愛犬との相性見極めチェックリスト
1.アイコンタクトができる
愛犬と飼い主とのアイコンタクトには深い意味があります。
目と目を合わせた時、あなたはどんなことを感じますか?愛犬が送っているメッセージを受け取ることができますか?愛犬にあなたの気持ちを伝えることができますか?
愛犬と飼い主が見つめ合うとお互いの体の中でオキシトシンというホルモンが分泌されます。ただ見つめ合うだけでは分泌されません。愛情があること、信頼があること、相手のことを守りたいという気持ちがあることが条件です。
別名では幸せホルモンとも呼ばれています。あなたに見つめられた愛犬が幸せそうな笑顔を浮かべていたら、愛犬に見つめられたあなたが幸せを感じることができたら、相性が良い証でしょう。
犬は愛情や信頼や興味のない人の目を見つめることはありません。もし見つめるのだとしたら、それは警戒や敵意の意味がありますのでご注意ください。
2.安全にお散歩することができる
愛犬と飼い主の相性の良さはお散歩の時にも表れます。
お散歩中の主導権は飼い主が握っていますか?愛犬に振り回されていませんか?愛犬がリードをぐいぐい引っ張って歩いていませんか?
飼い主が主導権を握ることができないお散歩は安全とは言えません。決まったコースばかりでは犬も飽きてしまいますしストレスにもなるでしょう。
たまには自由に歩かせたいと思うかもしれませんが、飼い主の言うことを聞くことができなければ危険です。
- 車道に飛び出そうとする
- すれ違う犬に吠える
- すれ違う人に飛びかかろうとする
- ハーネスや首輪やリードが取れてしまいそうなほど引っ張る
このような態度を取る愛犬と飼い主の相性は良いと言えません。家族の中で比較してみましょう。
パパとのお散歩は飼い主が主導権を握ってお利口さんに歩けるのに、ママとのお散歩はわがまま放題!なんてことがあります。
どちらの飼い主との相性が良いかは一目瞭然ですよね。
3.愛犬の能力を満たすことができる
愛犬の能力に合わせて生活することができているでしょうか。
犬の身体的な特徴は犬種によってある程度を把握することができるため、飼う以前から理解できていなければなりません。
身体能力や運動能力に優れた愛犬と暮らしていると、「こんなに長時間お散歩しなければならないなんて…」「体力が持たない」と嘆く飼い主もいます。
能力を持て余した犬は必ずストレスが溜まります。問題行動の原因になります。飼い主も手に負えない状況になります。
それぞれの犬種が持つ能力は事前に把握することができるため、自分と相性の合う犬種を見極めなければなりません。それが愛犬の健康と幸せのためにも繋がります。
運動は苦手だったけど愛犬が家族になってくれたおかげで体力もついたし、運動することが好きになったという飼い主もいます。
一緒に暮らすようになってから相性を知ることもあるかもしれません。
愛犬と相性が合わない場合
- 犬を飼いたくて飼ったけど相性が合わない
- 恋人や夫(妻)の愛犬との相性が合わない
- 猫とは相性が良いけど犬とは相性が良くない
このような話をよく耳にします。
私は「猫と相性が合わない」と感じたことがあります。ずっと犬と暮らしてきて、突然に猫がやって来たからでしょうか。生態や習性やライフスタイルの違いかもしれません。
飼い主との距離感が近い犬、飼い主とはつかず離れずな猫。恋人や夫(妻)には懐いているけれど自分にはなかなか懐いてくれない犬。
相性が合わないからと手放すことを選択してはいけません。
愛犬との相性を良くする方法
しつけで解決できる場合があります。まだ信頼関係を築けていないだけかもしれません。
犬の気持ちをよく読み取ってみましょう。あなたの気持ちをしっかり伝えてみましょう。あなたの方から犬を理解しようという気持ちを持ってみてください。
その気持ちが犬に伝わった時、信頼と愛情と喜びに変わるはずです。
まとめ
愛犬との相性見極めチェックリストを3つ解説しました。
- アイコンタクトができる
- 安全にお散歩することができる
- 愛犬の能力を満たすことができる
犬は「飼い主に似る」なんてよく言いますが、私は少し違うのでは?と考えています。
飼い主が自然と自分に似た犬を選んでいるのです。直感で「この子だ♡」と思ったはずです。もともと相性が良いのです。