愛犬が『留守番』しているの時の心理4選!寂しがってる?

愛犬が『留守番』しているの時の心理4選!寂しがってる?

仕事やお出かけなどで愛犬を留守番させている人は多いと思います。ここでは、飼い主さんのいない家で、留守番中の犬がどのようなことを感じているのか考えてみたいと思います。

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1.さみしい

玄関で外を見る犬

犬は留守番中に飼い主さんがいないことに対して、「さみしい」と感じていることが多くあります。

留守番に慣れている犬はそれほど強く感じることはないかもしれませんが、外出してすぐのタイミングなどではさみしさを感じることはあると思います。

犬は群れで生活していた野生動物の遺伝子を持っているため、仲間と過ごす時間に安心感を感じる傾向があります。

そのため、他の犬や猫などがおらず、完全にひとりきりになると特に寂しさを感じやすいと考えられます。

また、飼い主さんがいなくなってからの15分間が最もさみしさを感じやすいとされているので、その時間の気を紛らわせてあげるような工夫をしてあげるといいでしょう。

外出前後の落差が激しくならないよう、「行ってきます」「ただいま」のあいさつは控えめにして、さりげない様子で接してあげてくださいね。

2.退屈

クッションをいたずらする犬

さみしさとともに、留守番中の犬が感じやすいのが退屈です。

犬は人間のように、家の中でテレビやスマホを見たり、雑誌を読んだり、コーヒータイムを楽しんだりすることはできません。

飼い主さんのいない家の中では、犬にとって楽しみになるような娯楽がほとんどないのです。

そのため、飼い主さんがいなくなって退屈さを感じると、自分で楽しみを探そうとすることがあります。

置いてあるおもちゃで遊んだり、一緒にいるほかの犬と遊んだりするだけでなく、家の中にあるものを噛んだり走り回ったりすることもあるでしょう。

犬にとっては退屈しのぎの遊びですが、飼い主さんにとっては困ったいたずらになってしまうことも…。

犬が留守番中に退屈を感じていたずらをしないように、日替わりで色々なタイプのおもちゃを用意するなど工夫してあげるといいでしょう。

3.心細い、怖い

椅子の下で怯える犬

犬の性格や状況にもよりますが、誰もいない家の中で心細さを感じる犬も少なくありません。

特に、家庭に迎え入れられたばかりの子犬や引っ越しなどで生活環境が変わった犬、憶病な気質の犬などは、ひとりで過ごす時間に心細さや恐怖を感じることがあります。

特に、過去に留守番中怖い経験をしたことがあると、それがトラウマとなって一人になることに不安を感じることがあります。

雷や花火などの大きな音に驚いたり、地震の揺れを感じたり、高い場所から物が落ちてきてぶつかったりといったトラブルがあると「また同じことがあるのでは?」と不安を感じやすいでしょう。

留守番中に安心感を与えてあげたい場合は、飼い主さんのにおいがするものをハウスに置いてあげたり、テレビやラジオなどをつけて人がいる時と同じような雰囲気づくりをしてあげるのがおすすめです。

4.眠い

犬用ベッドで寝る犬

犬は基本的に1日18時間を眠って過ごすとされています。これは、周囲に警戒心を持ちながら浅い眠りをくり返しているため、睡眠時間が長くなるためです。

そのため、留守番中には多くの犬が眠っていると考えられます。

ひとりきりになってからしばらくは、寂しさや退屈さを感じてウロウロと動き回っていたり、おもちゃ遊びをしたりしていても、次第に眠気を感じてハウスやベッドで休むことが多いと思います。

飼い主さんがいない時にしっかりと体を休めて眠っているようであれば、必要以上に不安やストレスを感じていないと考えられるので安心です。

反対に、横になったり眠ったりせず、玄関や窓のそばでずっと外の気配を伺っていたり、いたずらをし続けたりしている場合は、留守番トレーニングをし直してあげるといいでしょう。

まとめ

窓を覗いて飼い主の帰りを待つ柴犬

犬は留守番中に、飼い主さんがいないさみしさや心細さ、不安を感じることがあります。

特に、留守番に慣れていない犬や過去に留守番で怖いを思いをしたことがある犬は、そのような傾向が強いでしょう。

しかし、家庭内で犬に留守番をさせること自体は決して悪いことではありません。

過度に長い時間でなければ、飼い主さんがいない状態でゆったりとした時間を過ごしたり、体をきちんと休めたりするために大切な時間でもあるからです。

愛犬が不安を感じることなく、快適に留守番ができるよう、きちんと環境を整えてあげてくださいね。

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