️なぜ?わんこのテンションが低い理由
1.もともとの性格
人間でもテンションが高い人と低い人がいるように、わんこも持って生まれた性格があります。人間と比べれば割合は少ないかもしれませんが、もともとテンションが低い子というのも一定数存在します。
特に日本犬の場合は自立心が強い傾向があるため、洋犬に比べるとテンションが低いと感じる子が多いかもしれません。
2.体調が悪い
病気や怪我で体調が芳しくないときには痛みや辛さで元気がなくなるため、必然的にテンションが低くなります。わんこは少し体調が悪くてもそれを声高に訴えるようなことはせず、むしろ苦痛を隠そうとしてじっと耐える傾向があるので、余計にそう見えがちです。
3.眠い
お腹がいっぱいになったり遊びや運動で疲れたりすると、満足して眠くなります。眠いときにテンションが高くなる人はいませんよね。
4.気分が乗らない
体調が悪くなくても眠くなくても、何となく気分が乗らないというときがわんこにもあるものです。テンションが低いときは、存在感をできる限り消して、ひとりになってゆっくりしていたい気分なのかもしれません。
5.加齢
パピー期の子犬はやんちゃでテンションが高いものですが、いつまでも子犬なわけではありません。年を重ねて成犬になると昨日までのやんちゃが嘘のように落ち着くことがあります。
テンションの落差にびっくりしてしまうかもしれませんが、「おとなになったんだな」と見守りましょう。
️無理やり遊びに誘う
わんこは基本的に「かまってちゃん」な動物です。撫でてもらったり遊んでもらったりするのが大好きですが、テンションが低くなっているときに無理やり遊びに誘うのはNG。テンションが低いときにしつこく干渉するとそれ自体がストレスになってしまいます。
また、体調不良などで気が立っているところに無理にからもうとすると、突然怒ってガブリ!なんていうことにもなりかねません。気になるかもしれませんが、わんこのテンションが上がるのを待ちましょう。
️叱りつける
すでにご紹介したようにテンションが低い理由はさまざまです。それを「何してる!」「さっさと動け!」などと頭ごなしに怒鳴りつけるようなことはあってはなりません。
ストレスに感じてますます委縮してしまう可能性もありますし、飼い主さんとの信頼関係が崩れてしまうきっかけにもなりかねません。
️何も考えずに放置する
テンションが低くなっているときに無理やりからむのは良くないと、すでに述べました。ですが、かといって全く無関心に放置していていいわけではありません。
テンションが低くなる理由には体調不良も含まれています。「おとなしいから放っておこう」と放置しているうちに、病状が悪化してしまうことも考えられます。
テンションが低いときにはそっと見守り、いつのまにかいつものテンションに戻っているようなら問題ありませんが、その状態が一時的ではなく長く続く場合には体調不良も視野に入れるべきでしょう。
️まとめ
いかがでしたでしょうか?いつも元気な愛犬のテンションが低いと「どうしたのかな?」と心配になってしまうかもしれません。ですがあまり過度に心配しすぎず、適度な距離を保って見守ってあげることがお互いにとって心地よく過ごすための秘訣です。