今すぐできる!犬のハウスの簡単掃除術と手順
1.物を全て取り出す
ケージまたはクレートの中に入れてある物を全て取り出します。フードボウル・ベッド・ブランケット・トイレなどです。
2.解体する
ケージまたはクレートを解体しましょう。ケージの場合は、下にあるトレーの部分から囲いの部分を取り外します。
天井がある場合には先に取り外しておきます。クレートは扉を外し、ボックスの部分(上と下)を取り外します。
3.ホコリ取りで掃除する
ケージまたはクレートに付着したホコリ・抜け毛・フケなどをホコリ取りを使って取り除きます。
ホコリ取りは中性洗剤を使って水洗いできるものがおすすめです。
いきなり掃除機で吸い取ろうとすると、掃除機から出る風によってホコリ・抜け毛・フケなどが部屋中に待ってしまうのでご注意ください。
ケージの囲いの部分やクレートの扉の部分など、金属製・木製・プラスチック製などの柵になっていますが、ひとつひとつの隙間に汚れが溜まりやすいです。
放置する時間が長くなるほど室内の湿気によって塊になってしまうことがあります。
4.乾拭きをする
汚れやニオイが少ない時は、乾いたタオルやクロスを使ってケージまたはクレートを乾拭きします。100円ショップでも購入できるマイクロファイバークロスがおすすめです。
マイクロファイバークロスは極細繊維で作られており、隙間に入り込んだ小さな汚れも掻き出しながら絡め取ってくれます。
極細繊維によってケージやクレートの素材そのものの表面を傷つけにくいという特徴もあります。
5.水拭きをする
乾拭きだけでは汚れが残ってしまう時は、水拭きをします。ここでもマイクロファイバークロスがおすすめです。
吸水性と速乾性に優れているため、冬でも乾きやすくお掃除グッズとしてのお手入れも楽です。
40℃くらいのぬるま湯を使って水拭きすることは可能ですが、マイクロファイバークロスの繊維は熱に弱いため、熱湯消毒や乾燥機は使用できません。
ケージまたはクレートの汚れは水拭きでも十分に落とすことができます。
6.アルコールで拭き掃除をする
ニオイが気になる時は、ケージまたはクレートの素材がアルコール使用可である場合のみ、マイクロファイバークロスにアルコールを含ませて拭き掃除をするとよいです。
100円ショップやドラッグストアで購入できる、消毒用エタノールがおすすめです。
ケージまたはクレートの隙間に溜まったホコリ・抜け毛・フケなどが原因でカビが生えることがあります。
アルコールで拭き掃除をしておくとカビの発生や繁殖予防にもなり、衛生面を保ちやすくなります。
7.乾燥させてから物を入れる
拭き掃除が終わったら、十分に乾燥させてから解体されたケージまたはクレートを組み立てます。
フードボウル・ベッド・ブランケット・トイレなどの物を元に戻してお掃除は終了です。
丸洗いは中性洗剤がおすすめ!
汚れやニオイがひどく、ケージまたはクレートを丸洗いしたい場合には、「中性洗剤」を使うとよいです。
解体してお風呂場へ持って行き、温かいシャワーで丸洗いするとスッキリ落とせます。
丸洗いはお天気のよい日がおすすめです。素材によっては日干ししてもよいですし、風通しのよい場所であれば陰干しでも自然乾燥できます。
フードボウルのヌメリはアクリルタワシで!
ハウスのお掃除の時は、フードボウル・ベッド・ブランケット・トイレなども徹底してキレイにしましょう。
フードボウルのヌメリは犬の唾液に含まれる成分によって付着します。中性洗剤や食器用スポンジではなかなか落ちません。熱湯消毒しても残ってしまいます。
フードボウルのヌメリは「アクリルタワシ」で簡単に取り除けます。
洗剤は使用しなくてもよいです。水やぬるま湯を流しながら優しく擦り洗いするだけでスッキリ落とせます。
まとめ
犬のハウスの簡単掃除術を7つの手順で解説しました。
- 物を全て取り出す
- 解体する
- ホコリ取りで掃除する
- 乾拭きをする
- 水拭きをする
- アルコールで拭き掃除をする
- 乾燥させてから物を入れる
頻度は週1回程度で十分です。
毎日のお掃除にはホコリ取りを使ってホコリ・抜け毛・フケなどを取り除く程度でよいと思います。