思わずくすっと笑ってしまう犬の仕草や行動
1.おっさん座り
「する犬」と「しない犬」ではっきりと分かれるのが、「おっさん座り」です。
よくおっさん座りをする犬もいますが、全くしない犬もいます。
骨や関節に異常があり、きちんと座ることができないのでは?という飼い主の心配とは関係ないようです。
ドッグラン内でお散歩や運動の途中で疲れて座り込んだ犬の姿を見ることがあります。
元気に走り回っているやんちゃな幼い犬たちを見守るおっさん犬のような風貌に、くすっと笑ってしまいますよね。
犬の可愛いおっさん座りにも、実は注意したいことがあります。
- 普通の座り方ができない
- 同じ方にだけ傾く
このような症状がある時は、股関節形成不全や膝蓋骨脱臼を発症している可能性を考えることができます。
普通の座り方もできる、左右のどちらにもおっさん座りができるという場合には心配ないでしょう。
2.念入りに顔を洗うけど全く洗えていない
犬も顔を洗う仕草をします。
お散歩から帰って来て寛いでいる時、ごはんやおやつを食べた後、遊び疲れてしまった時など、何かに満足した時によくする仕草です。
朝起きた時、夜寝る前など、身だしなみを整えるかのようにする仕草でもあります。
目の周りに目ヤニがついている時、涙焼けがある時など、汚れを取ってキレイにしているのかな?と思うのですが、実は汚れはあまり取れません。
キレイに洗っているように見えますが、全く洗えていないのです。
手を使って器用にコシコシと洗いますが、その反動で目ヤニが額や頭や手についてしまうこともあります。
思わずくすっと笑ってしまいたくなりますが、犬は必死です。キレイにしているつもりなのでグッと堪えてあげましょう。
3.何度もホリホリしたりクルクルしたり…
寝る前の準備をする時、お布団やベッドを何度もホリホリしたり、上でクルクル回ったりすることがあります。犬が寝床を整える時の仕草や行動です。
お布団がぐちゃぐちゃになって寝にくそうに見えるかもしれませんが、整えずに放っておいてあげてください。
何度もホリホリして、何度もクルクル回って、それでも寝床づくりが上手くいかなくてイライラしている姿をくすっと笑ってしまうことがあります。
その瞬間、愛犬から「何!?」と睨まれることもあります。
あまりにもぐちゃぐちゃな時、そーっと手を伸ばしてこっそり整えてしまうのが飼い主の親心ですよね。
4.自分からニオイを嗅いだくせに「くさっ…」という表情をする
犬は飼い主の足の裏のニオイや脱ぎ捨てられた靴下のニオイ、お父さんの枕のニオイが大好きです。
有機物を含む汗や皮脂のニオイを好むことが理由だとされています。大好きなニオイに興奮して喜ぶ犬ばかりではありません。
自分からニオイを嗅いでおいて「くさっ…」と嫌な表情をするところが可愛くて思わずくすっと笑ってしまいます。
臭いと分かっているのに、どうしても何度も嗅いでしまうところが面白いですよね。
犬はニオイを嗅ぎたがる動物ですが、臭いと分かっていて嗅いでしまうところは人間にはなかなか理解できないですよね。
5.自分のおならの音に驚いて怒る
自分のお尻から出たおならの音に驚き、思わず怒ってしまった姿にくすっと笑ってしまいます。
おならの姿を見ることはできません。背後で音を立てて驚かせてきます。毎日ではありませんが、忘れた頃にやって来ます。
「おならだよ!」と教えてあげても犬には理解できません。
犬にとっては姿形を確認することができない正体不明の天敵なのかもしれません。
まとめ
思わずくすっと笑ってしまう犬の仕草や行動を5つ解説しました。
- おっさん座り
- 念入りに顔を洗うけど全く洗えていない
- 何度もホリホリしたりクルクルしたり…
- 自分からニオイを嗅いだくせに「くさっ…」という表情をする
- 自分のおならの音に驚いて怒る
人間のような仕草や行動をする犬もいれば、犬らしからぬ仕草や行動をする犬もいますね。
くすっと笑わせてくれて幸せな楽しい気分にさせてくれる犬に感謝です♡