犬が心を開いた人だけにする愛情表現1:近くで寝る
犬が心を開いた人だけにする愛情表現として、まず紹介するのが「近くで寝る」です。
犬は警戒心の強い動物です。そのため、寝る時というのは最も無防備になることから安心出来る環境でなければ寝ることはありません。
もしワンちゃんが飼い主さんの横などの近くで寝る場合は、安心して寝ることが出来ると思っているからです。その際に、飼い主さんに甘えたいという思いから近くで寝ているのかもしれません。
犬が心を開いた人だけにする愛情表現2:お腹を見せる
犬が心を開いた人だけにする愛情表現として、次に紹介するのが「お腹を見せる」です。
犬は警戒心の強い動物であることから、急所であるお腹を見せることはなかなかありません。しかし、仰向けなどの姿勢になって見せてくるというのは安心している、もしくは警戒していない場合です。
ワンちゃんがお腹を見せてきた際、優しく撫でてあげることで気持ちよさそうにしているのであれば、甘えたいという愛情表現をしているのだと思います。
犬が心を開いた人だけにする愛情表現3:身体を隅々まで触らせてくれる
「身体を隅々まで触らせてくれる」という行為も、犬が心を開いた人だけにする愛情表現の1つです。
背中などの胴体部分を触らせてくれるワンちゃんはいますが、身体の隅々までは信頼している人でなければ中々触らせてはくれません。
しかし、身体の隅々まで触っても怒ったり警戒をしない場合は、心を開いた人にだけするワンちゃんの愛情表現になります。
撫でた際に気持ちよさそうにしているのであれば、リラックス出来ている証になるため、ゆっくりと時間をかけて撫でてあげるとワンちゃんは更に喜んでくれるはずです。
犬が心を開いた人だけにする愛情表現4:身体をくっつけてくる
犬が心を開いた人だけにする愛情表現として、最後に紹介するのが「身体をくっつけてくる」です。
犬は周囲を警戒する際に、自分辺りを見渡せるように伏せたり座ったりします。その際に野生の頃の習性として、群れの仲間同士のお尻あたりをくっつけて、自分が見ることのできない後ろの辺りを互いに確認し合っていました。
その名残でワンちゃんが身体をくっつけてくるというのは心を開いた人にしかしない行為で、ワンちゃんなりの愛情表現の1つになります。
もし必要以上にワンちゃんが警戒しているのであれば、飼い主さんがワンちゃんに対して大丈夫だよと落ち着かせてあげると、安心して気持ちを切り替えられるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬が心を開いた人だけにする愛情表現の例として、
- 近くで寝る
- お腹を見せる
- 身体を隅々まで触らせてくれる
- 身体をくっつけてくる
の4つを紹介しました。
このように、ワンちゃんは心を開いた人にしかしない愛情表現をいくつかするということがわかりました。
このような愛情表現を愛犬がしてくる場合、信頼関係が既に形成されている状態で、飼い主さんに対して安心しているという表れであります。
育った環境や性格の違いによっては、今回紹介した愛情表現をしない場合もあるかもしれませんが、そうであるならば違った愛情表現をしている可能性もあります。
飼い主さんが気づいていないだけで、ワンちゃんは既に愛情表現をしていることもあるため、行動や普段の様子をじっくりと観察してみると新しい発見が見つかるかもしれません。
また、子犬の場合や迎え入れたばかりだと愛情表現を中々しないことの方が多いですが、互いに信頼関係を作るなどして時間が経てばいつかは何かしらの表現をしてくれるはずです。
一緒に暮らし始めた時間が浅い場合は、その時が来るのを楽しみに待っていてください。