ついオナラをしちゃった時に愛犬がわざわざ嗅ぎにきた…!
人間誰しも生理現象としてオナラが出てしまうことはありますよね。「恥ずかしい」と思っていても、つい出てしまうオナラ…音を出さないようにを気をつけていても、嗅覚の優れている犬には通用しません!
「音を出さずにオナラをしたはずなのに、オナラをしたことを匂いで察知したようで、執拗にお尻を嗅いできた」という経験を持つ飼い主さんも少なくないのでは?
こちらは気付かれたくないという思いでいっぱいなのに、そんな気持ちを気にせず、むしろオナラに興味を持って匂いを嗅ぎに来る愛犬…思わず「やめて〜!」と大好きな愛犬から逃げたくなってしまう経験を持つ人も多いでしょう。
犬が飼い主のオナラを嗅ぐのはなぜ?3つの理由
気付かれたくないオナラを感知して、わざわざ飼い主のオナラの匂いを嗅ぎに来る愛犬たち…。いったいなぜ臭いはずのオナラをわざわざ嗅ぎに来るのでしょうか。ここでは考えられる3つの理由をご紹介します。
1.単純に好奇心が湧いている
多くの場合、いつも嗅いでいる飼い主の匂いとは少し違ったオナラを匂いや、お尻から突然出た不思議な音に興味を持っている可能性が考えられます。
「あれ?いつも嗅いでいる飼い主さんの匂いとは違うぞ?」「飼い主さんのお尻から何か音がした!なんだろう?」という、純粋な好奇心で飼い主のお尻へとわざわざ寄っていくのでしょう。
犬にとって相手の匂いを嗅ぐことは、その人の情報を得ることを意味しています。そのため、オナラの匂いを嗅ぐことで「なんだろう?」という好奇心を満たそうとしているのかもしれません。
2.飼い主の情報を嗅ぎ取ろうとしている
いつもとは違う、またいつもより強い飼い主のオナラの匂いに興味を持ち、その匂いの正体を確かめようとする犬は多いです。しかし、それだけではなく、いつもとは違う飼い主の匂いを嗅ぐことで、飼い主について情報を得ようとしている可能性もあります。
犬は匂いに敏感です。また、飼い主に起こる変化も敏感に察知します。そのため、いつもとは少し違う強めの匂いを感知することで「飼い主さんに何か異変が起きているのでは」と飼い主の情報を得ようとするのです。
オナラは腸内環境などが関係していると言われています。そのため、犬もオナラの匂いから飼い主の体調が少し悪いことなどを感じ取っているのかもしれません。
3.飼い主の匂いに安心感を覚えるから
犬が好きな匂いの中に『飼い主の匂い』と『臭い匂い』が挙げられます。このどちらの条件も満たしている飼い主のオナラの匂いは、犬にとって心地良い匂いとして感じている可能性があるのです。
実際、留守番中に飼い主の匂いが染み付いた衣類や毛布などを自分の近くに集める犬は多いです。これは、飼い主の匂いを感じることで、心地よい安心感を得ることができると知っているからこそ起こす行動です。
同じように飼い主の匂いが色濃く反映されており、尚且、犬にとって興味を引く大好きな匂いである臭いオナラは、私たち人間にとっての『アロマ』のような心地良く安心感のある香りなのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬にとって飼い主のオナラは心地よく興味を引く大好きな香りであると考えられています。そのため、積極的にクンクンと嗅ぎに来るのでしょう。
飼い主側の気持ちとしては「恥ずかしいからやめて」と思ってしまいますが、犬には悪気がないので、あまり怒ったりわかりやすく逃げたりしないであげてくださいね!