください。
良い話しかけ方のポイントはポジティブな会話をすることです。
「なるべく早く帰って来るからね」「お利口さんに待っててね」「帰ったらお散歩に行こうね」などです。
悪い話しかけ方はネガティブな会話をすることです。「イタズラしないでね!?」「吠えないでね!?」「ちゃんとトイレでおしっこしないと怒るからね!?」などです。
まとめ
愛犬に話しかけるメリットを5つ解説しました。
- コミュニケーションできる
- 言葉を覚えてくれる
- 話し相手ができる
- 家族をまとめてくれる
- 気持ちが安定する
愛犬とどのように接したらいいか分からない時は、たくさん話しかけるようにしてみてください。
言うことを聞いてくれなくて困っている時、しつけに悩んでいる時にもたくさん話しかけてください。
飼い主への信頼や愛情が高まり、愛犬との心の距離がぐっと縮まるはずです。