『お風呂嫌いな犬』シャンプーを大好きにする裏技4選

『お風呂嫌いな犬』シャンプーを大好きにする裏技4選

犬の体から出る皮脂や排泄物の汚れは、気付かないうちに溜まっていきます。清潔な状態を保つためには、ペットサロンまたは自宅でのシャンプーが欠かせません。とはいえ、シャンプーをし過ぎると、皮膚のバリア機能が弱まり、毛艶が失われてしまいます。最適なシャンプー頻度、犬が喜ぶシャンプーのコツを学びましょう。

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️自宅シャンプー、どうしてる?

泡を頭に乗せたゴールデンレトリバー

犬を自宅でシャンプーするとき、何か気を付けていることはありますか?

毎日シャンプーすると皮膚を傷めてしまいますし、お湯の温度にも注意しなくてはいけません。

  • Point1:シャンプー頻度は月に1〜2回
  • Point2:1回あたりの時間は15〜20分に収める
  • Point3:お湯の温度は37〜38℃に設定
  • Point4:犬用シャンプーを使う
  • Point5:洗うときは「2度洗い」が基本

自宅シャンプーでは、基本知識として上記5つの要点を覚えておきましょう。

️シャンプー好きな犬に育てるには?

バスタブに入る白い犬

1.ブラッシングでリラックス

最初にブラッシングで犬の緊張をほぐしていきましょう。

ブラッシングには、ストレス軽減に加え、汚れを落としやすくする効果があります。

シャンプー前に皮膚の状態を観察し、外傷・炎症がないかどうか確認してください。

2.ドライシャンプーからはじめてみる

水嫌いな犬には、洗い流し不要な「ドライシャンプー」からはじめてみましょう。

水を使用しない分、ドライシャンプーは犬の負担を軽減しつつ、部分的な汚れを拭き取り、皮膚を保護してくれます。

低刺激シャンプー、抗菌シャンプーなど、犬種・肌質に合わせた種類を選ぶようにしてください。

3.体をゆっくり温める

シャワーの音、水しぶきを怖がり、苦手とする犬がいます。

犬を驚かせないように、足→背中→おなかの順でゆっくりお湯をかけていきます。

シャワーヘッドを体に密着させると、水の抵抗が少なくなり、恐怖心を和らげることができます。

4.スポンジを活用する

顔に直接シャワーをかけると、あからさまに嫌な表情を浮かべる犬もいると思います。

そんなときは、スポンジを活用しましょう。

濡らしたスポンジで少しずつお湯をかけてあげると、「あれ、怖くない!」と拍子抜けするかもしれません。

手とスポンジで顔周りをマッサージしてあげると、安心感を与えられます。シャンプーはよく泡立てておくと使いやすいです。

️長期間シャンプーをしないと、どうなる?

臭そうな女性と犬

シャンプーを嫌がるからといって、長期間シャンプーをしないでいると、余分な皮脂や古い角質が皮膚に残った状態になります。

では、長期間シャンプーをしないことが犬の体に及ぼす影響を具体的に考えてみましょう。

  • 被毛が絡まり、毛玉になる
  • 犬独特の体臭が強くなる
  • ノミやダニから細菌が繁殖する
  • 皮膚疾患の原因になる

やはりシャンプーは必要なんですね。

洗った後は、すすぎ残しのないよう、念入りに洗い流してください。

乾かすときは、吸水タオルで拭いてからドライヤーをかけると、時間短縮になります。

️犬が体をブルブルさせるのはなぜ?

体が濡れたシュナウザー

被毛が濡れていて、体から自分が知らない香りがすると、平常心を保とうとして、犬は体を身震いさせようとします。

この仕草は犬のカーミング・シグナルで、特殊な行動ではありません。

水滴を吹き飛ばすため、被毛は乾きやすくなりますが、そばにいる飼い主はびしょ濡れになってしまうので、少々困りますよね…。

腰を下げるなどの前兆が見られたら、身震いしようとしています。

「今はやめてー!」というタイミングでは、首の後ろを軽く押さえてみましょう。

実際にトリマーが行っている方法で、犬の行動をコントロールしています。気になる方は、是非試してみてください!

️まとめ

タオルをかぶるキャバリア

シャンプー中、浴室の入口を見えなくしたり、体をぐっと押さえつけたりすると、犬のシャンプーに対するマイナスイメージが強くなります。

犬の視線から入口が見えると安心できるので、入口が見えるように、体の向きを調整しましょう。

シャンプーは、犬の健康に必要なボディケアです。

体をあたためると、血液の流れが良くなり、老廃物が流れやすくなります。

シャンプーの気持ちよさが実感できたら、犬がシャンプー好きに目覚める日も近いです♡

シャンプー後は「保湿」をして、皮膚を乾燥から守りましょう。

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