️自宅シャンプー、どうしてる?
犬を自宅でシャンプーするとき、何か気を付けていることはありますか?
毎日シャンプーすると皮膚を傷めてしまいますし、お湯の温度にも注意しなくてはいけません。
- Point1:シャンプー頻度は月に1〜2回
- Point2:1回あたりの時間は15〜20分に収める
- Point3:お湯の温度は37〜38℃に設定
- Point4:犬用シャンプーを使う
- Point5:洗うときは「2度洗い」が基本
自宅シャンプーでは、基本知識として上記5つの要点を覚えておきましょう。
️シャンプー好きな犬に育てるには?
1.ブラッシングでリラックス
最初にブラッシングで犬の緊張をほぐしていきましょう。
ブラッシングには、ストレス軽減に加え、汚れを落としやすくする効果があります。
シャンプー前に皮膚の状態を観察し、外傷・炎症がないかどうか確認してください。
2.ドライシャンプーからはじめてみる
水嫌いな犬には、洗い流し不要な「ドライシャンプー」からはじめてみましょう。
水を使用しない分、ドライシャンプーは犬の負担を軽減しつつ、部分的な汚れを拭き取り、皮膚を保護してくれます。
低刺激シャンプー、抗菌シャンプーなど、犬種・肌質に合わせた種類を選ぶようにしてください。
3.体をゆっくり温める
シャワーの音、水しぶきを怖がり、苦手とする犬がいます。
犬を驚かせないように、足→背中→おなかの順でゆっくりお湯をかけていきます。
シャワーヘッドを体に密着させると、水の抵抗が少なくなり、恐怖心を和らげることができます。
4.スポンジを活用する
顔に直接シャワーをかけると、あからさまに嫌な表情を浮かべる犬もいると思います。
そんなときは、スポンジを活用しましょう。
濡らしたスポンジで少しずつお湯をかけてあげると、「あれ、怖くない!」と拍子抜けするかもしれません。
手とスポンジで顔周りをマッサージしてあげると、安心感を与えられます。シャンプーはよく泡立てておくと使いやすいです。
️長期間シャンプーをしないと、どうなる?
シャンプーを嫌がるからといって、長期間シャンプーをしないでいると、余分な皮脂や古い角質が皮膚に残った状態になります。
では、長期間シャンプーをしないことが犬の体に及ぼす影響を具体的に考えてみましょう。
- 被毛が絡まり、毛玉になる
- 犬独特の体臭が強くなる
- ノミやダニから細菌が繁殖する
- 皮膚疾患の原因になる
やはりシャンプーは必要なんですね。
洗った後は、すすぎ残しのないよう、念入りに洗い流してください。
乾かすときは、吸水タオルで拭いてからドライヤーをかけると、時間短縮になります。
️犬が体をブルブルさせるのはなぜ?
被毛が濡れていて、体から自分が知らない香りがすると、平常心を保とうとして、犬は体を身震いさせようとします。
この仕草は犬のカーミング・シグナルで、特殊な行動ではありません。
水滴を吹き飛ばすため、被毛は乾きやすくなりますが、そばにいる飼い主はびしょ濡れになってしまうので、少々困りますよね…。
腰を下げるなどの前兆が見られたら、身震いしようとしています。
「今はやめてー!」というタイミングでは、首の後ろを軽く押さえてみましょう。
実際にトリマーが行っている方法で、犬の行動をコントロールしています。気になる方は、是非試してみてください!
️まとめ
シャンプー中、浴室の入口を見えなくしたり、体をぐっと押さえつけたりすると、犬のシャンプーに対するマイナスイメージが強くなります。
犬の視線から入口が見えると安心できるので、入口が見えるように、体の向きを調整しましょう。
シャンプーは、犬の健康に必要なボディケアです。
体をあたためると、血液の流れが良くなり、老廃物が流れやすくなります。
シャンプーの気持ちよさが実感できたら、犬がシャンプー好きに目覚める日も近いです♡
シャンプー後は「保湿」をして、皮膚を乾燥から守りましょう。