️犬が飼い主を困らせる行動
突然ですが、犬を飼っている皆さん、今までにこんな経験はありませんか?
- 犬が言うことを聞かない
- 飼い主の邪魔をする
- 物を破壊する
- ごはんを食べない
- トイレを失敗する
恐らくかなり多くの方に共感いただけるのではないでしょうか。
飼い犬の困った行動には、どんな原因があるのか気になりますよね…。悩むポイントは皆さん共通しているようです。
本記事では、対処法と合わせてその理由を考えていきましょう。
️飼い主を困らせる理由は?
1.寂しくて構って欲しい
いつでも犬の心は「飼い主の一番でありたい」と思っています。それだけ飼い主に対する愛情が深いことが分かります。
敢えて飼い主を困らせるような行動をとる真意は「自分に注目してもらいたい」からです。
もしかすると、犬と過ごす時間が足りていないのかもしれません。
寂しさを感じている可能性が高いので、一緒にいる時間を見直してみてください。
2.もっと遊びたい
犬にとっての遊びとは、「学び」と「運動」を兼ね備えたコミュニケーションです。
遊びたい欲求を満たせず不満の状態が続くと、怒りっぽくなり、次第に反抗的な態度をとるようになります。
犬との遊びには、メリハリが重要です!
おもちゃの種類を変えて遊んであげると、満足度が持続しやすく、楽しい気分が高まります。
️犬の行動に困ったときの対処法
叱らず冷静に対応する
犬は、人間の反応を確かめながら、自らの体験を通じて学習していきます。
犬の行動を直そうとして大きな声を出すと、「飼い主が喜んでいる」と勘違いしてしまいます。
間違った行動が習慣になるとリセットするのが大変なので、毅然とした態度で接するようにしてください。
運動時間を増やす
犬は体を動かすのが好きな動物です。運動不足はストレスを抱える原因となり、問題行動に繋がりやすくなっています。
日光を浴びると、抗ストレスホルモンの1種である「セロトニン」が分泌されます。
外に出て体を動かし、犬のあり余ったエネルギーを発散させてあげましょう。
️そもそも「犬の問題行動」って何?
一般的に問題行動と呼ばれるのは、「飼い主が容認できない行動」のことを指しています。
許容範囲の線引きは人によって違うため、明確な定義付けはされていないのが実態です。
- 噛み癖
- 吠える
- 食糞
- 飛びつき など
いずれも犬に悪気はないので「問題行動」と決めつけて抑制するのは、あまり良くありません。犬特有の欲求を満たすことが改善への近道です。
犬に寄り添った対応を忘れないようにしましょう。
️まとめ
今回は「犬が飼い主を困らせる行動」についてお伝えしてきましたが、同様に「人間が犬を困らせる行動」があります。
私たち人間側も、犬に対して配慮すべき点があることをくれぐれも認識しておきましょう。
オキシトシンの血中濃度が高い犬は、穏やかで友好的な性格に育つようです。
「犬を撫でる」「見つめ合う」と、オキシトシンが上昇していきます。
人間に幸福感をもたらしてくれる犬の存在は、飼い主にかけがえのない時間を与えてくれます。
毎日笑顔でいられるように、犬とのふれあいを大切にして過ごしてくださいね!