犬が久しぶりに会った人に大はしゃぎする心理
1.退屈していたから
普段の生活に退屈していたのでしょう。久しぶりに会う人に対して「いつもと違う」を体感して大はしゃぎしてしまうのです。
犬だっていつも同じだと退屈してしまいますし、いつもと違う何かを感じるとテンションが上がるのです。いつもと違う声・におい・スキンシップに興奮してしまうのです。
2.期待しているから
久しぶりに会うその人は、会う度に何かを与えてくれるのではないでしょうか。
とくに記憶しているのがおやつなどの食べ物です。「おやつをくれる人が来たー♡!」と大はしゃぎしてしまうのです。
普段はダイエット中だからとおやつをもらうことができず、○○と会う時は特別に…と飼い主が決めている時は期待度もうんと高まるはずです。
3.感情が伝染したから
久しぶりに会うその人の「久しぶりに会えて嬉しい♡!」という感情が犬にも伝染し、大はしゃぎしてしまうことがあります。
犬は人の感情に影響を受けやすいのです。飼い主の気持ちを理解するため、普段から人の感情を読み取ることが癖になってしまっているのでしょう。
4.警戒しているから
久しぶりに会う人を警戒し、大はしゃぎしてしまうことがあります。
「会ったことがある人…だけどちょっと不安だな」と感じているのです。警戒心が強く、ちょっぴり臆病な性格なのではないでしょうか。
会ったことがあることを覚えていますし、見知らぬ人ではないため、唸ったり吠えたりなど威嚇する様子は見られないはずです。
5.何にでも興奮しやすい性格
ほんの些細なことにも興奮しやすい性格の犬は、久しぶりに会う人にも昨日会った人にも同じくらい大はしゃぎしてしまうことがあります。
飼い主がたった5分、コンビニに買い物に出かけていただけでも帰宅を大喜びし、大はしゃぎしてしまうことがあります。
誰に会っても、いつ何度会っても、どこへ行っても何をしても大はしゃぎしてしまう性格なのです。
そのような性格だと飼い主さんにとっては困りごとも多いのではないでしょうか。
愛犬を興奮させないようにする、落ち着かせるようにするなど、解決法を見つけておく必要があるかもしれません。
大はしゃぎする犬を落ち着かせる方法
犬が大はしゃぎするタイミングを知る
犬が大はしゃぎするほど気持ちが高ぶるのは「嬉しい時」「警戒している時」がほとんどです。
この時に興奮した犬は自分自身で感情をコントロールすることが難しいです。
犬が落ち着くまで行動しない
久しぶりに会う人を見て犬が興奮して大はしゃぎした時は、犬が落ち着くまで触れ合うのはやめておいた方がよいでしょう。
すぐに撫でてあげたり抱きしめたりしてあげたくなるかもしれませんがしばらくの我慢です。
犬の興奮が治まってからじっくりスキンシップしてあげるとよいです。
大きな声を出さない
犬が大はしゃぎしている時、久しぶりに会う人や飼い主が大きな声を出すと、犬の興奮をさらに高めてしまいます。
「静かにしなさい!」「落ち着いて!」と声を荒げないように注意しましょう。
無視する
犬が大はしゃぎしているからといって、無視するのもあまり効果はありません。
「何で無視するの!」「こっち見てー!」「構ってー!」「遊ぼうよ!」と、さらに興奮させてしまうことがあるためです。
まとめ
犬が久しぶりに会った人に大はしゃぎする心理を5つ解説しました。
- 退屈していたから
- 期待しているから
- 感情が伝染したから
- 警戒しているから
- 何にでも興奮しやすい性格
久しぶりに会う人が犬好きであれば、その人だって大はしゃぎしたくなるほど嬉しい気持ちでいると思います。
犬が興奮しやすく大はしゃぎしてしまう時は、相手に「落ち着いた気持ちで♡」とお願いしてみてはいかがでしょうか。
犬が大はしゃぎすると関節を傷めたり、脱臼や骨折などのケガにも繋がりやすいため注意が必要です。