犬が気まずいなぁと思っているときの行動
1.ゆっくり目を逸らす
見知らぬ人や犬と出会った時、気まずいと感じた犬はゆっくりと目を逸らすことがあります。
何となく相手のことは気になっているけれど、いきなり親しくできるほどフレンドリーな性格ではないことが影響しているのかもしれません。
スッと目を逸らしちゃうのは相手に失礼な気がするけれど、まじまじと見るのも失礼かなと気を遣ってしまう優しい性格も影響することがあるのではないでしょうか。
犬があなたのことをチラチラと見て気にしているようであれば、優しく声をかけてみてください。
声をかけてもらったことに少し安心して、自分から近づいて来たり撫でてほしそうにしたりすることがあります。
2.落ち着きがなくソワソワとする
気まずい状況になると落ち着きがなくなり、ソワソワとしてしまうことがあります。
誰が見ても分かりやすいくらい素直に行動に出てしまうタイプで、「気まずいですよー」と表現するようなものですよね。
ちょっぴり臆病でビビリな性格が影響しているのかもしれません。
初対面で気まずそうにしている犬の場合、仲良くなるまでに時間がかかってしまうことがあります。
無理にコミュニケーションしようとはせず、犬の方から心を許してくれるまで待ってあげてほしいです。
3.飼い主の足元に隠れる
気まずい相手と遭遇してしまった時、飼い主の足元に隠れることがあります。
飼い主の足元に顔を埋めるようにする姿は「どうか相手に見つかりませんように」「早く去ってくれますように」と祈っているかのようにも見えます。
その相手は自分よりも体が大きい犬であったり、自分よりも気の強い相手であったりなど、争いごとが起きた時に勝てそうにない相手なのでしょう。
過去に唸られたり吠えられたりなど威嚇されたことのある相手であることも考えられます。
4.作り笑いをする
気まずい時、犬は作り笑いをするのが上手です。
口角を上げているように見えて、実は目元は笑っていません。
笑顔のように見える時も耳を横や後ろに倒すようにしたり、しっぽはやや下がり気味であったり、不安や緊張が行動に出てしまっています。
例えば、飼い主にイタズラがバレてしまった時、気まずくて作り笑いをすることがあります。
何とか怒られずに済む方法はないかと考えた結果、笑って見せたのでしょう。作り笑いであることくらい飼い主なら簡単に見破れてしまいますよね。
うっかり騙されて、悪いイタズラを許してしまわないようご注意ください。
5.そっといなくなる
自宅に飼い主の知り合いが遊びに来ている時、犬だって気まずい思いをすることがあります。
飼い主が笑顔で楽しそうにしている相手であると、犬も笑顔を見せたり体を撫でさせてあげたりなど気を遣ってしまうんです。
気まずさに耐えきれなくなった時、そっといなくなることがあります。
さっきまで一緒にリビングにいたのに、いつの間にか別の部屋に移動して寝ていたということがあるのではないでしょうか。
犬にも人に対する好き嫌いがあります。
愛犬が気まずそうにする相手がいるのであれば、遊びに来ている間だけでも愛犬が安心してくつろげるスペースを別の部屋に用意してあげてください。
まとめ
犬が気まずいなぁと思っているときの行動を5つ解説しました。
- ゆっくり目を逸らす
- 落ち着きがなくソワソワとする
- 飼い主の足元に隠れる
- 作り笑いをする
- そっといなくなる
私が最も多いなと感じているのは、気まずくなると作り笑いをする犬です。
動物病院で爪切りをしてくれるスタッフさんに向ける作り笑い。
お散歩の途中で出会った見知らぬ犬好きの馴れ馴れしい人に向ける作り笑い。
みなさんも愛犬の気まずいの作り笑いを見たことがあるのではないでしょうか。
